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上砂理佳のうぐいす日記

阪神百貨店の女流版画家5人展無事終了。多くの方にご高覧いただきました。ありがとうございました★

宵待草時代★

2020-04-19 | アート・音楽・映画・本・舞台・ドラマ
朝ドラ「エール」は第三週にきて裕一の商業学校時代から、就職した川俣銀行へ舞台が移ります。
ガタイはデカくなったけど、頼りなげな中身は裕一そのまんま(笑)な窪田くん。
二人男の子がいたら、一人は養子に…ってのは私の親の時代までは結構あったようです。あの安藤忠雄さんもそうですね。双子のお一人で(自伝より)。確かお祖母さんが育ててくれた、とかあったな。

小山家も呉服商売の失敗で、金策もからみ遂に裕一が叔父の家の養子に。
長男だけどどう考えても商人に向いてないので、これはこれで良かったのかも。
だって叔父さんの家の方が圧倒的に裕福だし、頭の切れるしっかり者の嫁をもらえば、仕事は嫁まかせにして自分は(いったんあきらめたフリをした)音楽に邁進出来るかもしれないよ。。。などと現実路線を考える私でした。

ハーモニカが大正時代に大流行したのも知らなかったし、男二人でカフェ―でケーキと紅茶って。福島もずいぶん都会だったんだなあと驚きます。
ぶっぶっぶっぶっぶっぶっと、はいバスハーモニカは地味ね。リードハーモニカは華やかね。
男ばっかでハーモニカ楽団(倶楽部)があって定期演奏会もあり、着飾って観に来る街の人いっぱい、って。
華やかな時代文化の描写と、家が傾いて音楽の道をいったんあきらめる裕一の寂寥感。このコントラスト。
指揮棒を振りながら流れる裕一作曲の曲なんですが、行進曲か?と思えば流麗だし、演歌調かと思えばクラシック調だし、途中で転調するしで、実に不思議な作品でした。
初めて自作曲が大きな舞台で喝采を浴びる喜びと、これからの道の心もとなさで、複雑に入り乱れる裕一の気持ちと曲が二重写しに。
(しかし、初めて聞く曲の複雑さと号泣する裕一の心情と両方同時に味わうって難しい。どっちかにしてくれ)

その後、一人暮らしで新環境、慣れない仕事、で病むのかと思いきや、異常にユルい職場の皆さんのおかげ?で案外と青春楽しんじゃう裕一。
音楽家とか芸術家って、1日中座ってウンウン唸っててもダメですから。
遊ばないと~!
特に若くて感性が柔らかいうちに、失恋でも駆け落ちでもなんでもしてください。その蓄積が「アイデアの引き出し」になるんすから。
なので、まんまと美女にひっかかる裕一に「よしよし」とうなずく私でした。今の生活でハーモニカ吹く気にもならんて、そら。

余談ですが、裕一が小さい頃に父・三郎に買ってもらった「セノオ楽譜」。竹久夢二の表紙絵がチラと映りました。
大正浪漫時代に一世を風靡した夢二は、画家というよりグラフィック・デザイナー、イラストレーターでした。
大ヒットした楽譜の表紙を飾るほどの超売れっ子だったことがうかがえて、もうちょっとクローズアップして欲しかったですね。夢二作詞の「宵待草」とか。
そうそう、夢二の絵って女性が色っぽいので、少年の目から見たらかなりの刺激だったのでは(笑)。そこも気になりました。
妹尾さんという人が発行してた楽譜がそんなに売れていたということは、市民クラスも気軽に楽器奏でたり歌ったりしてたということで、やはり時代の豊かさを感じます。
あー音楽家はやっぱ環境だよなあ。

豊かさ、といえば裕一の実家の部屋の出入口の柱に黒い丸いボタンがあって、顔の位置ぐらいだから毎回画面に映ってて「なんじゃらほい、これは?」でした。部屋の電気ではなさそうだし。
ネットで検索したら、「電話の切り替えスイッチ」なのですね。一階の電話を二階でも受けとれるのか?
教えて下さった方、ありがとうございます。ハイカラな家やったんやな★
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若草物語★

2020-04-12 | アート・音楽・映画・本・舞台・ドラマ
NHK朝ドラ「エール」第二週は、ヒロインである「音ちゃん」の幼少期に舞台が移りました。
二階堂ふみちゃんにソックリの子役さんが清々しく素晴らしい。
輝く太陽みたいです。
(しかし、女の子たちの着物がほぼ全て赤・赤・赤なんですが、かなりええとこの子供たちばっかだよね)

