ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




元米屋の店舗。神奈川県三浦市三崎2-6。1994(平成6)年5月2日

三崎銀座商店街の海側の裏通りにある元米屋だったという家。10枚のガラス戸が並ぶ間口の広い大きい店だ。外観は石の蔵造りの家のように見える。道路側に店の土間の部分と思われるところと屋根の庇が出ているので、構造は出桁造りなのかもしれない。店先に米俵を積んでいてもいいくらいの感じで、一般の小売はもちろん、漁船などにも納入していたのだろう。店の裏は平屋の住居らしい棟がくっついていて、さらに2棟の蔵が建っている。かなり大量の米がストックできたようだ。

ストリートビューで商店街のメインストリートを見ると、以前「三崎銀座/サンロード」の標示板のあった街路灯が取り換えられている。新しい外灯には通りの名称の標示はない。三崎銀座の名称は使わないことになったのだろうか?


2007(平成19)年11月17日

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