るりこんの気が付いたらの日記

あるアマチュア声楽家の忘備録とつぶやき

ぶってよマゼット

2006-02-11 21:36:32 | 声楽(レッスン)
40代で音大に入った漫画家の池田理代子さんの著書名。図書館で借りたのを読み終えた。
おそらく、それまでの漫画家の仕事をやめたとしても、印税などで暮らすことは不可能ではないのだろうし、知名度に助けられている点は多いにあるだろう。それでも、チャレンジしたという点は認められると思う。
ドミンゴと会談した時、彼女が「私は歌っていることに幸せを感じます」と言ったら、「聞く人を幸福にすることがあなたの課題です」と言い返されたというエピソードが載ってあった。
そうなんだよなぁ。アマチュアは自分や他人が上手いか下手かにとらわれすぎ。お金を貰っている芸術家は人の気持ちを動かせなくては。そうじゃないプロも沢山いるけどね。
趣味で10年声楽をやっていてから大学に入ったということだが、大学での最初の授業で、いずれは舞台に立てる可能性がある人として「前髪を上げて、化粧をして、スカートにハイヒールで来ること」と言われたのだそうだ。
しかし、彼女は「何歳になっても夢をあきらめない」と言うスタンスで、そこそこの成績であるにも関わらず、年齢を理由にコンクールやオーデションを諦めている。そのくらいの分を得る必要はあるということなのかな。


昨日のレッスン

2006-02-11 21:13:05 | 声楽(レッスン)
今日はドニゼッティ→ラウレッタ→古典歌曲の順だった。
高音程の多いラウレッタのあと、「あなたが私を愛してくれて」の中声用のギャップには慣れない。
最近はソルフェージュの大切さを痛感している。単なる道楽だと割り切るんなら、楽しければいいじゃんで、その時言われたとおりになおせればいいんだけど。