2月24日(火)のつぶやき(読んだ本、『時間のかかる彫刻』)

@rinakko 04:33
【時間のかかる彫刻 (創元SF文庫)/シオドア・スタージョン】を読んだ本に追加

 久方ぶりにシオドア・スタージョン、読むのは3冊目。いきなり一話目の「ここに、そしてイーゼルに」で、はぁ…???となってしまって可笑しかった。描けなくなった画家が何故か(何故か!)魔法の山に閉じ込められている騎士になって、ヒポグリフを乗りまわす魔法使いの虜になる…とかw 叙事詩の世界に現実が侵されまくりなので(何故か!)、訳のわからなさで印象深い(しかも一番長いって…w)。
 他の作品は短くぎゅっとまとまっていてとてもよかった。お気に入りは、「箱」や「フレミス伯父さん」「統率者ドーンの〈型〉」。「〈ない〉のだった―本当だ!」の、唖然とする感じが大好きだ!
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )