サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

ユーロ 決勝 ポルトガルが勝つとは思わなかった

2016-07-11 09:22:29 | 日記
総合的な戦力を考えればフランスの有利は動かない。誰でもこう予想できた。弱点あるとすればSFから中2日というフィットネスだけ。

キックオフから15分ぐらいまでフランスは押し込んだ。プレスの強さ、1対1の異常なまでの激しさ。これは先制点が入るのはすぐだろうなというときにパイエに削られてCR7が負傷した。一度は膝をテーピングしてピッチに戻ったがプレーを続行できず、24分には自ら交代を要求して担架で負傷交代。目を覆って涙の負傷交代。CR7は何をしても絵になる。

これでポルトガルは万事休すかと思ったが、すぐにフランスがペースダウンしてチャンスも多かったが、ポルトガルのDFがよく守り、前半は0-0で折り返した。

後半になるとフランスはさらにペースダウンしてフィットネスの悪さを露呈。攻められないフランスと守るだけのポルトガルという凡戦になってしまった。

延長に入りこのままPKだろうなという109分にポルトガルのエデルのミドルが決まって先制。どうしてあんな平凡ななんでもないミドルが決まるのかという奇跡のようなゴールだった。

後半からベンチに戻り選手を叱咤激励していたCR7は延長になると、監督のそばで大声を出すほとんど助監督のようになっていた。そのままポルトガルが逃げ切り奇跡の初優勝。

CR7はよほどうれしかったようで優勝カップを独占状態。

フランスは前半途中までに先制できなかったのが敗因か。強いチームが勝つとは限らないという典型のような試合だった。

これで筆者の長いコッパ、ユーロ休暇も終わり、明日からせっせと仕事をしなければなりません。