サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

日刊スポーツの飛ばし記事

2017-08-24 13:14:06 | 日記
日刊スポーツは連日ハリル解任の飛ばし記事を飛ばしている。オーストラリア戦で引き分け以下ならば田嶋会長が決断して、手倉森か西野がサウジ戦の指揮を執るというものだ。技術委員会の議論を誰かがリークして飛ばさせているのだろうが、2連戦の初戦の後に監督解任なんて可能性が低い。そもそも解任するのであればイラク戦直後だっただろう。

それにオーストラリアに勝てなかったとしても終戦ではない。2試合のうちどちらかに勝てばいいのだ。相撲でいえば星の差1つリードして千秋楽の本割で負けても決定戦で勝てばいいのと同じ理屈である。切羽詰まった状態でのサウジ戦は誰が監督やっても同じだろう。プレーするのは選手である。移動を除けば中3日で戦術を変えようもない。

この2連戦での一番ありそうなシナリオは、29日のUAE-サウジがドロー。日本はオーストラリアとサウジに連続ドロー。結果、日本は2位抜けできる。あるいはUAEがサウジと引き分けてくれれば日本はオーストラリアに1点差で負けてもサウジとドローでいい。現在日本とサウジの得失点差は2点だから同じ勝ち点となってもまだ大丈夫。だからオーストラリアに負けるとしても1点差まで。

それにオーストラリアはドローで御の字だからそれほどガツガツ来るとは思えない。勝つほうがいいと理屈で分かっていても、ドローでもいいという状況になるとモチベーションが下がるものである。

このためすべて29日のUAE-サウジの結果次第である。これでサウジが勝った場合は、日本は2連戦のどちらかで勝たなければならなくなる。最後に来て正念場である。