9月に読んだ本

9月の読書メーター
読んだ本の数:19
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夜想#中川多理: 物語の中の少女夜想#中川多理: 物語の中の少女の感想
うとりうとり…ただ魅入り、憑かれたいと思うほどの一冊。ピエール・ド・マンディアルグのヴァニーナやマルスリーヌ、ガルシア=マルケスのエレンディラ、カヴァンのアルビノの少女…。
読了日:09月30日 著者:中川 多理
ジャック・オブ・スペードジャック・オブ・スペード
読了日:09月28日 著者:ジョイス・キャロル・オーツ
またの名をグレイス(下) (岩波現代文庫)またの名をグレイス(下) (岩波現代文庫)
読了日:09月27日 著者:マーガレット・アトウッド
またの名をグレイス(上) (岩波現代文庫)またの名をグレイス(上) (岩波現代文庫)
読了日:09月26日 著者:マーガレット・アトウッド
新編 左川ちか詩集 前奏曲新編 左川ちか詩集 前奏曲
読了日:09月24日 著者:左川 ちか
ガール・イン・ザ・ダーク 少女のためのゴシック文学館ガール・イン・ザ・ダーク 少女のためのゴシック文学館
読了日:09月23日 著者:高原 英理
文字渦文字渦
読了日:09月21日 著者:円城 塔
緩慢の発見 (EXLIBRIS)緩慢の発見 (EXLIBRIS)
読了日:09月19日 著者:シュテン ナドルニー
問題だらけの女性たち問題だらけの女性たち
読了日:09月17日 著者:ジャッキー・フレミング
ランプシェード 変人探偵エム (ジュールコミックス)ランプシェード 変人探偵エム (ジュールコミックス)
読了日:09月15日 著者:坂田 靖子
裏ヴァージョン (文春文庫)裏ヴァージョン (文春文庫)の感想
再読。『最愛の子ども』と繋がりがあると知り、手に取った。なるほどここか…とはっきり指せる箇所もありつつ、何とも名付け得ぬ(名付けなくてよいのだが)交わりを描いている点では、この3人はあの3人にも繋がっていくかもしれない…と読める部分もあった。そして、ひりつくほどの応酬は流石だ。昌子には見えていなかったことを、見せてやりたい。
読了日:09月15日 著者:松浦 理英子
時のかたち (ミステリ・フォー・ユー)時のかたち (ミステリ・フォー・ユー)の感想
再読。短篇4篇に、エッセイとインタビュー。流行作家である語り手が、推理作家で旧友の雨田信を訪おうとしているところから始まる表題作は、2人の出会いの回想から引きこまれる。蝉宿り蛾の幼虫、蛾をコレクションする父とそれを嫌悪する息子、売れてはいない推理作家の築いた妖しい美の世界を妬む主人公水野、そして儚げで美しい雨田の義母…。“時”の描き方にも感嘆した。とても好きだった「桜」は、遂に詳らかにされなかったことの余韻が格別だった。こちら側にまで溢れ零れそうな桜の花片、そこに埋れんとする佳人の姿が絵のように忘れがたい
読了日:09月14日 著者:服部 まゆみ
春になったら苺を摘みに (新潮文庫)春になったら苺を摘みに (新潮文庫)の感想
再読。
読了日:09月12日 著者:梨木 香歩
憂鬱な10か月 (新潮クレスト・ブックス)憂鬱な10か月 (新潮クレスト・ブックス)
読了日:09月11日 著者:イアン マキューアン
命の水: チェコの民話集命の水: チェコの民話集
読了日:09月09日 著者:
ジュリアン・グリーン全集7 日記 (1980年)ジュリアン・グリーン全集7 日記 (1980年)の感想
少しずつ読んでいた。たとえば執筆中の作品について、その時その時どんな思いで書いたのか…とか、それを読んだ友人知人の感想の言葉など、興味深くて引き寄せられた。小説の作風から感じる暗鬱さに比べると、日記の中のジュリアン・グリーン自身には不思議な光がある。葛藤や矛盾を抱えつつも、信仰による救いと世界の美しさを疑わない人だったのだ…と思った。“ぼくは人間の条件を考える、盲目もしくは白痴として生れた子供たちを、正しい人間の迫害とよこしまな人間の勝利とを、この地上におけるあらゆる人生の未完成を……
読了日:09月07日 著者:ジュリアン・グリーン
不思議なシマ氏 (銀河叢書)不思議なシマ氏 (銀河叢書)
読了日:09月06日 著者:小沼丹
図書室の海 (新潮文庫)図書室の海 (新潮文庫)の感想
再読。
読了日:09月05日 著者:恩田 陸
泉鏡花集 黒壁―文豪怪談傑作選 (ちくま文庫)泉鏡花集 黒壁―文豪怪談傑作選 (ちくま文庫)の感想
再読。夏を惜しんで。
読了日:09月03日 著者:泉 鏡花

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