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サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

E-1選手権 女子 日本v中国

2017-12-11 22:53:02 | 日記
日本は前の試合から先発を4人代えて、CBには本職でない選手を起用したり新しい選手を起用している。20~22才前後の選手を積極的に起用していて、世代交代をしようという高倉監督の意図はよくわかる。ただし、それがまだまだ途中で以前の強かったころのレベルには全く達していない。世代交代の難しさ、時間がかかることに溜息が出てくる。


中国は身長の高い選手が多く、フィジカルが強い。日本の選手は対人に弱く、ボールへの寄せも甘いしてパススピードが遅い。攻撃は長谷川が負傷で離脱したのが痛い。田中、中島、岩淵、籾木がそろえばかなり活性化できていた。特に岩淵はテクニックもあり小柄だけど、突破力がある。だてにバイエルンでプレーしていたわけではないし、U-17WCでのMVPもまだまだ輝ける。


第3戦は2連勝どうしで北朝鮮戦だが、今日のような緩い守備だと勝てないだろうなあ。それにサイドバックの北川ひかるを出して欲しい。

ヘタフェvエイバル、金崎と川又

2017-12-10 19:05:09 | 日記
夕べのラリーガ、ヘタフェvエイバルはあまりにも演出がどぎつすぎた。日本デー。日本人選手対決というキャッチフレーズなんだろうが、選手入場で子供に日の丸持たせてスタンドには巨大な日の丸。見ていて恥ずかしかった。日本人の観客が多いのはいいとしても、あまりにもやりすぎである。おまけに乾と柴崎の始球式である。二人とも困惑していた。


さて試合はエイバルがかなり押していたが、絶好のPKを見事にはずして0-0のドロー。GKにセーブされるのは仕方がないが、PKを枠に飛ばせないとはPKキッカー失格。乾はいいプレーはできなかったが、柴崎はわずか20分くらいのプレー時間でも彼の才能の片りんを見せてくれた。


2か月くらい試合にでていなかったので、これから試合勘を戻してポジションを取り戻すわけだから簡単ではないだろう。しかしあと2-3試合に途中からでも出ればかなり復活できるのではないか。ヘタフェの中では他の選手とやっぱり動きが違う。


夕べのE-1の北朝鮮戦で金崎の動きと川又の動きの違いが面白かった。周囲との連携ができていなかったということでFWだけの問題ではないだろう。まず金崎は左右に動きすぎた。金崎がクロスを上げてもそれに合わす選手が真ん中にいない。本当ならば高萩がセカンドストライカーとしてもっとFWの役割を担うべきだったろうが、そうでもなかった。


川又はヘッドの惜しいシュートがあったが、空中戦に強いFWの典型のような選手だ。プレー時間は短かったが存在感抜群。あのヘッドを決めていればかなりのアピールになったはず。次は先発でみたい。杉本よりも決定力があるかも知れない。


次の試合はもっとましな試合を見せて欲しい。

E-1選手権 北朝鮮戦

2017-12-09 23:14:30 | 日記
後半ATの井手口のゴールで奇跡的に勝ったが、なんとも冴えない試合だった。GKの中村のビッグセーブがなければ最低2失点はしていたし、それ以外にも北朝鮮の決定力不足に助けられた。なんでこんな冴えない試合だったのか。


まず日本の守備がゆるかったことが原因。寄せが甘い。そしてサイドバックが裏を取られすぎ。北朝鮮を甘くみていたのか、選手のモチベーションが低いのかボールを取れない。


それでも目立った選手もいた。この試合のテーマはこのメンバーの中からWCメンバーに残れる選手がいるのかどうかだろう。目立ったのは、GKの中村と時間は短かったが伊東純也。この二人だけ。もうすでに代表に定着している選手も多いのでそれらの選手は除外するとして、中村は東口、西川よりも断然いいGKだと思うし、伊東は浅野よりもずっといい。ただし伊東の守備はこの試合ではよく分からなかったので、次の試合で先発で見たい。


それにしても相手がもっと強かったら1-4くらい負けていたことでしょう。

どうしてケルンはここまで弱いのか

2017-12-08 10:20:59 | 日記
今朝のEL最終節でケルンはレッドスターに負けて1次リーグ敗退が決まった。それでも2勝したから勝ち点6はまあまあかも知れない。ELは木曜日の夜に試合があるので、リーグ戦はその影響で日曜日になる。ELに参加するクラブはたいてい過密日程で調子を崩す。


その影響もあるかどうかはわからないが、ケルンはリーグ戦で第14節時点で勝ち点はわずかに3。引き分けが3回あっただけであとは全部負け。気持ちのいいくらいに弱い。当然最下位で17位とはもう勝ち点8も離されている。冬の中断までこのままだろうから、ブンデスの記録は知らないが中断までに1勝もできない可能性もある。


フロント幹部も辞任、監督もついに解任された。監督の解任は1か月くらい遅いように見えるが、このような状態では誰がやっても同じと判断しているのか。まあ監督の交代はカンフル剤にはなるかも知れないが、怪我人が守備陣に多く主力の選手が戻ってこなければ状況は変化しないだろう。


昨季は一時的にCL圏内までいけるのではないかというサポの期待もあったし、25年ぶりのヨーロッパへの進出は立派な成績だった。それが詐欺にあったかのような大不振である。監督が交代して大迫の出番にも影響がでるかも知れないが、今朝の試合では負けたが大迫は先発フル出場だった。


今のままならば2部への降格は99%で間違いなし。

CL レアルマドリードvドルトムント

2017-12-07 08:41:49 | 日記
ELに残るために勝ち点が欲しいドルトムントと控えメンバー中心の余裕んぼレアル。ドルトムントは3-4-2-1で香川は2列目の左で先発して、終了間際までプレーした。レアルが前半15分くらいまでにポポンと2ゴールして、試合はきまったように見えた。


しかしドルトムントは前半終わり間際と後半最初にオーバーメヤンが2点返して2-2に戻した。ここまではよかったが、そのあとはレアルにほとんどボールも持たれていいようにボールを回されて結局3-2でレアルが勝ち切った。


レアルは控え中心とはいえ、サイドの攻撃の質が高い。それがサイドバックであれウイングであれ、誰でも突破できるしワンツーで簡単にサイドから崩せる。サイドからのクロスをポスト役が落としてロナウドがシュートというパターン。ドルトムントはこれに苦しんだ。


後半60分くらいからほとんどレアルの攻撃ばかりになり、ドルトムントの決定機は88分くらいに香川がはずしたシュートくらい。香川はオーバーメヤンのゴールをアシスト(だと思うが)したシャヒンからのパスをフリックして前につなげたことは目立ったが、それ以外は仕掛けも少なかったしパッとしない。


最後のシュートを決めていればヒーローになれたし、怪我人が多い中でスタメンを確保できただろうに。香川はPA前で後方からのボールをフリックして前につなぐといった小技は非常にうまい。しかしサイドのウイングでは突破もできないし、一人では局面を打開できないからトップ下では活躍できない。


逆に右ウイングのプリシッチはドリブル突破は得意だが、毎回突破できるわけでもなく取られてそこからカウンターをくらうこともあるし、ボールを持ちすぎる。まさしく飛び道具である。