上砂理佳のうぐいす日記

7月18日(木)~23日(火)まで、茶屋町の「ギャラリー四匹の猫」で「夏への扉」展に参加します★

すばらしき3選手★

2015-10-06 | 15-16 コンペとショー
ジャパンオープン感想…続き

【アボットさん】
実はアボットさんは動画で見たのですが、なぜか音楽がほとんど聞けなくて「無音」状態に。
でも…おかげで彼がいかに素晴らしいダンサーであるかがわかりました。
音楽が無くても!
動きだけで!
どんな音楽で滑っているか…わかる!
今季はアボットさん情報を全然入れてない私ですが、アダージオですね。昨季と同じ?
なぜか、音楽も無いのに、ポロポロ泣けてしまいました。
ジャンプミスとか、どーでもいいことでした(良くないけど)。
それだけ素晴らしいのです 人を感動させるものがあるんです。
もう、プロとしてスケートを究めたらいいんじゃないかなあ。
現役にこだわるのは、テンションを落とさない為かなあ。
色々と思いますが、今後彼が何位になっても、静かに応援していきたい。

【昌麿くん】
17歳でシニアデビューは、ゆづよりは遅いよね。とにかく瞳がつぶらで美しい(笑)
しかし、昨季やっと3Aとクワドをマスターしたばかりなのに、もう後半にクワド2本目を入れるってー
初戦のUSクラシックを見た時はまだまだでしたが、このお年頃の男子選手って、もう、1日1日の成長度が凄いのね。目を見張るばかりです。
ジャンプを降りる時の手のクセも、かなりなくなってきたみたい。そして後半もバテません(そう、USクラシックの時は最後、半分死にかけてた!)。
前述のアボットさんと比べたら、一回り年齢が違うのだから当たり前なんですが、まだ「無音で滑っても音楽が聞こえてくる」境地にはいってません。
今後は、音楽が変わったら動きも雰囲気もガラッと変わるようになったらいいな。ちょっとまだ単調な気がします。
しかししかし、P・チャンの直後に滑ったのに、スケーティングで全く見劣りがしない!
そのことが衝撃でした。点数よりも。
正直言って…PCSは出過ぎな感じがします。日本だから大盤振る舞いなのはわかるけど、今、こんな点数上げちゃったら五輪の時はどーするの?ってちょっと心配する!
あくまでピークは五輪イヤーで。。。このままいくと、五輪時に最もノッてる選手は草太君かもしれないわ。だってもうクワド降りてるそうだから、草太君が来季シニアデビューして、ちょうど今の昌麿君状態になって、勢いついて五輪金メダル!ってことあるかも。
だから、昌麿君はまだ今はブレイクしなくていいんです。。。(独り言)

【真央ちゃん】
真央ちゃんは、1年お休みしたけど、以前と全然変わっていない!
それが率直な感想でした。「変わってない」のは技術的なことですが。
年末のクリスマス・オン・アイスで大ちゃんとコラボしてた頃は、ちょっと体が重たげ?ほんの少しね。ふっくらしてました。
でももう絞って、トリプルアクセル跳んでるんだもんね~。
いやここまですぐに戻るもんなんですね。凄いです。
蝶々夫人は美しかったし、後半もスタミナが切れずステップに情感がこもって、盛り上げて終わるのも良かった。
変わったのは、精神的なものかな。何か「余裕が出来た」感じがしました。
真央ちゃんは強い人だけど、意外と本番のメンタルが弱いところもあって、ソチ五輪のSPは典型的なパターンでした。
でも、明らかに「心が変わった」。
滑ることと、試合の緊張感を楽しんでいるように見えました。
やっぱり休んで、充電するとこんなになれるんですね!
「パワーチャージ」そのもの。
もしかしたら、今季女王に返り咲くのかしら
リーザが3Aで対抗してきて、今後の展開が楽しみです。

この3選手、特に印象に残ったので別記にしました。
奇しくも、【現役延長戦の人】【日の出の勢いの若い人】【一度退いたけど復活した人】という、シチュエーションの異なる3選手が並びました。
フィギュアスケートは、それぞれの選手のストーリーを噛みしめながら楽しむのが一番の醍醐味なので、この御三方も今後どうなるのか目が離せない~★
コメント
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