その前に、乃木大将と裕一の涙の別れもあるのですが。。。いつかまた二人は再会するのだね。
藤堂先生が乃木大将に新聞社の名刺を渡していたけど、無くしたらアカンで…って祈ってしまった。
なぜ新聞社なのか。
使い走りの丁稚奉公でもぐりこんで、やがて文才を発揮して新聞記者→作家となるのかな。

さて「音ちゃん」たち可愛い三姉妹になごみます。末娘の梅ちゃんがアラレちゃんぽくて面白い。
薬師丸ひろ子のお母さんがこれまた可愛くて、まるで四姉妹です。「若草物語」だ(笑)。
姉妹モノでは必ず二番目が破天荒。
長女はしっかり保守派。
末っ子はみんなのマスコット!
あんなに優しい素敵なお父さんがいて、夢みたいな一家だったのに、いきなり試練が来るなんて( ;∀;)
音ちゃんの歌う「おぼろづきよ」に、お父さんの笑顔が重なり、涙・涙の第二週なのでした。
…と感動していたらいきなり「留年しちゃった裕一」が出てきてえらいギャップや。
あのかわゆい裕一はどこに~って、いやいや今週から本格的に物語は始まるので、期待しています★
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「スタンド・バイ・ミー」だっ★

2020-04-07 | アート・音楽・映画・本・舞台・ドラマ
遠すぎてわからんけど、八幡の「背割桜」です。
風が強すぎて桜並木まで進むのを断念。すぐ帰る。
今年は桜まつりもなく、それでもポツリポツリと人は来てました。

窪田くんが主演をつとめる朝ドラ「エール」が遂に始まりまして、飽きっぽい私は果たして完走出来るでしょうか。
スカーレットもまんぷくも、最初と最後だけしっかり見て途中は「時々見る」になっちゃった!

唐沢パパと風間杜夫の存在感、藤堂先生の森山直太朗も良い!
子役たちも素晴らしい。
男の子メインの朝ドラって珍しいけど、「スタンド・バイ・ミー」思いだしてしまいました。
内気で繊細な主人公の裕一がゴーディ(ウィル・ウィートン)、やんちゃだけど凛々しく頼もしい乃木大将がクリス(リバー・フェニックス)。
ちょっと不思議な存在、久志がテディ?太っちょさんがバーン?
そう思ったらツィッターで同じ事つぶやいている人が続々(笑)。
乃木大将役の男の子、リバーに「面構え」がソックリ。タバコくわえたらリバーだ(笑)。
スタンド~では、クリスはゴーデイの小説家としての才能を認め、親友として「お前は作家になれ」と守ってくれます。
クリスは不良の兄とアル中の父に毎日殴られ、貧しい辛い生活を送っていますが、一本筋の通った正義感は終生変わることがなく、苦学の末に弁護士となります。
そんなクリスを、ゴーデイは尊敬し大好きで、大人になり超売れっ子作家となります。。。それがスティーブン・キング。

いや、脚本家さん絶対、スタンド・バイ・ミー意識してるでしょ!
つぶらな瞳の可愛いゴーデイと、裕一がかぶるかぶる。
裕一役の星空くんがピュアでこれまた繊細で、見惚れてしまいます。

第一回目の原始人とフラッシュモブは「大丈夫か?」だったけど(笑)、窪田くんのダンスの才がご披露出来て良かったざんす。
そしてなぜ二階堂ふみちゃんのクランクインがトイレシーンだったか解った(笑)。

オリンピックは延期になるし、ドラマ開始日に出演者の一人でもあった志村けん氏の訃報という。
なんとも波乱の幕開けでしたが、今は世間が気の塞ぐことばっかりなので、本当に「エール」が癒しタイムになりそうです★
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たくさんの「ピース」に★

2019-10-27 | アート・音楽・映画・本・舞台・ドラマ


ピースカード関西・京都展に行ってきました。
私は月曜の飾り付けを手伝って今日最終日まで来れずじまい。
たくさんの「ピースな絵」が届いていて、ピースなお客さんで埋まってました。
こちらは案内状メインビジュアル担当の、関清子さんの作品です。



筆に墨で、一部は割り箸?で描いてはるそうですよ。
達者な筆使いで気持ちいい!



