goo blog サービス終了のお知らせ 

上砂理佳のうぐいす日記

阪神百貨店の女流版画家5人展無事終了。多くの方にご高覧いただきました。ありがとうございました★

双龍★

2010-11-25 | うぐいすとお仕事

八坂の塔。画面右下が京八坂さん。


名物の人力車。私はまだ乗ったことがありません。
「舞子はん」は、「ほんま」と「なんちゃって」の二通りいてはるので、見分けるのもお楽しみ。
近くに「着物に変身!」ショップは沢山あるので、あなたも舞子はんに変身してみましょう。


京八坂2階の窓より八坂の塔をのぞむ。


高台寺の庭で。高台寺は平日早い時間ならスムースに入れるかも。



京八坂(つまり八坂の塔のたもと)の下の小道をずず~っと西に歩いていくと、建仁寺に行けます。徒歩10分ぐらい?
建仁寺は法堂の天井画「双龍図」で有名ですね。一度見たかったので、感動しました。
平成14年に創建800年を記念して制作された…と解説にあります。なので、まだ色も鮮やか。生き生きとしていて迫力に満ちている。
作者の「小泉淳作画伯」が、廃校になった小学校の体育館をアトリエにして、墨で巨大な龍を描いていたドキュメントを前にTVで見ましたが、ここ完成に至るまでの長い工程もすごい。何度も下絵を描き直して最高の構図を求める、本番前の苦労。体育館級のスケールの絵を、ずっとテンションを落とさずに描き続けるという体力と精神力。
やはり、描かれた背景を知る方が、完成品だけを見るよりもずっと興味深く面白かったりします。
あんまり「国宝級だから」とか「有名だから」とか、そういう縛りに(?)まどわされないで、作者の「心意気」みたいなものを感じ取る方に神経を集中させると、より面白く感じられます。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする