スピードスケート男子5000mだったか解説の人が、「実績のある第一人者を若手が順位で上回っていくのは、その国の世代交代が上手く進んでいるということ」と語っていて、なるほどとうなずいてしまいました。
オランダがスピスケでメダル独占ですが、若手選手の育成に成功しているという証なのでしょう。
清水宏保氏が「加藤・長島は長年本当に良く頑張った。彼らを脅かすような若い選手や、才能のありそうな子はジュニアまで見渡してもいない。日本のスピードスケートは若手を育てていないので、男子は2人が引退したら衰退する一方だろう」と朝日のコラムで語っていて、 なんとも寂しい話ですが、今からでも巻き返しを図って欲しいものです。
日本男子フィギュアは上手くバトンリレーが出来て、本田君も大ちゃんも羽生君の五輪優勝を喜んでいることでしょう。
二人ともトップ選手として「俺が取りたかった」という気持ちは当然あるでしょうが、自分が切り開いてきた道を同国の後輩が引き継いでくれたら、積年の苦労も報われる。そんな気持ちもきっとあると思います。
本田君が先鞭をつけて、大ちゃんが受け継いで織田君、小塚君と続き、町田君、無良君、村上大介君と続き、羽生君が急激に伸びてきた。次には刑事君、昌麿君。上手くバトンは渡っていきそう。
フィギュア男子のテレビ放映や雑誌類が皆無だった時代から、今はDVDやCD、応援グッズまで販売され、会場はどんな大箱でも満杯になる。そんな時代が来るなんて、ヒトカケラも想像出来ませんでした(;^_^A
でも、素晴らしい時代を堪能出来て本当に楽しかった!
今の採点法にストレスを感じるので、もう私は熱心にフィギュアを見なくなるかもしれませんが、日本男子がここまで花盛りになる状況に出会えて、フィギュアファンとして本当に嬉しかったです。
なお、スケート連盟が、羽生君を金メダル候補筆頭として盛り立てていたことで、先駆者の大ちゃんが犠牲になった…と多くのファン仲間と同じく私も快くは思っていませんが、いつの時代でもどの競技でもどこの国でも、仕方ないことだとも思う。五輪王者ウルマノフですら、怪我で低迷が続いたら、後輩のクーリックやヤグ、プルに連盟もコーチも期待をシフトしていってたし(ミーシンもひどいよ)。
それに大ちゃんもある意味、言い方は悪いけど先輩の本田君やヤマト君を踏みつけて上に上がったのだから。
「俺を踏み越えて上に行け」「自分なんか目標にせず、世界のトップを見据えて欲しい」と、大ちゃんも以前言ってましたしね。
本田君の現役の最後が非常に悲しく、「連盟はひどい」と当時の私は思ってました。
あんな扱いだけは受けて欲しくなかったので、大ちゃんはまだ幸せだと思う。もちろんそれも、自分が築いてきた実績によるものだけど。
羽生君は4回転含めジャンプを自分の武器として磨きまくってきて、体が柔らかい部分でもジャッジアピールが上手い。
ここ一年位は試合巧者になって、「頭は冷静に。でも心は熱く」を体現出来ていると思う。それがパトリックを脅かす原動力になったのではないかな。
プログラム全体の大きな流れ・魅力とスケートレベルの高さで判定するというより、各エレメンツの加点積み重ねで稼ぐ…のが今のフィギュアの採点傾向。戦略をたててそれを実行出来る、というのは、アスリートとして真に強いのだと思う。
今後、デニス・テンやハンヤン、ブラウン、ファリス辺りがライバルになってきそうですが、私は日本の同世代の刑事君・龍樹君に、羽生君と競うレベルまで上がって欲しい。
そして、お兄さん格の小塚君、無良君、村上君にも、世界の頂上を目指して頑張って頂きたい★
オランダがスピスケでメダル独占ですが、若手選手の育成に成功しているという証なのでしょう。
清水宏保氏が「加藤・長島は長年本当に良く頑張った。彼らを脅かすような若い選手や、才能のありそうな子はジュニアまで見渡してもいない。日本のスピードスケートは若手を育てていないので、男子は2人が引退したら衰退する一方だろう」と朝日のコラムで語っていて、 なんとも寂しい話ですが、今からでも巻き返しを図って欲しいものです。
日本男子フィギュアは上手くバトンリレーが出来て、本田君も大ちゃんも羽生君の五輪優勝を喜んでいることでしょう。
二人ともトップ選手として「俺が取りたかった」という気持ちは当然あるでしょうが、自分が切り開いてきた道を同国の後輩が引き継いでくれたら、積年の苦労も報われる。そんな気持ちもきっとあると思います。
本田君が先鞭をつけて、大ちゃんが受け継いで織田君、小塚君と続き、町田君、無良君、村上大介君と続き、羽生君が急激に伸びてきた。次には刑事君、昌麿君。上手くバトンは渡っていきそう。
フィギュア男子のテレビ放映や雑誌類が皆無だった時代から、今はDVDやCD、応援グッズまで販売され、会場はどんな大箱でも満杯になる。そんな時代が来るなんて、ヒトカケラも想像出来ませんでした(;^_^A
でも、素晴らしい時代を堪能出来て本当に楽しかった!
今の採点法にストレスを感じるので、もう私は熱心にフィギュアを見なくなるかもしれませんが、日本男子がここまで花盛りになる状況に出会えて、フィギュアファンとして本当に嬉しかったです。
なお、スケート連盟が、羽生君を金メダル候補筆頭として盛り立てていたことで、先駆者の大ちゃんが犠牲になった…と多くのファン仲間と同じく私も快くは思っていませんが、いつの時代でもどの競技でもどこの国でも、仕方ないことだとも思う。五輪王者ウルマノフですら、怪我で低迷が続いたら、後輩のクーリックやヤグ、プルに連盟もコーチも期待をシフトしていってたし(ミーシンもひどいよ)。
それに大ちゃんもある意味、言い方は悪いけど先輩の本田君やヤマト君を踏みつけて上に上がったのだから。
「俺を踏み越えて上に行け」「自分なんか目標にせず、世界のトップを見据えて欲しい」と、大ちゃんも以前言ってましたしね。
本田君の現役の最後が非常に悲しく、「連盟はひどい」と当時の私は思ってました。
あんな扱いだけは受けて欲しくなかったので、大ちゃんはまだ幸せだと思う。もちろんそれも、自分が築いてきた実績によるものだけど。
羽生君は4回転含めジャンプを自分の武器として磨きまくってきて、体が柔らかい部分でもジャッジアピールが上手い。
ここ一年位は試合巧者になって、「頭は冷静に。でも心は熱く」を体現出来ていると思う。それがパトリックを脅かす原動力になったのではないかな。
プログラム全体の大きな流れ・魅力とスケートレベルの高さで判定するというより、各エレメンツの加点積み重ねで稼ぐ…のが今のフィギュアの採点傾向。戦略をたててそれを実行出来る、というのは、アスリートとして真に強いのだと思う。
今後、デニス・テンやハンヤン、ブラウン、ファリス辺りがライバルになってきそうですが、私は日本の同世代の刑事君・龍樹君に、羽生君と競うレベルまで上がって欲しい。
そして、お兄さん格の小塚君、無良君、村上君にも、世界の頂上を目指して頑張って頂きたい★