オオシロアサホさんの二階展示にて。
ギャラリーリトルハウスの二階は半分が畳の部屋。



競馬新聞を読んで?くつろぐおじさん。



今日はライブもありました。
主催の5*SEASONさんは通称りんごさん、絵描きさんで歌手。
頭の上のりんごが目印ね。熱唱中。
京都の町屋らしく坪庭があるので窓をあけたら、ライブ中にもビュンビュン風が通ります。きっと夏は涼しいだろうなあ。



自分の作品撮影するの忘れましたが(笑)。
まあこんな感じで、募金も集まったようです。 
手前に見えているのがオオシロさん作の募金箱ですが、毎回おもしろい箱が設置されて、入れるのも楽しい。
来年は関西は神戸で開催されるそうです。

ピースカード2019★今後は下記で開催されます。
定休日などは各ギャラリーHPをご覧下さい。
★名古屋展
 10/24~11/4 ALPHAVILLE(アルファヴィル)
  名古屋市千種区代本通2-8
★フィリア展
 11/1~11/17 フィリア美術館
  山梨県北杜市小淵沢町上笹尾3476-76
★石巻展
 12/21~12/26 ギャラリーく・ら・ら
  宮城県石巻市中央町3丁目65-1

石巻での展覧会は、12/1(日)より作品受付となってます。
まだ間に合う!詳細は「ピースカード関西ブログ」でご確認下さい。
私も出そうかなと思います★
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存在のない子供たち★

2019-08-07 | アート・音楽・映画・本・舞台・ドラマ
カンヌ映画祭で審査員賞受賞、アカデミー賞外国語映画賞、ゴールデングローブにもノミネートされている、レバノンとフランスの合作映画。
監督のインタビュー記事があります→こちら
シネ・リーブル梅田がギッシリ埋まってました。
老若男女それだけ関心が強かったのかなと思います。

いやすごい映画でした。
途中で気分悪くなっちゃったけど、胃薬飲んで乗り切り。
中東の貧困層に生きる12才の少年、ゼインの物語です。
「存在のない子供」とは、親が出生届を出すことを怠ったために、生年月日もわからず身分証明書もない。社会的には「居ない」とされてしまった子供のこと。この辺ちょっと是枝監督の「誰も知らない」を思い出させますね。
インタビュー記事にありますが、レバノンでは出生届一件につき一万円も出さねばならないなんて、ひどすぎます。お金の無い人は生きる資格無し!と言われているかのようです。
また劇中、不法移民の人々が沢山出てきますが、収監されている牢屋(?)の環境もひどい。すし詰めで家畜小屋の如くです。
日本で内戦が起こって生きていけなくなったら、他国に流れてこうして収監されるのか、と思うとゾッとします。

とにかくえんえんと滅入る、ゴミに溢れるスラムと過酷な子供の生活・どうしようもない大人の描写。男に生まれても女に生まれても救われない。
監督はレバノン生まれの女性監督なんですが、小さい子供と赤ん坊と、どうやって撮影したの?というぐらい迫力に満ちています。
俳優でなく、実際の貧困の中に生きる子どもたち、大人たちが演じているせいか、リアルな悲しみと怒りが伝わります。プロの俳優では無理でしょう。嘘臭くて。
「地獄の中で生きている」と述懐する、ゼイン少年の鋭い目が忘れられません。
ラストで少し希望の光が見え、やっと「救い」の水が一滴垂らされます。
出演した素人の子どもたちの、その後の人生も良い方向に向かっているらしく。この映画が撮られた意義は大きい。
「育てられないなら産むな」と語るゼイン。本当にその通りです。
子供の不幸は、大人の責任なのですから。

このヘビーな映画は、全世界の大人が見なくちゃいけません。マストです。
そして自分に、何が出来るのか?考えさせられます★
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ありがとうございました★

2019-06-26 | アート・音楽・映画・本・舞台・ドラマ


途中経過を報告する暇もなく六日間の展覧会は終了しました。
早い!
今年も「夏テーマ」の企画展に参加させてもらい、有り難かったです。
やはり意識も高まるし、展示会は必要ですね。
暑い中、たくさんの方にお越し頂き、感謝いたします。
私のコーナーに置いてたミニノートへのメッセージも、ありがとうございました。

