9月17日(土)のつぶやき（読んだ本、『アイルランド幻想』 再読）

(@rinakko) 2016年9月18日 - 15:27
【アイルランド幻想 (光文社文庫)/ピーター トレメイン】を読んだ本に追加

　再読。素晴らしい。死を予告するバン・シイの哀しい泣き声は、やがてアイルランドの慟哭へと繋がっいく…小昏い幻視の世界に打ち震え、古の呪いに息を吹き込まれた怖ろしくも美しい情景に心魅かれてやまない、民話や伝説から着想を得たアイリッシュホラー短篇集。そしてまた、アイルランド史上に甚大な影響を及ぼし、トラウマティックな事象として時には忌避されてきたという大飢饉についてなど、あらためて重く辛く受け止めながら読んだ。
　身の毛もよだつ読み心地と、暗く沈む色彩がしみじみと好みだった。金色と小豆色とくすんだ緑の秋、蔦に纏われ朽ちかけた大邸宅（ビッグ・ハウス）、黒々とした海、灰色の嵐、花崗岩の断崖…。ことに好きなのは、「冬迎えの祭り」や「髪白きもの」「悪戯妖精プーカ」「メビウスの館」「大飢饉」「幻影」。

9月16日(金)のつぶやき

(@rinakko) 2016年9月16日 - 10:40
凍りわらび餅。ちまちま。

 

(@rinakko) 2016年9月15日 - 15:12
【二百回忌/笙野 頼子】を読んだ本に追加

	二百回忌
	クリエーター情報なし
	新潮社

　再読。

9月15日(木)のつぶやき（読んだ本、『宇宙探偵マグナス・リドルフ』）

(@rinakko) 2016年9月15日 - 08:59
『宇宙探偵マグナス・リドルフ』、あっという間に残り2篇になってしまった。めためた面白い。こういうの大好き。（『奇跡なす者たち』も読まねばー）

(@rinakko) 2016年9月15日 - 15:11
【宇宙探偵マグナス・リドルフ (ジャック・ヴァンス・トレジャリー)/ジャック ヴァンス】を読んだ本に追加

　すこぶる面白かった！ うおん！ 白髪白鬚（手入れのよいヤギひげ）細身の老紳士マグナスは、著名な数学者にしてトラブルシューター。その超絶した思考といい、えげつない復讐心といい、こりゃ堪らんわい…とぐんぐん読む。登場人物（？）の多くがほぼ魑魅魍魎だったり、その異星人たちの習性や文化があまりにも独創的に狂ってる（…わけではないが狂ってるw）のがツボだった。
　ことにお気に入りは、「ココドの戦士」や「禁断のマッキンチ」「盗人の王」「馨しき保養地」「とどめの一撃」「ユダのサーディン」。

9月13日(火)のつぶやき

(@rinakko) 2016年9月13日 - 08:58
ひさしぶし修道女フィデルマ、昨日ちょっと読みかけたら流石の面白さだったので早く続きを読みたい。
しかしすこぶる頭いたい。いていてっすよ。まずはロッキーに頼むう、ゔゔ。

