サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

岡崎

2014-09-21 13:45:21 | 日記
ブンデス第4節のマインツvsドルトムントをみた。EL予備選やリーグ第1節、第2節などをみるかぎりではマインツは下位に低迷しそうな雰囲気があった。しかし第3節でヘルタ・ベルリン、この第4節でドルトムントを破ってなんと連勝してしまった。どうして急に強くなったのか。

定番な言い方では新監督の戦術が浸透してきたこと、新規加入のホフマンの動きがいいことなどだろうか。確かにホフマンのほうがクーよりもいい。今朝の試合ではクーはベンチ外だった。

そして岡崎である。第4節で4ゴールはすごい。それもこぼれ玉がどこに来るのかを予測できるかのような絶妙な嗅覚でごっつんゴールしてしまう。ポジショニングがいいから自分の前にボールが来るのだろうが、これができるFWはそうそういない。一体いつからこんなに巧くなったのかと感心させられるボデイバランスなどなど。

それにしてもマインツの攻撃は縦にボールを蹴りこんで岡崎にあてるというシンプルなものだが、それでちゃんとゴールできるんだから岡崎の存在感は抜群である。

昨季の終わり頃のマインツvsドルトムントではやはり岡崎が2ゴールしたが、ドルトムントが4-2で圧勝した。そのイメージがあったからこの試合もドルトムントの優勢を予想していたが、ドルトムントはさえなかった。マインツがドン引きしていたし、スペースを消してボールをバイタルエリアで回させなかった。弱者の強者に対する戦術だね。

気になったのは香川のポジショニングである。前節ではもっとボランチあたりまで下がって組み立てに参加していたのだが、この試合では1トップのラモスの横に張り付いていることが多く、クロスを二人で競っているような場面もあった。それに香川へのマークがきつくてスペースもないのだから、余計に上下動を繰り返すべきだったがそれも少なかった。だから香川へのパスも出しにくい。

水曜日夜の第5節はローテーションとして香川は多分ベンチスタートでしょう。来週末の第6節のルールダービーまでにコンデイションをトップも持っていってほしいものだ。

しかしこれでロイスとクッバが戻ってくると香川の先発も少なくなるようにも思えるから、せめてロイスが戻るまでにはさらなる結果が必要。