2月23日(火)のつぶやき(読んだ本、『グールド魚類画帖』)

06:45 from web
おはようございます。こーしーなう。
15:42 from web
何だかだるくてぼーっとするので布団にもぐり込んで本を読んでいたら、くーっと眠くなった。不調の理由が思い当たらなかったのだがさっき気が付いた、季節の変わり目はいつもこうだ。確か昨日、春一番が吹いたのだ。やでやで。
15:44 from web
どんな状況だ。>rinakkoさんの死因はパトカーに轢かれるです。 [逝ったー] http://mk.nil.nu/s/TUI #itter
15:50 from web (Re: @choroimo
@choroimo 逃げられたからって轢いちゃダメだし! 殺人だし! ヤダし!
15:55 from web
買い物に行きなくないなぁ。しかしまあ、憎らしいほどに天気が良い。天気が良いから図書館のついでに買い物行くか…。
15:59 from web
まぶたがだるい…。音を消したテレビの画面に、女子フィギュアのニュースが流れている。韓国のメディア、“キム・ヨナ当然”調。当然、ってすごいな。
16:38 from API
【グールド魚類画帖】を読んだ本に追加 http://book.akahoshitakuya.com/b/4560027234
16:41 from web
魚にとり憑かれた男のウロボロスが、ああ……(朦朧中)。
17:04 from web (Re: @choroimo
@choroimo 面白かったですよー。想像してた以上に骨太な内容でした。ヘンテコな話なのは期待どおりです。ぜひに。
17:17 from web
めも。必ず沸騰させてから茶碗を入れる。茶碗に蓋をするのが重要。鍋に蓋をしてきっちり5分、強火で加熱。すぐに火を消して7分。7分経ったらすぐにとり出す。強火で作る茶碗蒸し、以前やってみてちゅるんちゅるんに出来たので、今夜もこれで。
19:22 from web
私にしてはとても珍しく、食パンを買う。8枚切りを探したのだが置いてなかったので、やむなく6枚切りの3枚入りにした。やはりここは関西圏(ふわふわ食文化圏)の内なのか…と、いささかご不満。カリカリトーストよ…。

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 リチャード・フラナガンの『グールド魚類画帖』の感想を、少しばかり。

 十二の章それぞれに魚の名前のタイトルが与えられ、実在したグールドが実際に描いたという魚の絵が差し挟まれている。表紙にも使われているタツノオトシゴは、第一章に当たる“ポットベリード・シーホース”だった。
 魚にとり憑かれた男の著した、「魚の本」。運命の冬の朝、糊口をしのぐのもやっとだった当時のタスマニアで、観光客相手に偽の骨董品売りをしていたシド・ハメットが、古めかしいねずみ入らずの中から見つけ出した、その「魚の本」に記されていた驚くべき物語とは…。
 邁進していく故国イギリスから隔絶された流刑地タスマニアを背景に、支配や搾取が暴虐を極めていく様を映す、語り手グールドの透明な眼差し。虐げるものたちの存在があり、そして虐げられる立場におかれた者たちがあり、両者が互いに入り乱れながら各々に独りよがりな方向へと足を踏み出し、やがてグロテスクな狂気へと突き進んでいく。もしかしたらこの物語の全てが、語り手グールドの妄想の産物なのかも知れないと、始めの内こそ思った。けれどもいつしかこの異様な物語に、胸倉を掴まれたように夢中になっていった。渦巻く狂気の中、死にゆく魚の姿を描き続けることで、己を失わなかった主人公の不器用な生き方が、どうにも愛おしくなってしまうのだ。
 かなりに奇天烈な作品だとは思うのだけれど(だから好きだけれど)、流刑地の終焉と最後の章での独白には、胸に迫るものがあった。そこにあるのは愛なのだから。グールドが魚を描き続けたたった一つの理由――。そして、冒頭での言葉たちに繋がっていくのだと思った。タツノオトシゴが、ウロボロスになる。
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