福井利佐blog

切り絵アーティストの日々

「YUROOM HISTORY展、オピー展」

2009年11月19日 | 過去のBLOG記事

イラストレーターの白根ゆたんぽさんの個展「YUROOM HISTORY」へ行ってきました。
会場は代官山のGALLRY SPEAK FORです。

主人が白根さんと組んでいるユニット「YUTOONZ(ユトゥーンズ)」をはじめ、
いつも大変お世話になっています。

今回は、過去の作品など”蔵出しの名品”ばかりということで、楽しみにしていました。



入り口看板。


白根展

初日のギャラリートークでは、聞き手にアーティストの都築潤さんを迎え、
白根さんが作品解説をしていました。
こちら、問題作!?(笑)と噂の夏目漱石の「坊ちゃん」を題材にした作品
「summer eyes」(←なるほど夏目ってことですね。)の解説中。


トーク

会場の様子。


会場

雨の中、大勢の方がいらしていました。
90年代の作品などもあり、
アシスタント時代の作品なども垣間みれてとても楽しかったです。

キャンパス画はやはりいいですね。
いわゆる「塗コミック」派の代表的アーティストです。

白根さん以後、ぞくぞくと「塗コミック」系なアーティストが増えたのは言うまでもありません。
白根さんには白根さんの独特な世界観があります。
コラージュや立体作品などもあり、多才です。

最後の言葉でオープニングを締める白根さんと娘さん。


白根さん

娘さんはお父さんが大好きみたいで、
この後一緒に会場をでられなかったので大泣きしていました。

かわいい。
25日までやっていますよー。
是非是非行ってみてくださーい。

GALLERY SPEAK FOR
白根ゆたんぽ



そして、次の日はジュリアン・オピー展が最終日ということで
再びSCAI THE BAHTHOUSEへ行ってきました。
前回も書きましたが、ここは銭湯を改築したギャラリーです。


scai

オピー

昨年の水戸芸での個展など見逃していたので、実物を見るのは初めてです。
いやあ、おもしろかったですね。
記号化する部分やリアルにする所のバランスが絶妙です。
不思議な世界観です。
また大きい展示があったら観に行かねば。
そして、このギャラリーはあいかわらず気持ちのいい空間です。
最終日というのもありますが、多くの方が訪れていました。


そして、谷中と言えば「谷中ぎんざ」。
例の「夕焼けだんだん」の階段から撮影。


谷中

土曜日だったので観光客も多く、とても賑やかでした。

あんなとこに人が!


朝倉1

彫刻です。
改修工事中の朝倉彫塑美術館。
建物の一番上にいらっしゃいます。


朝倉2

早く入りたいなー。


そして、ここへ来たら薬膳カレーを食べるのです!
「薬膳カレーじねんじょ」さんのカレーです。

前回は平日でランチメニューでしたが、この日は通常メニュー。
私はやっぱり野菜カレー。
選べるトッピングは風邪予防の方(もう一つは疲労回復)のしょうがと紅花にしました。


野菜

主人は海鮮カレー。こっちも美味しそう!


海鮮

店内には何だかいろいろ漬けてあります。


瓶

メニュー。
奥の葡萄酒の絵、粒が全部顔になってるんですけど。


メニュー

この大豆の酢漬け、あいかわらず硬さが絶妙です。


大豆

食後に薬草茶。


薬膳茶

美味しかったし、温まりました。
風邪ひきたくないですからね。
今度は海鮮に挑戦しようかな。
一度、薬膳特製カレーに挑戦したいのですが
何となく凄そうでこの日もスルーしてみました。





* * * *
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