今月の親善試合のメンバーを発表した際に古橋と旗手をはずした理由について、(スコットランドリーグ)のレベルの違い、置かれている環境などと森保監督は説明した。セルティックからは前田大然が呼ばれているのでスコットランドリーグのレベルが低いという理屈は矛盾している。
グラスゴーの地元のメディアがこの森保発言に猛反発しているそうだが、それはそうでしょう。リーグのレベル云々をいうならばそもそもJリーグだってレベルは低い。選出された上田のベルギーだって、田中碧のブンデス2部、中村のオーストリアリーグだって5大リーグより低い。各リーグのカントリーランキングでは評価するのも無理があるし、そもそもリーグのレベルよりもクラブのレベルが先に来るべき。
古橋は代表に呼ばれても定着できなかったし、旗手は五輪ではプレーしたがフル代表では定着できなかった。この二人のどこが悪いのか。古橋はだめで浅野はいいのか。これはもう戦術ではなく、監督の好みの問題である。旗手は監督批判をしていたらしいが、森保監督はそういう選手を使いたがらない。これは人間関係だから仕方がない。
古橋は真面目だし、前田を呼ぶなら古橋を呼んで欲しい。古橋ほど忍者のような動きができる選手は日本人ではいないし、忍者は町野だけではないのだ。どの選手を呼ぶのかは監督の専権事項だが、はずした理由をリーグのレベルの違いと発言したのは愚の骨頂だし、セルティックは日本代表には今後は協力しないと言われても仕方がない。
かわいそうなセルティックのコンビ。
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