るりこんの気が付いたらの日記

あるアマチュア声楽家の忘備録とつぶやき

「魔笛」侍女3 稽古スタート

2014-08-13 23:59:00 | オペラ(出演)
「魔笛」侍女3の稽古が始まった。
アマチュアといえども純粋なレイトスターターとは、ちょっと違う事情もあり(実はそれが厄介なのである)、自分自身の素質のなさに気づいて行き詰まって抜け道が見いだせないけど、目の前のことに取り組んでいる。

「なんで、アナタが侍女1じゃないの?」とL先生に言われたが、ソプラノというのは、軽くて若い声であるべし、というのがここでのスタンダードらしい。
侍女3はアマで裏方を一生懸命にやっているメゾの方がなるのだろうな、と思っていたが、童子3になった。

準備期間が短い、パミーナと侍女2は視覚障害者でその関係の集客も狙う、ということもあって、演奏会形式になるかもしれない、とのこと。
侍女2は、よく合唱を歌っている現在は関係ない仕事をしている音高出身者で決定、侍女1は未定だが音楽系短大出身者にオファーする、ということだった。

他にも、タミーナやモノスタトスはキャスティング未定、ザラストロの箇所はカット、ということに。
特に男性の役が厳しい。

決まっていない役について「○○さんは?」と言えば、容姿で「やめた方が」というアリサマ。
同じ舞台に上がる歌い手として、歌よりも容姿でケチつける姿勢って、一体どうよ?

ん~、いつものことながら、準備期間が短すぎ。
公演回数が多いほど儲かるってわけじゃないのに、有料公演でも恥ずかしくないレベルを求めるのなら、それなりに期間をとってほしいと思う。

それでも、役を貰えるだけでも、すんごい嬉しい。
まして、「魔笛」は中学時代に自分がオペラを好きになったきっかけとなった作品。
初心に帰ったような気持ちがする。

F先生にも、侍女3の役をもらえたことを報告した。
「リタ」の宿題を出されていたから、合わないだろうと思って、「魔笛」の本番まで休んだ方が良いのか?と思ったが、「『リタ』の他に『魔笛』のパミーナの役も持ってきて」という返事だった。