上砂理佳のうぐいす日記

10月5日~16日まで大阪狭山市の「ギャラリー美游館」さんで銅版画オンリーの個展があります。お近くの方はぜひ★

スケートアメリカ★

2019-10-25 | 19-20コンペとショー
「太陽の塔」を背中側から。
やっと内部見学にも行ってきました。
地元民なのに「いつでも行ける」と思ったらなかなか行かないものですね。
なかなか素晴らしかったのでまた後に書きます。

(話変わって)
グランプリシリーズ始まりまして、スケートアメリカはネットとBSで見てました。
地上波だとボーヤンとかカットするじゃない!いい加減にして!

男子が豪華なメンツ…ネイサン筆頭にジェイソン、ボーヤン、アリエフ、キーガン、ジュンファン、日本からは島田くんと友野くん二人です。可愛いコンビ(笑)。

実はまだジャパンオープンの録画をじっくり見てないので、ネイサンの演技は初見。
SPはしっとりシャンソン(だよな)で、でも元気が余りまくっとるアメリカンボーイで(笑)、ちょっとご愛嬌なんですが、良かったです。
これからシーズン進んでいくに連れて、表現も深化して欲しいしそうなるでしょう。
色んなジャンルが滑れるのがネイサンの強みで、私が好きなところ。

「哀愁度」だけなら島田高志郎くんの方が深いような。ランビ先生仕込みですから。
そう、ランビエール工房に弟子入りするとみんな、「ランビ糠漬け」状態になると思いませんか。
独特のニオイは避けられない(褒めてるんですよ笑)。
島田くんは、手足長くてクワドも二種類まで跳べてるし、あとは体幹が強靭になって筋肉ついたら飛躍しそう。
インタビューの誠実さ、聡明さも大好き。私のイチオシ島田くん。

友野くんはフリーの「ロクサーヌ」でデコを出しました。
ロクサーヌで「大人の階段上がりました」宣言なさる方は、必ずといっていいほどデコを出して髪をビタッとなでつけます。D先輩のロクサーヌ、思い出しますね。
だんだんPCSが高値安定化しつつあるので、トップグループまであと少し!
それにはどうしてもクワド3本必要かな~。惜しいところ。立ち位置でいえばケビン・エイモズなんだよね。
友野くんも推しなので、なんとか大成功して頂きたいです。

ボーヤンも、色々表現や滑りで模索・進化中なのがわかって、これを乗り越えたら一気にトップに来そう。
ジャンプでやや苦戦なのは身体が大きくなったからかなあ?
フリーの振付が「どこかで見た」と思ったらリショーさん。確かにリショー風味が!

ジュンファンのフリーの曲が素敵だな、と思ったら、去年の紀平さんのフリー曲「Beautiful storm」を作曲した女性の方でした。
「The Fire within」。内なる炎?という意味?
華麗だけど強い意志が感じられる彼にピッタリです。

シーズン直前に車の追突事故に合ったというジェイソンは、なんとか調整間に合ったようで、落ち着いたFS「シンドラーのリスト」でした。
今季はお休みの選手も多くて、昨日、スケカナで本田真凜ちゃんと刑事君の乗ったタクシーも事故に合ったというし、なんだかいろいろありますねえ。みんな元気でね。

私の中では、ジョシュア・ファリスの「シンドラーのリスト」がベストオブベストで、ジェイソンといえどそこは。。。
うんやっぱファリスの方が好き。繊細でガラス細工のように美しくて。
なんちゅうか「静」の世界なんですね。
ジェイソン版はちょっと元気良すぎ?な感じがしてしまいます。
スポーツですからそれでいいし、むしろ以前より強靭になったら歓迎すべきことなんですが。
二季前(三季前?)の「ピアノ・レッスン」で、「究極の美」の世界に到達してしまって、そして髪を切ってコーチを変え、年齢なりの風貌になった彼は、今の私には「大天使が地上に降りてきて普通の人になっている」状態に見える。
いやでも。
4回転も決めガッツポーズする「アスリートなジェイソン」も見たいかな。どうかな。

女子はなんといってもシェルバコワですね~。
シニアデビュー戦スケアメで15歳で優勝した先輩、トウクタミシェワはもう9シーズンGPシリーズに出ているなんて!
シェルバコワは果たして先輩の年齢まで現役やってられるかしら。
そんな先の事は考えず、今出来ることで閃光を放つロシア娘たちは、ある意味潔いのかもしれませんねー。
軽々と跳ぶ4回転ルッツを見ながら、今後日本女子も4回転を跳ぶ13、4歳の子たちが続々出てくるのかな、とボンヤリ妄想するのでした★
コメント
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