(@rinakko) 2016年9月13日 - 17:55
【消えた修道士〈上〉 (創元推理文庫)/ピーター・トレメイン】を読んだ本に追加

	消えた修道士〈上〉 (創元推理文庫)
	クリエーター情報なし
	東京創元社

(@rinakko) 2016年9月13日 - 17:55
【消えた修道士〈下〉 (創元推理文庫)/ピーター・トレメイン】を読んだ本に追加

	消えた修道士〈下〉 (創元推理文庫)
	クリエーター情報なし
	東京創元社

(@rinakko) 2016年9月13日 - 19:56
「茶をしばく」の意味を今日知った‥。

9月12日(月)のつぶやき（読んだ本、『眠る石』 再読）

(@rinakko) 2016年9月12日 - 10:32
【眠る石 (ハルキ文庫)/中野 美代子】を読んだ本に追加

　うとり、再読。古の王国、須臾の如く滅んだ人の世の儚い物語をほんの少し…。一夜ずつのうたかた、眠る石たちが見せてくれる夢幻の奇譚集。冷たく突き放しつつ、静かに死を掬い取る透徹した筆致が素晴らしい。
　九世紀のジャワの王朝、石に変じた王女の話（第一夜）、パスパ文字の謂れ（第二夜）、大唐への帰路を急ぐ玄奘法師の前に現れた楼蘭の廃墟（第三夜）…などなど。ホルバインの「大使たち」と、そこに描き込まれた異形の物体に絡んだ話（第七・八夜）、カルヴィーノやユルスナールの引用がある（『平行植物』参照も！）第十四夜も忘れがたい。

(@rinakko) 2016年9月12日 - 15:42
【スキュデリー嬢 (岩波文庫 赤 414-5)/エルンスト・テオドール A.ホフマン】を読んだ本に追加

	スキュデリー嬢 (岩波文庫 赤 414-5)
	クリエーター情報なし
	岩波書店

　再読。

9月11日(日)のつぶやき

(@rinakko) 2016年9月11日 - 08:37
【キャッツ ポッサムおじさんの実用猫百科/T.S. エリオット】を読んだ本に追加

	キャッツ ポッサムおじさんの実用猫百科
	クリエーター情報なし
	河出書房新社

9月10日(土)のつぶやき

(@rinakko) 2016年9月10日 - 09:11
【ロルドの恐怖劇場 (ちくま文庫 ろ 9-1)/アンドレ・ド・ロルド】を読んだ本に追加

(@rinakko) 2016年9月10日 - 12:47
昼ビール部です。氷片しゃりしゃり冷えっ冷え。この、夏ならではの格別感、お名残惜しい…。（ビールは一年中呑むとは言え）

(@rinakko) 2016年9月10日 - 12:59
昼ビールの肴は餃子に鶏の竜田揚げ。

(@rinakko) 2016年9月10日 - 13:02
（所謂女子が好きそうな食べ物に縁も関心もないあたし…）

(@rinakko) 2016年9月10日 - 15:01
ポワロロロみりゅ。今日は『アクロイド殺人事件』＼(^o^)／
(@rinakko) 2016年9月10日 - 15:04
と、冬瓜投げた！

9月9日(金)のつぶやき（読んだ本、『愛の生活・森のメリュジーヌ』再読）

(@rinakko) 2016年9月9日 - 10:48
【愛の生活・森のメリュジーヌ (講談社文芸文庫)/金井 美恵子】を読んだ本に追加

　再読。「兎」には縁があって幾度も読み返しているが、他の作品は久しぶし。アリスにいざなわれる短篇集。
　“わたしの耳の小さな、神経の細い糸で吊されているピアノは、沈黙の音楽をしか響かせることがない。”（「愛の生活」）
　“お前の十本の指が燃えつきるまでに、恋人をさがさなければいけない。”（「森のメリュジーヌ」）

9月7日(水)のつぶやき

(@rinakko) 2016年9月7日 - 07:09
【イン・アメリカ/スーザン ソンタグ】を読んだ本に追加

	イン・アメリカ
	クリエーター情報なし
	河出書房新社

(@rinakko) 2016年9月7日 - 16:52
【佐々木丸美コレクション8 罪灯/佐々木丸美】を読んだ本に追加

	罪灯 佐々木丸美コレクション
	クリエーター情報なし
	復刊ドットコム

9月6日(火)のつぶやき

(@rinakko) 2016年9月6日 - 21:28
関西暮らしが長いけれど、お稲荷さんは俵型じゃないと‥！

(@rinakko) 2016年9月6日 - 21:41
以前は、夫の実家に寄ると義母がお稲荷さんを作って待ってくれてたなぁ。油揚げは田舎らしい濃ゆい甘い味付けで、ウズラの玉子が入ってたこともあったし、酢飯にゆかりとか浅蜊の時雨煮とか混ぜ込んであって、いつも楽しみでした。