福井利佐blog

切り絵アーティストの日々

福島県二本松市「重陽の芸術祭2018」設営①

2018年10月15日 | お知らせ(個展・ワークショップ他)


無事に設営を終えて東京に戻ってまいりました。




では設営の様子です。



今回の二本松市での重陽の芸術祭での
私の担当はこちら。



「智恵子抄」などで知られている高村千恵子さんの生家です。

立派な酒屋で、現在も指定文化財として残されており
見学できます。


この日は小雨が降っており、
寒かったです・・・。
(撮影は前回のワークショップの時のもの)

ホームを間違えて、1時間に1本の電車を目の前で乗り過ごしてしまい
ちょっと時間をロス。
(だっていつもと違うホームだったので・・・。)



着いたら、



まず取材でした。





福島テレビさんです。



ありがとうございます。

この様子は、福島ローカルですが
10/27日の福島テレビ「サタふく」内の「サタラボ」で紹介されるとのことです。
11時〜13時

番組のサイトです。
http://www.fukushima-tv.co.jp/tv-satafuku/

よかったらチェックしてみてください。



そして作業は本格化。




福島大学の生徒さんがお手伝いに入ってくださっております。

こちらでは先日のワークショップの小学生の作品を吊るすので
ちぎれそうな作品は補強してもらっています。




2階の窓部分です。
二本松市振興公社の重陽の芸術祭実行委員さんが
昨年に引き続きお手伝いくださいました。


こちらも子供達が切り絵をした「智恵子」や「二本松」「福島」に
まつわるアイテムを貼ってもらっています。




2階の奥の壁は
「養泉院」さんの本物のオカザリが登場です。
ご祈祷済みのものです。
いただいたのです。





2階の智恵子の居室には智恵子さんが晩年海辺で遊んでいた
「千鳥(チドリ)」たちを作りました。




智恵子の化身としてお部屋に戻ってきました。





智恵子さんのお部屋のこの電球。

当時のものらしいのですが



細部も素敵なのです。






2m超えの立派な神棚に
私制作の智恵子の生家バージョンのオカザリをつけて

各部屋の展示作品を配置して

この日の設営は終わりました。


智恵子の生家は市指定文化財なので
二本松市の文化課の方が立ち会わないと
展示してあるものの移動はできず、また壁なども釘など打てませんので
諸々翌日に持ち越しました。


今回は地元の上川崎和紙などを使用させていただいてます。



二本松市の道の駅にて。





こちらの和紙工房にて和紙を調達させていただいており
2階部分の飾りの切り絵が足りなそうなので
買い足して、制作することに。


和紙作品のコーナーに



コシノジュンコさんの未来塾のコーナーが!




先生のサラッと描いた絵がさすがにお上手!

ファッションデザイナー!って感じです。





智恵子の没後80周年イベントがあるのですね。


そしてホテルに車で送ってもらい



夜な夜な切りました。
(誰にも邪魔されず快適)



2日目へ続く。







最新の画像もっと見る