もう少し、展示の様子写真を。
↑は、寺尾奈美さんの人形作品です。
幻想的で物語性があって、ヨーロッパの香りが。



灰掛博さん。農耕ライフと織工房とアート制作と…でお忙しいけど自由な気持ちがいつも画面に爆発してて(と勝手に思ってる私)気持ちいい。



米谷水枝さん。少し前に大病を患われたのに、それを感じさせない明るくパワーのある絵。大好きです。




私自身もファンである篠原奈穂子さんのイラストレーション。
透明水彩の魅力がまさに「にじみ出る」さわやかな作品です。



オカモトショーゾーさんのドローイング。いつもアグレッシブで忘れ難い作品を出されてます。
今回は、ドローイングの上に糸でステッチされてました。ツインズみたいな面白いこの絵が好き。



服部景子さん。水彩ドローイングと陶器です。波乗り猫のカップルが好き。


くじらの尾びれ?

最後まで買おうか迷ってた(笑)カップ&スプーン。
ミルクを入れたらネコの牛乳風呂になるわけですね。
なんか、お話では、最初コーヒーカップとして作ったら、すごく重くなったので、スプーンをつけてスープカップとしてイケるようにしたとか。



一階のる~さんのぬいぐるみたちは、触り心地が良くて癒されます。バレリーナの猫?とか、ズロースをはいたカエルとか好き。一点一点思いがこめられていました。



関係ないけど、展示のスキマから見えた光景が面白かったので。
ギャラリーお向かいは昔はおしゃれなパンケーキレストランだったのに、男気溢れる居酒屋になっちゃったのです。
居酒屋の隣が神聖なる教会で、なんともカオスな梅田茶屋町★



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扉は開いた?★

2019-06-23 | アート・音楽・映画・本・舞台・ドラマ

「夏への扉」展示の様子を少しご紹介。
一階の通りに面したウィンドウは、私も好きな米谷水枝さんの大きな絵が。
ちょっと撮影する私が映りこんでいますが( ;∀;)
玄関にふさわしい明るい楽しい作品です。


猫ちゃんがキュートな、松田京子さんのニット。色もさわやか夏色。


布や皮で作られた人形がダイナミックデザイン。
手作り「ガチャ」もある、る~さんのコーナー。


手染めのスカーフが美しい夏仕様、松下裕恵さん。


私上砂は、一階入ってすぐのコーナーです。


水彩画。


マトリョーシカストラップです。
先に売れた分を撮影忘れてたので、今はこのような感じに。


上砂コーナーなり。
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あじさいの街★

2019-06-13 | アート・音楽・映画・本・舞台・ドラマ
あじさいの花が「真っ盛り」のはずなんですが、全然雨が降らないのでイマイチ。
これはセイヨウアジサイでしょうか。ソフトクリームみたいに、「こんもりトンガリ」形が可愛いです。。。って文章おかしいな?と調べ直したら、「カシワバアジサイ」っていうんですね。セイヨウアジサイは総称だよ(笑)。

ところで前からお話している、富田林は寺内町の古本・雑貨店「緑の小道」オーナーから、「ただいま街はあじさい真っ盛り」とメールが来ました。
緑の小道ブログより

ちいさな町のいたるところに様々な紫陽花が飾られていて、圧巻ですね。
私も前にこの「あじさいまつり」の時に行ったんですが、皆さん丁寧に手入れされていて素晴らしかった。
オーナーも、ご自分のお店を飾ってはります。8、9日がお祭り本番?だったようですが、まだまだお花は残ってるらしいので、お近くの方はぜひ寺内町へ。
私はちょっと最近は行けてないのですが、あれから新しいお店もまた出来たよう。
本格的に猛暑になる前に、静かに「アートな街」をめぐる楽しさ★
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窪田くんカンヌへ★

2019-05-16 | アート・音楽・映画・本・舞台・ドラマ


カンヌ国際映画祭の監督週間に出品されている、三池崇史監督の「初恋」。
記者会見に窪田くんも出てる~!
残念ながら17日の上映を待たずに日本へとんぼ返りみたいですが、遂にカンヌ来たあ~~~!って、昔からのファンの方は特に感無量でしょうね。
私はまだ5~6年だけど、それでも感無量!



