るりこんの気が付いたらの日記

あるアマチュア声楽家の忘備録とつぶやき

先約は守ります

2017-08-25 09:25:00 | 声楽(レッスン)
私が仕事でもプライベートでも大切にしていることは「先約優先」。
だから、オペラから足を洗いたいと思っても、今の時点で入っている予定は、辞めない。

9月:門下3人+プロのテノール歌手とのコンサート
11月:地域の音楽祭3か所:室内楽伴奏で、全演奏時間150分(全てが歌ってわけではないけど)
来年4月:オペレッタ。メゾの役
来年6月:「ドン・ジョヴァンニ」ドンナ・アンナ?
来年7月:室内楽伴奏で同業者コンサート

そのうち、11月と来年7月はオペラではない。
同業者コンサートについては、小規模編成の室内楽伴奏になるので、古楽のレパートリーが非常に多い。このコンサートでオペラアリアをやるとしたらバロックが中心になってしまう。それに、意外なことに私はよく「古楽が向いているのでは?」と言われる。
理由として心あたりがあるのは、私にはヴィヴラートがない声、つまり響きがなく喉が締まった声だからである。オペラを歌うにはまずこれが解決できないと、と思うが、それは15年も具体策が理解できないまま続けてきて、自分にとってはまず改善の余地なし、という結論に達した。理由も明確であるが、今後どうなるというわけでもない。
初心者の頃に、価格よりもレッスンにこだわるべきことがあったのではないか、という反省もしているが、音楽のレッスンはマンツーマンなので他の稽古事よりも高額になりがちで、しかも一人暮らしということもあって、当時の私にはそこまで考えが及ばなかったのである。

オペラ・アリアをやらなくなっても、他にも声楽のジャンルはあるからね。

オペラを続けるべきだと言う意見もあった。ここまで私のことを考えてくれているのかとじ~んとは来たが、脇役で随所レギュラー出演している独学アマチュアの方から「オペラ楽しいよ!」と言われても、今一つ説得力がない・・・