福井利佐blog

切り絵アーティストの日々

SBS四国クルーズ切り絵ワークショップ3日目

2019年05月30日 | お知らせ(個展・ワークショップ他)



船の旅も3日目。


朝、香川の高松港に着きました。






さすが四国、港が玄関って感じで整っております。






わーい、船もいっぱい。





気持ちいいですねー。







あちらに早速アート作品発見。


瀬戸内芸術祭の期間中ということで、おり立って散策したいところですが
あの距離は作品が大きいので近い感じがしますが
歩いたら結構ある感じ。


この日は午前中から直島と豊島のオプショナルツアーに行くのです。


私、事前に瀬戸内芸術祭の公式ガイドを購入して
気分もワクワクだったのですが・・・・。






前日の悪天候の影響で波が高く
豊島へのチャーター便は欠航になり、
直島のみになりました。

そうですかー。
残念ですが、この波の荒さで30人くらいの船で行くのは
相当揺れるはず。
酔うだけでなく危険です。

直島の方はチャーター便ではなくなり
バスごとフェリーに乗っていくというので
それが安定していて最適だと思います!


SBSツアーズさんの迅速な判断と手配に感動しました。




と、いうことで

一瞬高松の地に足を着きましたが
船の前に来ているバスに乗って出発ー!



フェリーに乗るところ。
バスの中から。






直島へ〜!


草間さんのかぼちゃがお目見え〜!!!




そうですそうです。芸術祭なんです。




あちらにも〜。


しかし、実はこの日月曜日でして
ほとんどの展示施設がお休み。
観光客も少ない日だったようです。

にしても直島は欧米人の観光客が多く
日本のようで日本じゃないような不思議な島になっていました。




黄色いカボチャもバスの中から確認。


初めてのベネッセミュージアムですが
ホテルも一緒になっており、何個も美術館など施設があるので
入り口から中が広い!



素敵です。

展示もとてもよかったです。

須田さんの雑草作品があって感激。
今までになく大量にありました(笑)。




安藤忠雄建築のホテル兼ミュージアム!
かっこよかったですーーーーー!!!!


すんごいおしゃれな昼食をいただき、あっという間に直島を後にしました・・・。




おしゃれな港。


バスの中から、あーーーー
あれも見たいーーー!!!
降りたいですーーー!!!!

と思いながら未練タラタラで直島を後にしました。

ご高齢の方対象のツアーですので
致し方なし。
ベネッセミュージアムが空いててよかった。

次は個人できてゆっくり島を散策したいなーーーー。

と心に誓いながら


にっぽん丸に戻ったのはワークショップ開催30分前。
(スケジュール通りなのですけど)

実は高松港では入港の歓迎があり出店も出ており
うどんがや名産品がふるまわれていたとかなのですが!
もうバスからワークショップの準備に直行しました。


後から気づきましたが
香川に来てうどん食べなかったなんて・・・。




しかし、3回目にして最後のワークショップは
出港と同時にスタートなので
また「揺れ」を気にしなくてはなりません。

もうそのことで頭がいっぱいですーー。

SBSの浅井さんが大塚国際美術館のツアーから先にお戻りで
準備を進めていただいていたので助かりました。
ありがとうございます。



3回の最後のワークショップはこちら!!!



四国クルーズの「四」に
旅の思い出を盛り込んで切り絵にします。


私は四国といえばのオリーブと
今回乗船したにっぽん丸さんを入れました。
(ちゃんと船に「にっぽん丸」って文字入れてあります。)




今回も満員御礼!
ありがとうございますー!!!

3回連続参加の方も複数いらして
嬉しいですねー。





みなさん集中しています。






実は外では出港のイベントが開かれており、
また紙テープを投げたり、いろいろやっていたのですが
みなさんが集中しすぎていて誰も見向きもしていなくて
面白かったです(笑)。




この全体に漂う異常な集中力が幸いして
出港したのにみんな気づかないというか
揺れとかどうでもいいみたいで、誰も気分が悪くなりませんでした。
もう体が慣れてきていたのかな。

瀬戸内海は穏やかでしたので
揺れはそんなに感じなかったかもしれません。





私もこの席から猛烈にみなさんの下絵添削先生になっており

必死でした。

もう一人私が欲しい(笑)!





旅の中でゲットしたパンフレットやお食事メニューの紙など
絵柄のヒントになるものを集めて提示しました。






人数分チェックし終わる頃には
もう完成した方が!






四の部分を枝に見立てて素敵にオリーブを構成されています。






こちらの方も綺麗。






お酒もいいですね!

旅の中で美味しかったんでしょうねー。




赤も可愛いです。





こちらは途中でしたが
「うどん」をピンクで作っていて
完成が待ち遠しかったので
撮らせていただきました。



こんな感じで最終日は、揺れもあったのか
宿題になった方が多かったのですが、
参加者の方とは3日間やった不思議な一体感があり
みなさんとても喜んでくださり
大変嬉しかったです。


できた時は、お互いが作品を誉めあっていて
一緒のテーブルになった方はすぐに仲良くなったり
会話が弾んでいて
とても楽しくて和やかな雰囲気でした。



この日はディナーの時間が迫っていたので
前の日ほど居残りはできなくて
みなさんさっと御帰りになりました。






片づけも終わり、3日間やり抜いた会場を後にしました。



お手伝いいただいた浅井さんもお疲れ様ですーーー。
最後の日は浅井さんも切り絵指導員になっていて参加者にアドバイスされていました。
ありがたいです。







こちらは浅井さんからいただいた大塚国際美術館のお土産。
ゴッホの落雁です!
可愛い!
ありがとうございます。

大塚国際美術館も休館だったのですが、特別に開けていただき
貸切だったそうです。
すごい。

昨年の紅白からすごい人気で、にっぽん丸さんの乗客もバス4台で行ったとかです。




その3日間やりきった感じが



こちらの最後の日のディナー写真です。


最後のディナーも豪華だったなあー。



この後、お待ちかねの林家木久扇さんの高座で
大盛り上がりで無事に3日目を終えたのでした。



私の船上切り絵ワークショップ報告は以上です!

濃厚な時間が過ごせてとても楽しかったです!






〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜お知らせ〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

福井利佐展ーむしたちの おとのせかいー
調布市文化会館たづくり1階展示室
2019年6月29日(土)〜8月25日(日)
ギャラリートーク、ワークショップなど詳細はこちらから
https://www.chofu-culture-community.org/forms/info/info.aspx?info_id=11403



T-JAPAN
The New York Times Style Magazin
ニューヨークタイムズ スタイルマガジン日本版webにて
いま行くべき”必見”展覧会<2019年5月後半>に
私の駿府博物館さんの展示が選ばれました。
https://www.tjapan.jp/art/17272797/p3



福井利佐 切り絵展 絢燗「能」
2019年5月4日〜7月7日
静岡市駿府博物館
http://www.sbs-bunkafukushi.com/museum/exhibi/1078754.html


大分市美術館
「切り絵アート展~息を呑む繊細美~」
会期 4月19日(金曜日)~6月9日(日曜日)
http://www.city.oita.oita.jp/bunkasports/bunka/bijutsukan/index.html



福音館書店 かがくのとも 年長児(5〜6歳児)
2019年度 7月号
「むしたちのおとのせかい」発売予定
https://www.fukuinkan.co.jp/maga/detail_kagaku/



日本テレビ「Stories ~あなたのライフを探す家〜」
バックナンバー
http://www.ntv.co.jp/stories/backnumber181229.html



ニューヨークタイムズ
スタイルマガジン日本版web

https://www.tjapan.jp/beauty/17214599













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