遂にボクサー役やし~。
あんなに細いのにこんなにお見事ライザップって、体の構造どないやの。

海外版のレビューでは、クレジットのトップがベッキーになっていて、「え?恋人役=ヒロインがあのベッキー?」ってビックリしたんですが。
ポスターに「殺し屋」とおぼしきベッキーが、窪田くんとペア状態で載っていたので、アチラのスタッフさんが「ああ、BeckyとMasatakaが恋人同士の役なのね、きっと」と勘違いしたんだろうな。きっと。

小西桜子さんという新人の女優さん?が、ヒロインの「モニカ」役に、3000人のオーディションから選ばれた、とあります。
私は、中国か台湾の女優さん?と予測してたのですが。
予告編見た限りでは清楚で可愛い(^.^)。良かった~。
だって「ベッキー、ヒロイン映画でカンヌ入り!」だったら、もっと早くにニュースになるだろうから、おかしいと思ったのよね(^_^;)。
三池監督だから何が来ても驚きませんけど(笑)。
相手役の謎とけた。良かった★
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来たー★

2019-04-26 | アート・音楽・映画・本・舞台・ドラマ
白い藤も好き!満開。
藤棚の下は蜂にご注意ください!

夜中の独り言が、朝起きたら現実になっていました~。
感涙です→映画「初恋」カンヌへ

コンペティション部門でなく監督週間に選出、とあるので、個別の賞対象にはならないみたいですが、世界中から買い付けに来てもらえるので期待したいところ。
昔、ステファン・ランビエールが「是枝監督の“誰も知らない”に泣いた」と語ってて驚いたのですが、ヨーロッパで日本映画って見られてるんですね。
今はネット情報もあるし、ますます文化芸術に国境が無い感じかも。

しかし、「葛城レオ」って「朝比奈隼人」並みのボクサー的命名だ(笑)。
窪田くんってヒョロヒョロに見えて、実は超合金体型なんです。
脱いだらスゴいんです!
作曲家も放射線技師も殺し屋もヒモもいいんですけどさ。
私がどーしても見たかったのは、ボクサー!
そして、純愛モノ!
でも海外向けレビューには「スリラー」とも書いてある?
私の予想では、「初恋」の相手は台湾か中国の女優さんで、テイストは香港映画みたいな感じ。
三池監督の「QP」ってバイオレンスドラマが面白い雰囲気だったので、それに近いのかもしれません。摩訶不思議な世界観でした。
あ、「QP」も若いボクサーが主人公やったな。林遣都君で。

待てない!来年のお正月あたりの公開にして~!
そして気になるのが、「初恋」撮る前にもう一本映画撮ってる感じがするんですよね。
同じ作品かな~。違うかな~。どうなんだろ★

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…来る?★

2019-04-26 | アート・音楽・映画・本・舞台・ドラマ
↑東京でTちゃんにもらったおみやげ。あまりに可愛くて桜の季節までとっておいた(笑)。
上野って、すんごいパンダ人気なんですね。
パンダグッズが沢山売られていて驚きです。パンダの動画見るのも大好き。

…鬼才・三池崇史監督による日英合作映画のワールドプレミアが!
カンヌ映画祭で!
(「無限の住人」以来だな)
そんな情報を見つけました。
胸高鳴らずにいられない!

昨年夏からキックボクシングジムに通ってたのは、これの準備でもあったのですね…辻褄合う合う。
台湾?チームと撮影。あの頃ですね。
合う合う!

「10年後に再び三池監督と」がこの「初恋」だったら、もう最高過ぎるわ。
しかも「やりたかった恋愛モノ」ではないですか。
しかもボクサーでアクションだったら。。。
私が見た過ぎるシチュエーションまんまやないですか。

確定してないので「独り言」だけど。。。
連ドラ撮影中にレッドカーペットなんて、あるかしら。。。ありますように。
そのためにも撮影、巻いて巻いて(独り言)★
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バレエの「ノートルダム・ド・パリ」★

2019-04-18 | アート・音楽・映画・本・舞台・ドラマ


パリのノートルダム大聖堂火災、ぞくぞくと世界から「お見舞い」が寄せられていて、影響の大きさが…天皇陛下からも「お言葉」があるぐらいですもんね。
火災の原因がまだ解明されてないみたいですが、報道をいくつか読んでいると、「バラ窓」は、三つあるうちの南のものだけが損傷してあと二つは大丈夫だったようで、良かった~。素晴らし過ぎるステンドグラス。
美術や建築は人類遺産なので、大事に修復しながら後世に残していかねば…こういうことが起こると痛感します。戦争による爆撃で破壊などされたら、悲し過ぎます。

