るりこんの気が付いたらの日記

あるアマチュア声楽家の忘備録とつぶやき

日本語フィガロ

2013-03-16 17:55:00 | 声楽(レッスン)
2年くらい前に、加わった団体で、日本語版の「フィガロの結婚」をやるというので、合唱として参加することに。
ちょうど、今、取り組んでいるもう一方のライフワークの勉強会が3月で終了し、6月までブランクが出るので、ちょうど良い感じ。

昨日、稽古に行ったらお互い「見たことある顔」とかって。
以前の公演で児童合唱をやっていた小学生が中学生になってかなり上手くなっていたので、子供って「覚えが早いものなんだな」と痛感したのだった。
他人の息遣いを感じながら体を動かしながらの発声練習なんて、今までやったことがなかったから新鮮だった。


仲間の退職

2013-03-11 21:55:00 | つぶやき
同じホールディング内で、もう一方のライフワークに関連するサークルを月1回行なっている。
メンバーに同じ会社の人はいないので、「いつかこれで私も会社を辞めてこの方面で独立したい」ということは大分前から話していたが、その時期については、悩む所だった。
そのサークルのリーダーは、自分はその知識を活かせるやりがいのある仕事を自分の会社の中でやっている、という話をしていたのだが、いきなり「春で辞める」という話した。

すると、そこのメンバー全員が、
  「いつか私も」
  「いつか私も」
    ・
    ・
    ・

そう、立ち上げ時は「ホールディングに対していかに自分の知識を活用して貢献させるか」というテーマの集まりであったのに、いつの間にか「自分の知識を活かして独立したい人たちのホールディング内の集まり」に変わっていったのだった。

彼女曰く「まだ顧客を見つけたわけではないが、何とかやっていけると確信している」と・・・

それからしばらく経ち、彼女のfacebookを見たら、声楽のレッスンを再開したとのこと。
彼女が声楽を十数年も習っていたのは知っていたが、忙しくて辞めたという話を聞いていたので、おそらく時間的な余裕を見込んで再開させたのだろう。
独立して収入が不安定になったら、歌い続けられなくなるということを懸念している私の考えと正反対・・・
彼女はスザンナで私は伯爵夫人、彼女はフィディリオリージで私はドラベラという組み合わせで二重唱やりましょうねぇ、という話が出た。

だけど、本当に先を越された感じ。「あすやろうはばかやろう」って、私に相応しい言葉だとつくづく思う。

O quante volte

2013-03-09 19:31:00 | 声楽(レッスン)
昨日は久しぶりに2時間のスタジオ練習をやった。
特にケルビーノのアリア2曲に時間を取った。ついでにバルバリーナの小さなアリアも練習。シンプルな曲だけど、どこか意味深な感じ。私の声で小娘キャラは似合うかなぁ、なんて思ったりもしながら練習した。自宅と違って、音漏れを気にすることなくのびのびと歌えるのだけど、力任せにならないかな、とも思ったり・・・

今日は、F先生のレッスンだった。
コンコーネ25の6番はなかなか終わらず。コンコーネ25になってからかなり進みが遅くなったような気がするけど、コンコーネ50の時ほど早く進みたい、という気持ちも起きない。なかなか進まないからって、焦る気持ちも起きず・・・
コンコーネ50の頃は、練習曲としてだけではなく、綺麗なメロディーのものもあると思ったものだけど、25は、テクニカルにこなすことを重視されているような気がしてきた。

ベッリーニの「ああ幾度か(O quante volte)」は、意外と歌いやすい。エヴァ・メイがS音大の公開レッスンで「桜のように儚いものに美を感じる日本人の感性に、ベッリーニは向いていると思う」と言っていたのは納得。カンデンツァの部分は、もう少し練習した方が良いとは思うけど、発声は結構落ち着ける感じ。最後にハイCがあるのが懸念点だったが、クリアできた。
いつも、自分に向いていて歌いやすい曲って、何だろう?という悩みがあったけど、もっと早くこの曲やっておけば良かったと思った。


ケルビーノの復習

2013-03-08 01:01:00 | 声楽(レッスン)
ちょっとワケがあって、ケルビーノのアリア2曲を復習中。
2曲ともレッスンを受けていたのは確か8年くらい前で、オペラ・アリアがようやく解禁になった頃だったな。
改めて、こんなに難しかったけ?と思ってしまう。
当時とは発声も変わってきていると思うんだけど、それが本当に良い方向なのかどうか不安にもなる。
特に、「何が何だかわからない(No so piu cosa son)」は、言葉さばきに発声が持って行かれてしまっている感じ。もう一度発声の状態を確認しながらゆっくりとしたテンポで見直し。

L先生にチェックをお願いしようと思っていたのに、ご自身のオペラの稽古で時間が合わず・・・

久々のベッリーニ

2013-03-03 20:17:00 | 声楽(レッスン)
今日はF先生のレッスンだった。
コンコーネ25の6番は、音の上昇する跳躍でずり上がらないように、上から音を取るように言われた。
前の先生はよくこういう所では、下から上へ音のつながりがわかるように歌うべき、と言っていて、その歌い方に苦労していたので、逆にやらなくても良くて、楽な気持ちになった。

「もう上がり」と言っていた「道化師」の「鳥の歌」は「やっぱり本番に出せるように暗譜するまでやりましょう」ということに。そして、先週持ってくるようにと言われていた、ベッリーニの「カプレーティとモンテッキ」の「ああ、幾度か(O quante volte)」を音取り程度に通した。装飾音はちょっと特殊な扱い方をする、ということを初めて知った。

私に向いていると思うと、おっしゃってくれたのは嬉しい。
でも、この曲って、それほどコロラトゥーラが多いわけではないが、体と声の細い人が歌う、ってイメージが強くて、私からは程遠い感じがするのだが・・・