高萩と田中

ウエスタン・シドニー・ワンダラーズの高萩と田中のインタビュー記事が、こちらの月刊の日本語フリーペーパーに載っていた。この二人は一緒に住んでいるとの事で、先に来た高萩は通訳もいなくて田中が来るまで話す相手がいなくて苦労したそうだ。

さてこのふたりに契約はACLが終わるまでである。ACL最終節は今週である。今後の契約がどうなるのかは知らないが、ひいき目にみても契約延長はないだろう。高萩に多少の可能性はあるかも知れないが、田中はまず無理だ。

高萩のワンダラーズのポジションはボランチかトップ下であるが、小野がいたころは中盤はかなり安定していたが、ワンダラーズは毎年選手の入れ替わりが多く、今季はリーグ１０クラブ中の９位である。この選手層の中でまずまずのプレーだったが、いかんせん助っ人としては物足りなかった。２７節のうち先発が９試合である。ゴールは２。これで契約延長があるかといわれれば疑問が残る。

田中は左SBだが、スピードがなくポジショニングも悪い。１対１はけっこう強いが先発が１０試合からもプレーが安定していないことが分かる。ワンダラーズがどうして田中レベルの選手をわざわざ獲得したのか、いまだに疑問だ。

来季はAリーグに新しい日本人選手はくるのだろうか。