↑このあいだ、パリ・オペラ座の「ノートルダム・ド・パリ」半分だけど見たばっかりで、カジモド役のニコラ・ル・リッシュが素晴らしくて唸ってしまいました
上演時も大評判だったけど実際に見るとよくわかりました。それにやっぱりパリオペラ座は、舞台美術のデザインが素晴らしい。衣装もおしゃれ。もちろん踊りの振付もおしゃれ(モダンだけど)
昔は「ノートルダムのせむし男」というタイトルの日本語訳で、世界文学全集とかにおさめられていましたね。
「せむし男」は「醜男」の意訳だろうけど、ルリッシュの踊るカジモドは、「醜」と「美」という相反するものを同時に体現していて、大胆かつ繊細。グングン惹きこまれます(早く最後まで見たい)。

しかしあのディズニーも、ノートルダム大聖堂尖塔再建のために寄付を表明したとか。
世界中からの寄付金の額とスピードもまた桁外れで、どう再建するのか、その過程もまたすごいものだろうけれど、日本の歴史的建造物とか大丈夫かな?と思ってしまいますよね。日本は木造がほとんどなのだから★
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お花の数々★

2019-03-15 | アート・音楽・映画・本・舞台・ドラマ


舞台の方々に贈られたお花のコーナー。
森ノ宮は最後までロビーに飾ってくれてました。







すごい~。カタツムリのお手製が。
最近、ファンの方々のクリエイティブパワーが凄い。
クオリティが凄い。

私もさんざん多人数グループで、アイスショーのスタンド花を贈りましたが、楽しかったな~。
お客様も95%ぐらい女性だし、フィギュアスケートファンと構造が同じというか(笑)。
幕間が10分と15分で厳しいので、トイレ行列も同じ。
やっぱり休憩30分欲しいですよね。

思い出したけど、風間杜夫御大が「大阪は知事と市長が入れ替わり選挙するんやてな。大変やな」と、地元ネタ繰り出してくれました。
あと、江口のりこさんの「JR西日本は関西弁の英語アナウンスが入る」ネタは、やはり大ウケ大拍手。東京では「東急百貨店PRネタ」でしたね。
夜の男の「こんばんは」も関西弁イントネーション。
窪田織部の「抱いたろか~」もアホアホで良かったよ(笑)。
皆さん、大阪サービスありがとうございます★
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風と共に★

2019-03-15 | アート・音楽・映画・本・舞台・ドラマ
大阪千秋楽の日に、大阪城公園で早い桜が咲いていました。
目に沁みる青空でしたが、風は冷たい。とても冷たい。
北風と共に去っていくんだな。。。

思えば東京公演を見た日、宿泊した根津の地下鉄駅階段でものすごい強風が渦巻いていて、「“どっどど”風の又三郎じゃないか」と思ったものでした。
北風と共にやってきて、北風と共に去っていくのね。不思議。

友達に話したら「めっちゃ貴重なモン見れたやん!」と言われました。
そだねー。
東京バージョン、大阪バージョン、車椅子バージョン(といったら不謹慎なのだろうか)。
どれが一番良かったか決められないけど、印象的だったのは12日の車椅子版初回が無事終わったあとの、カーテンコール。
ちょっとぎこちなく拍手に応えていて、主演の二人だけで退場する際、柚希さんが車椅子を押してくれました。
優しく介助する看護師さんのように。。。ありゃ。窪田くんちょっと泣いてるー(私の角度からはよく見えた)。
うつむいてかなり泣いてるように見えました。
隣のおばさま方が「あの子、泣いてるわー」「泣かんでええ泣かんでええ」。小さい孫を慰めるかのように(笑)。
「でもよう頑張った」「上手いよね」と、忌憚無きご感想も頂きました。
関西人は本音ズバズバ星人なので、何を言われるやらヒヤヒヤでしたが、「ちえちゃん」ファンの方々にもご満足頂けたようで安堵。

きっと、「ぶっつけ本番」をなんとかやり遂げることが出来て、心からホッとした。あれは、安堵の涙だと思いました。
「もっといいものが見せられたはずなのに」「ふがいない」という思いも、当然あるでしょうが、それよりも何よりも、プレッシャーから解放された安堵感の方が勝っていた?
それほど、ギリギリの大バクチのように見えました。

ネットで、窪田くんのトレーナーさんとおぼしき男性のブログが、千秋楽昼公演開始直後にアップされ、「本人に許可をもらったから書きますが」と綴られていました。

東京で開業されてる男性のようで、SOSを受け大阪に飛んだのが12日の始発新幹線。
ざっと計算して、森ノ宮に最速で着いても朝9時。
11時に会場入りした、と書いてあったので、実質二時間で回復させたのですよね。
まったく動けず歩けずの彼を立たせた!歩かせた!
どんなハンドパワーなのでしょうか!?驚きです。

