上砂理佳のうぐいす日記

7月18日(木)~23日(火)まで、茶屋町の「ギャラリー四匹の猫」で「夏への扉」展に参加します★

澤野君、無念…

2007-08-31 | モロモロのスポーツ
PIWの話を書いていましたが、ここで「らいよんちゃんねる」の世界陸上に脱線。
長居です~おもいっきし地元大阪なのに一日も見てない…私の出張週間とまるかぶりなので、マコトに残念です。ちなみに6月頃から「世界陸上のボランティアをやろう!」ってお触れが、市内に出回ってて、私の知り合いは女子マラソンの際、沿道で見張り番?みたいなことをするらしい。あれはボランティアだったのか。

それはそうと、棒高飛びの澤野選手!
残念。無念。けっこうファンなんす(いや、かなり…)。
な~んか顔の表情がおかしいな、と思っていたら、まさか。跳ぶこともなく敗退するなんて。痙攣みたいだけど、前の世界陸上でも、確か痙攣で無念のリタイヤでした。でも、決勝まで残ったから8位入賞の記録は残せたんだよね。
あの時の悔しさを晴らすのだ…!と、この地元開催に臨んだのに、「記録無し」で去っていくなんて。可哀相過ぎる…わーん(泣・泣・泣)。
今回、日本選手ははっきり言って、惨敗状態ですよね。室伏選手は「さすが~」と思うものを魅せてくれたけど、悪くても銅メダルはいけると思ってたので、これまた少し残念。でも、ハンマー投げ面白いなあ。久々に「元気ハツラツゥ!?」CMも見られたし。
男子マラソンはこれまた惜しい所でメダルを逃す。でも「健闘した!」に、入るんだろうなあ。団体での金メダルって、正式なメダルに換算されるんやろか?
そして私がもう一人期待していた、ハードルの為末選手。
彼は毎日新聞でコラムを連載してるんですが、昨年は一年まるまる、ハードル競技を離れて短距離?をやってたんですよね。その時の経緯や、体のどこをどのように強化して「速さ」に連動させていくか、かなりマニアックとも言える身体生理学考察記録を書いていて、なかなか面白く読んでいたんです。
特に、「体の外の部分=腕とか足」を鍛えて筋肉ムキムキにしても、体の芯=体幹がしっかりしてないと、結局、腕や足の力に振り回される形になってスピードが出ない。コントロールが効かない。という考察は説得力がありました。
インナーマッスル(体の芯の筋肉)を鍛える、って最近になって言われ始めたことですよね。ヨガとかピラティスも、それ系だものね。小柄だけれど弾丸みたいな走りは、体幹の強さのたまものなんでしょうか。
…なんだけど、余りに理論が先行し過ぎたのか、何かがカラ回りしてたような。予選敗退後のウツロな視線は悲しかった。

日本選手が痙攣や肉離れを起こしてるのは、水分補給と共に「塩分」もしっかり取らないといけないのに、それを怠ってるからでは?と、今朝の新聞で指摘されてましたが、ホンマかいな。外人さんはこの蒸し暑い大阪でも平気で、日本人だけがバテているの?
ふだんフィギュアばっか見てたら、選手が暑さでバテる…ってシーンはほぼ無いので見過ごしてたけど、フィギュア選手は果たして塩分取ってるのだろうか。
それと、頭や首を冷やさないと、熱が体にこもって危険だとも書いてありました。でも短距離の黒人女性選手とか見てたら、思いっきし頭に熱がこもりそうな髪型なのに、元気一杯だ?

精神的なものなのか、不運な怪我なのか。解らないけれど…私は「不運だっただけ」と思いたい。澤野君は決してダメな選手じゃないよ。あの華麗な跳躍を、来年の北京で魅せてくれ~!
コメント (2)
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