福井利佐blog

切り絵アーティストの日々

鯉と怪獣

2015年08月07日 | 日記


今回の静岡出張は、土日でお泊りだったので

弟の方だけを連れて実家でみてもらいました。


主人がさすがに2人見るのは難しいのですが、
娘の方はもう5歳ですので
1泊2日くらいは何とか2人ですごせます。


そして、以前このブログで紹介した
ひびのこずえさんの「ちいさないきもの研究所」のワークショップに
また娘が参加したいとの事で
月一のこの会が、ちょうど私の不在中。

ということで主人と参加してもらうことになりました。


主人は裁縫はやりませんが、
美術大学の油画科立体クラスということで
(立体クラスはほぼ現代アートを学ぶようです)
立体に対する素養は私よりあるはずなので、
お任せしました。


道具を揃え、娘には針の通りやすい布を選ぶように見てあげてほしい
など一連の注意事項を伝え、行ってもらいました。




まずは下絵から。

娘は今回は鯉にしたそうです。



かわいい。

メスとオスの間の緑の物体は卵らしいです。


最近絵も細かいのですが、絵自体の大きさが小さいのが気になります。
(上記の絵も紙の真ん中に小さく描かれていた。)



そして、主人・・・。




・・・・。

ハニカム構造を抱えた怪獣らしいです。


やはり非凡具合が滲み出てしまっているので

これを見たひびのさんも
「・・・何か(アート関係を)やられてますよね・・・。」
とおっしゃったそうです。



まあ、普通のお父さんがこんなの描きませんよね。



というわけで
完成したのがこちら。





娘は相変わらずのピンク。

卵はあきらめましたが、大満足だったようです。

ほとんど親が縫うことになるのですが
(途中投げやりにあきらめかけたり)
本人は全部作った気になる物なんですね~。



主人はこちら





制作するいきものの立体感を出すために1人1つハニカム素材の布を
渡されるのですが、
それをメインに持ってきて考えたそうです。
(通常はいきものの膨らみ用に中に入れたりします。)

青い舌と、左右違う目など細かいです。

下絵はだいぶグロかったのですが
できあがりは今井君らしいポップさがでていていいお仕事されていました。
(仕事じゃないけど)



そして、これを家で見せた時、
グラムの目が光ったのを見逃しません。


グラムのおもちゃの綱人形(噛んで綱がほどけている状態)と同等の物と認識したようで、
噛んで持って行きそうになったので、
主人も慌てました(笑)。


即行ズタズタにされてしまうので。



そして、主人も参加されたみなさまのスキルに感心されていました。

私が参加した時もそうでしたが
本当にみなさん上手です。


そして、楽しそうです。


主人も参加して楽しかったようでよかったです。


以前も3組くらいお父さんと子どもで参加されていて
お父さんが
「縫うのは小学校のぞうきん縫い以来くらいです」
といいながら
素敵なものを作られていたのですよ~。

最近ってお父さんの子育て参加が当たり前になっていていいですね~。

絶対参加した方が楽しいですもんね。




私は行きの新幹線の中で、静岡到着間際に
息子に大量に吐かれてしまい、
講座前に大変な感じになったりしましたが、
無事に講座も終え、帰りは吐かれる事無く無事に帰ってきました。

息子との2人の新幹線もかなり憂鬱だったのですが、
とっても大人しくて助かるけど変だな~、と思ったらそんなことに!


何が起こるかわかりませんね。



そんなこんなで、1泊2日を無事に主人と過ごした娘と

平日をお休みにしてすごしました。



娘は保育園の2泊3日のお泊り合宿も無事に終え
どんどんお姉さんになっちゃってます。





梅雨明けの梅干しを干す作業もやっとでき、

暑い夏をすごしております。