上砂理佳のうぐいす日記

7月18日(木)~23日(火)まで、茶屋町の「ギャラリー四匹の猫」で「夏への扉」展に参加します★

チョコレート・コスモス★

2015-10-23 | うぐいすとお仕事

 「チョコレート・コスモス」 水彩画

チョコレートコスモスって、初めて見たのが20代半ば。
お花の先生でアーティストでもある女性Sさんに、初めての個展の飾り付けをお願いして、要所要所に花を置いてもらいました。
さすがに腕の立つ人だったので、絵を殺すことなく引き立てるように、また私の絵の雰囲気に合わせて、とっても素敵なコーディネートにしてくれました。
彼女は昼間は花の仕事をしてて、夜に絵(デザイン)の学校に来てました。
私も当時は昼間別の仕事をしてて、夜のクラスで彼女と知り合うことに。
お花屋さんで長年修業を積んで独立して、そしてなおデッサンの勉強に来ていた彼女は、パワフルで聡明な人でした。

個展の際に「これは“チョコレートコスモス”っていうのよ。まだ早かったけど手に入れたの」と、入口に可憐に置いてくれて、とても嬉しかった!
「おいしそうでしょう!」「チョコの匂いがするよ(二人でクンクン嗅ぐ)」
見たことのないこげ茶色(?)の小さな花で、驚きました。
なんでまたこんな色になるんでしょうね。

今思えば、あの忙しい人によくそんな無謀な依頼をしたもんだと、冷や汗が
でも私は彼女の大胆なアレンジや、「平凡でない」花のチョイスが好きでした。お花の展覧会にもしょっ中行って感動してました。花のアレンジというより、花で作る芸術という感じで、伝わってくるエネルギーがありました。

かなり年上だったので、私からお願いするばかりで何も彼女に返すことが出来ず、なんだか今となっては申し訳ない思い。当時はそんな事に気付かなかったなあ。。。
いつの間にか疎遠になり連絡先も無くしてしまい、チョコレート・コスモスを見るたびに初個展とSさんの思い出が甦ります。


さて。
「HIGH&LOW」ド深夜にもかかわらず見てしまいました(笑)。
音楽もかっこいいけど、映像が予想よりもずっと綺麗でスタイリッシュ!
直前にジム・ジャームッシュの「ストレンジャー・ザン・パラダイス」を見ていた影響かもしれんけど(笑)。
いやほんと美術は気合入ってました。ダークなセピア基調で、スラムの表現も芸術的。もっとチープかなあ…と思ってたから嬉しいですね。
初回はまあ「お披露目」程度で「演技」はほとんど無い。ミュージック・ビデオみたいですが、もうそれでええやん(笑)。誰も「ドラマ」は期待してないと思うし(笑)。
それに、喧嘩のシーンばっかだけどそんなに恐ろしい人はいない。みんな真面目やなあ、という印象が(笑)。
さて窪田君は突然登場しましたが、いやはや予想を裏切られました
小汚いヤンキー系ではなく、いわゆる「グランジ」でした(笑)。
やー
美しいのよ~。いや~
10秒ぐらいしか出てないのに、破壊力ハンパない。。。
始まる前はテンション激下がりだったのに、初回映像のインパクトでこうも印象が変わるか(笑)。
来週、何秒出るんだろう。ノックアウトされましたねえー
コメント (2)
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