ウチの姉が整体を学んでいるのですが、股関節にちょっと問題を抱えていまして。
ある日、農作業をしていたら、突然腰が立たなくなってしまった。
動けない!
その時に、落ち着いて整体の自力施術をしたら、ほどなくシャンと立って歩けるようになったそうです。
窪田くんのトレーナーさんも、整体師なのかな?そう感じました。
(これを書いてたらまた姉にツッコミ入れられそう)

大ちゃんが靭帯をやった時にも、ナベさん=トレーナーの渡部さんがいち早く判断、一晩中膝を冷やしてくれてて、最善を尽くすことが出来ました。もう、受傷翌々日が手術だったはず。
窪田くんにはそんな人はいるのだろうか。。。
腫れて痛くて困るのは、とにかく眠れないこと。
睡眠が取れないとパフォーマンスが著しく低下するから、どうなっちゃうんだろうと心配MAXの私でした。いや、ヨソ様の息子さんというのにオカンか。
しかし、ちゃんと助けてくれる人が居て良かったです。
このトレーナーさんがもし居なかったら、休演・打ち切りだった?
すぐ駆けつけてくれる信頼関係を育てておくのも、大事な仕事のひとつですね。
「大ちゃんにとってのナベさん」が、窪田くんにも居てくれて、本当に本当に良かった。

東京公演の最初の方で怪我してたら、さすがに40回近くも車椅子では出来なかったはずだから、全公演中止になってたかもしれない。
残り4公演で救われた…。
それに、怒られそうだけど、演目がワケわかんないアングラ劇であったことも助かった。役どころは狂人だし。
これが「ロミオ」や「ハムレット」だったら、許されないじゃないですか。役として。急遽、車椅子のロミオって有り得ない。
いろんな意味で運良く救われてる。「持ってるな」と思いました。

それでも、「出演可能」と決まったのが開演三時間半前って。絶句やわー。
これが博打でなくて何なのでしょう。
運に救われてるとはいえ、結局全ての責任は自分の演技にかかってる。
失敗して大根芝居になってしまったら、今まで積み上げた実績も無に帰してしまう。
だってそんなに甘くないよ。
こんだけ熾烈な競争を繰り広げているエンタメ界。
「あいつ、駄目じゃん」で終わってしまってもおかしくない。

あの12日の昼公演は、窪田くんの役者人生がかかった大勝負だったと思う。
勝ったか負けたかわからないけれど、とにかく大過なく三時間演じ切れたことで、ホッとして泣いてしまったのかと。
「悔しい」というのは、あとになってジワジワ来るだろうなあ。

観られた方のレポを読んでいたら、その後の三回公演はどんどん進化していったそうなので、初回で「出来た!」自信を持てたことが良かったのでしょうね。
一座の打ち上げの集合写真もアップされていて、また号泣。
皆さん心からの「バンザーイ!(大成功)」って笑顔で、いろんな苦労もこれで報われたのよね。
舞台はナマものだから、様々なアクシデントがある事も知ってるけれど、主演のアンダーステディ(代役)無しでこの事態は初めて見ました。
映像残ってないから、観られた方のSNSレポと併せて、私の中でも大事な宝物として残しておきます。

窪田くんのあの涙を見ていたら、繊細で感受性の強い人やなあと思わざるを得ない。
大ちゃんといい、私って「硝子の少年」みたいな人ばかり好きになる。苦労多い(笑)★
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びっくり(長いよ笑)★

2019-03-13 | アート・音楽・映画・本・舞台・ドラマ
どうしても前方で見たくて追加で取った昼公演が、まさかの主演役者が車椅子の事態となり、もう昨夜からほとんど眠れてない(涙)。
こういう場合ってどうなるんだろう。。。
バレエなら代役が控えてるけど、どう考えても今回は居ないよね。。。
でももうハラ決めた。
行ってみよう。

