本が好き!な、りなっこのダイアリーです。週末は旦那と食べ歩き。そちらの報告も。
本読みの日々つらつら
8月3日(木)のつぶやき
(@rinakko) 2017年8月3日 - 08:52
【倉橋由美子の怪奇掌篇 (新潮文庫)/倉橋 由美子】
再々読。
(@rinakko) 2017年8月3日 - 16:16
【酔郷譚/倉橋 由美子】
再読。
8月2日(水)のつぶやき(読んだ本、『紅茶スパイ』)
(@rinakko) 2017年8月2日 - 08:36
【紅茶スパイ―英国人プラントハンター中国をゆく/サラ ローズ】を読んだ本に追加
紅茶スパイ―英国人プラントハンター中国をゆく クリエーター情報なし 原書房 “茶の製法は「知的財産」の定義をすべて満たしていた。” “これが成功すれば、東インド会社は国を左右するような一大産業の秘密を盗み出した、史上初の泥棒企業ということになるのだった。”
ヨーロッパ人であるフォーチュンの、慣れない中国の流儀(使用人はなかなか従わないし、絶えず何かを企むしww)に苦戦する様子に、さもありなん…とちょっと笑ってしまった。大変な苦労の末に実現したインド産紅茶。ヴィクトリア時代の光と影。
7月に読んだ本
7月の読書メーター
読んだ本の数:23
読んだページ数:6047
ナイス数:147
よもつひらさか往還 (講談社文庫)の感想
再読。
読了日:07月31日 著者:倉橋 由美子
異端の徒弟 (現代教養文庫―ミステリ・ボックス)
読了日:07月29日 著者:エリス ピーターズ
木に登る王:三つの中篇小説
読了日:07月28日 著者:スティーヴン・ミルハウザー
シュレーディンガーの猫を追っての感想
素晴らしい読み応え。“シュレーディンガーの猫。それは、古典物理学と重力の法則におけるニュートンの林檎のようなものだ。”…と、なるほど。哀惜と喪失感を湛えた内容だが、その静かな語り口による深い思惟を追っていくのは不思議な心地よさだった。そも量子力学とはなんぞ…と私はそこから覚束ないのに、眉毛が繋がって捩れそうになりつつひき込まれる。「重ね合わせの原理」(そして怖ろしいパラドックス)のこと、出現に先立つ消失、儚いパラレル・ワールド、どこからやってきたのかわからない猫への愛おしさ…。
読了日:07月27日 著者:フィリップ フォレスト
聖少女 (新潮文庫)の感想
再々読。
読了日:07月25日 著者:倉橋 由美子
人類最古の哲学 カイエ・ソバージュ(1) (講談社選書メチエ)
読了日:07月24日 著者:中沢 新一
少女ソフィアの夏
読了日:07月23日 著者:トーベ・ヤンソン
きことわの感想
再読。こちらもとても好き。幾夏もともに過ごした2人の少女、永遠子と貴子のからがりやすかった長い髪のように、瞬間と永遠とが縺れ合い引っ張り合い時折たゆむ。…そんな様がそのまま文章になっている。ふと己自身のことを、誰かに夢見られているだけの存在かも知れない…と思う、あやふやな記憶だけをよすがに生きる心許なさ。過ぎ去れば一日も百年も同じ…と呟く。過去の幻さえ、未来からの光の遡行と分かちがたい。遠い幾夏と一冬の失われた光景(熱波を浴びたはまゆう、立ち枯れの向日葵、一本のマフラーで繋がって歩く坂道…)の愛おしさよ。
読了日:07月22日 著者:朝吹 真理子
流跡の感想
再読。兎に角文章がとても好きで、冒頭からして掴まれてしまう。ぷくりぷくりと生じてはその先へその先へ、次の言葉を導き出しながら連なっていく言葉、言葉…の、どこか不穏な揺らぎをたどる。その文字列の不可解さに捕り込まれ、出口を探しあぐねて押し流されていく。目眩う心地で読み進み、大金魚の場面(えごえご踊る!)でもうたおれそうになった。 “細胞液や血液や河川はその命脈のあるかぎり流れつづけてとどまることがないように、文字もまたとどまることから逃げてゆくんだろうか。綴じ目をつきやぶってそして本をすりぬけてゆく。”
読了日:07月21日 著者:朝吹 真理子
ヨーロッパの装飾と文様
読了日:07月20日 著者:海野 弘
新訳 説経節
読了日:07月19日 著者:伊藤 比呂美
猟奇博物館へようこそ ─ 西洋近代知の暗部をめぐる旅
読了日:07月18日 著者:加賀野井 秀一
料理長が多すぎる (ハヤカワ・ミステリ文庫 35-1)の感想再読。
読了日:07月18日 著者:レックス・スタウト
ハルイン修道士の告白―修道士カドフェルシリーズ(15) (光文社文庫)
読了日:07月15日 著者:エリス・ピーターズ
アイトン・フォレストの隠者―修道士カドフェルシリーズ(14) (光文社文庫)
読了日:07月13日 著者:エリス・ピーターズ
遠ざかる家―建築投機 (イタリア叢書 3)
読了日:07月11日 著者:イタロ・カルヴィーノ
星の子の感想
こういう話は実際にあるだろうな…と思いながら読んでいたら怖かった。“新興宗教”ならばある意味まだ分かりやすいが、これが“親の方針”ともなるとその偏りは外からは見えにくく、素直な子どもほどその影響にどっぷり浸かって育つだろうし。親がどんなにその正しさを信じていたとしても、子どもには初めから選べない。…辛い。主人公ちひろの性格が他愛ないというか、見たくないものから目を背ける子どもの知恵が身に付いていて切なかった。集会所や研修の様子が居心地よさそうで、もはや他人が一概に正誤を決めつける話ではない…と思いつつ。
読了日:07月10日 著者:今村夏子
隠し部屋を査察して (創元推理文庫)の感想
再々読。なのだが、何度読んでも慄き、魅入られる。
読了日:07月10日 著者:エリック・マコーマック
アーサー・ミラー〈1〉セールスマンの死 (ハヤカワ演劇文庫)
読了日:07月06日 著者:アーサー・ミラー
五月の雪 (新潮クレスト・ブックス)
読了日:07月05日 著者:クセニヤ メルニク
ウエハースの椅子の感想
再読。昔馴染みの絶望と手を繋いだまま、もう一方の手を絶望によく似た美しい恋人から振りほどくことが出来ない。恋という甘苦しい狂気の中、“私”は少しずつ壊れていく…。江國さんの小説は、子どものころ小学校が如何に嫌いで厭だったかという話になると、思わずがくがく頷いてしまう。
読了日:07月04日 著者:江國 香織
魔法の庭
読了日:07月03日 著者:イタロ カルヴィーノ,イタロ・カルヴィーノ
十蘭錬金術 (河出文庫)の感想
再読。
読了日:07月02日 著者:久生 十蘭
読書メーター
7月31日(月)のつぶやき
(@rinakko) 2017年7月31日 - 07:45
にゃんmini。めちゃうれしいぞ。くん。
(@rinakko) 2017年7月31日 - 07:56
唄を忘れた(違)お父ちゃんは、とりあえず奥茨城に連れていって、あんなに大好きだった畑の土を触らせるとか、土の匂いを嗅がせるとか。何なら土の匂いの中で転ばせるとか…(おい) >ひよっこ
(@rinakko) 2017年7月31日 - 21:20
【よもつひらさか往還 (講談社文庫)/倉橋 由美子】
再読。
(@rinakko) 2017年7月31日 - 21:33
7月よ、つれないな…。
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