初日の5倍位の人たちでピロティ周りが埋まってます。
なかなか開場してくれないのでザワザワしだしたら、やっと「窪田正孝右足負傷のため演出一部変更、よって払い戻しに応じます」旨のアナウンスが。
ネットでは公式発表は何もなかったので、会場でギリギリまで試行錯誤して、「幕を上げる!」決断を下したのでしょうね。
入れることがわかり安堵したものの、車椅子でほとんど動かず、あの場面この場面どうするんだろう。
不安で押し潰されそうですが、私の周りは初見参の関西のお客さんが多い感じで、みんな怪我のこと知らないみたい。
だからなのか、なんか皆さんお気楽に笑ってる人多かった(笑)。だから救われた。私がよっぽど心配性なんかね。
というか、関西だから柚希さんのファンの方が多かったからかな。

30分遅れで始まり、待たされたこともあって一幕、二幕なかばぐらいまではちょっと硬めな空気を感じました。
しかし、二幕後半、三幕からは俄然温度が上がり…エリカ=又三郎(柚希礼音さん)の熱演半端ない。
織部(窪田くん)が激しく動けない分、エリカが世界を駆け巡ってカバーしているかのようでした。
そして、夜の男の北村さん、いつもにも増して爆発してた(笑)。あのままほっといたら一人で全三幕やるんじゃないかと思った(笑)。

覚え書きは↓
・フラメンコでもがっつり車椅子織部に絡むエリカ(織部、エリカの片足を抱えてサポート)
・エリカの声色変幻自在が前より際立った
・夜の男、今日はDA PUMPでなくチュウチュウトレインだった
・夜の男、上手通路から舞台へすっ飛んでくる時、舞台の段差部分?に激突?大惨事だけどそのまま何食わぬ顔して舞台上がる
それを見た淫腐?乱腐?が笑いをこらえきれず、それを見たお客さんがまた笑う
・夜の男、織部との決闘は「条件を同じにしよう」つって、奥から車椅子出てくる
・織部、左足はかなり自由なので、宮沢先生を「あっち行けー」と左足で追い払う
・織部、「ET」と投げキッスは控えめ
・エリカ、今日も実家のお母さんから電話かかってくる

覚悟していたものの、最初のトランク持って登場するところ、車椅子で出てくると、ちょっとショックを受けました。いやかなり。

でも、あっという間に、織部の車椅子さばきの自然さに目が慣れて、「精神病院から脱走してきた車椅子の織部」っていう設定は、最初からそうだったんじゃない?と思わせるぐらいの感覚に。

というか、ぶっちゃけ「人は車椅子でも演じることが出来るのだ」と、まざまざと思い知らされました。
そうそれは、「パラ・アスリート」の姿とそっくり同じでした。
足が不自由なだけで、あとは通常の選手と同じハイレベルな技を見せてくれる。
役者さんも同じなのでした。
あんまり前方に進んだら舞台から落っこちてしまうのではないか…とハラハラしましたが、信じられない位に巧みに車椅子を自在にあやつるのです。
ただ車椅子にじっと座ってセリフを発するのではなく、あっち行きこっち行き、回り、止めて、演技表現を創り出す。
病院行ってご飯食べて寝て…ってやってたら、実質数時間しか車椅子操作の練習は出来ないはずなのに、あんなにすぐに習得出来るものでしょうか。
やっぱり役者さんってすごい。。。
プロ役者の凄さを見てしまったー。
そこが一番、びっくりびっくり!

舞台の演出変更ってアナウンスされましたが、車椅子の要素にからむ部分だけで、ラストの飛行機もちゃ~んと出ました。
階段を上がるのはちょっとサポートをもらってましたが、意外に身軽。
何より、エリカが全てを守ってくれるので、もうラストは泣けて泣けて。「至福」しかないよ。
今までで一番、エリカ=又三郎が聖母に見えました。
腐った肉を食っても、ゲロを吐いてもアバズレでも、エリカは聖母。

一座の先輩役者たちが若い座長を助けて、みんなで工夫して涙や笑いを作っていく。
今日の昼公演は多分、「演出変更ぶっつけ本番」だったことと思いますが、「生(ナマ)の舞台」の醍醐味を、十二分に味わうことが出来ました。

ほんとにすごい。
プロはすごい。
何より、この一座の団結力、あたたかさ、エネルギーが好き。
お客さんの反応もあたたかで、スタオベに加われて幸せ。
窪田くんはカーテンコールで、柚希さんに車椅子を押してもらい、最後は立って左側を風間杜夫御大に支えてもらってました。
風間さんはしっかり窪田くんの左手を握って励ましているかのよう。
「ちえさん」。残りの舞台も、お世話になります!★
コメント
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