バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

植物の不稔細胞質を同定する遺伝子およびそれを用いたハイブリッド植物の作成方法

2006年04月27日 | 植物&農業
国際出願番号 : PCT/JP94/01625 国際出願日 : 1994年9月30日
国際公開番号 : WO95/09910 国際公開日 : 1995年4月13日
出願人 : 三菱商事株式会社 外1名 発明者 : 岩渕 万里 外3名

発明の名称 : 植物の不稔細胞質を同定する遺伝子およびそれを用いたハイブリッド植物の作成方法

植物、例えばアブラナ科植物、の雄性不稔細胞質を同定する新規な遺伝子およびそれを用いたハイブリッド植物の作成方法に関する。本発明の細胞質遺伝子は、植物のハイブリッド種子生産に利用できる新しいcms細胞質遺伝子として有用てあり、また育種上有用な形質を示す新しい細胞質であるコセナcms細胞質を迅速に識別するためにも有用である。また、取得した遺伝子を核ゲノムに導入する、または直接ミトコンドリアゲノムに導入することにより、アブラナ科のみならず植物一般にcmsを付加することが可能である。

治療的使用のためのヒト免疫グロブリン濃縮物の調製方法

2006年04月27日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2002-589515 出願日 : 2002年4月24日
公表番号 : 特許公表2005-500265 公表日 : 2005年1月6日
出願人 : 500280870 発明者 : ショウロウ アブドゥサタール サミ 外3名

発明の名称 : 治療的使用のためのヒト免疫グロブリン濃縮物の調製方法

本発明は、血漿または血漿画分からの、治療的使用のためのヒト免疫グロブリン濃縮物の調製方法に関する。前記方法は、前精製、およびアルカリpHにて行われる単一アニオン-交換クロマトグラフィーを含み、その結果、免疫グロブリンがクロマトグラフ支持体上に保持されること、および分割されることを可能にする。該方法は、IgG、IgAおよびIgM濃縮物を得ることを可能にする。


上海から

2006年04月27日 | 腸内細菌 プロバイオティクス
12日の旅が終了し、午後の上海発で成田に向けて帰国という日程です。久しぶりの上海です。昨晩は、高知大学OBの章教授(上海水産大学)にオヨバレし、中国沿岸域の環境生態の課題など話題が盛り上がりました。日中水産系の大学の交流で北海道大学での会合と東京海洋大学、三重大学、京都大学など訪問、シンポジウムと忙しい訪日に期待しているようです。楽しいひとときでした。  バイオ塾 主宰 川野隆嗣

キノコの子実体形成に関与する遺伝子

2006年04月27日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2000-79173 出願日 : 2000年3月21日
公開番号 : 特許公開2001-258567 公開日 : 2001年9月25日
出願人 : アイ・エム・ビー株式会社 発明者 : 岩田 眞人 外1名

発明の名称 : キノコの子実体形成に関与する遺伝子

【課題】 真菌類の子実体形成に関係する遺伝子を明らかにすること、およびその遺伝子を利用すること。
【解決手段】 特定のヌクレオチド配列を有する、ポリヌクレオチド、およびそのポリヌクレオチド配列に相補的なヌクレオチド配列にストリンジェントなハイブリダイゼーション条件下でハイブリダイズし、かつ子実体原基形成抑制作用を有するポリペプチドをコードするヌクレオチド配列、またはこれらヌクレオチド配列に相補的なヌクレオチド配列。




「食育」の栄養価を高めるには

2006年04月27日 | NEWSクリッピング
「食」の要素として欠かせない惣菜・外食をどう取り込むのかも課題だ
 日本人の健全な食生活を目指す「食育」活動が春から本格化する。食育基本法に基づいて、その方針や目標を定めた「基本計画」も3月末に正式決定した。メディアにはグルメ情報があふれ、「○○に効く」といった食材の“効能”も関心を集める一方で、朝食抜きの若者や、家庭でも一人で食事する子供は後を絶たない。 >>暮らし新事情

環境は似ていても~中国とインドのバイオセーフティ規制比較

2006年04月27日 | からだと遺伝子
 最近のGMOワールドがEUと北米に偏重していることは、筆者も少し気にしている。実際にこの両地域で重要な動きがあることは間違いないのだが、アジア・アフリカなどが無風状態という訳でもない。偶々先週、「中国とインドにおけるバイオセーフティ規則のコストと施行」という比較論考を目にしたので、この要約を読んでみたい。 詳細>>GMOワールド>4/24 宗谷敏

Who provides the building block for siRNA ?

2006年04月26日 | 創薬 生化学 薬理学
ヤマサ醤油。独自の酵母から抽出したRNAを酵素分解して製造しています。4種のリボヌクレオチドを製造できるため、他の手法よりも極めて有利な立場にあります。将来、siRNA製剤が花開く時、わが国の企業がその生命線を握ることになるのです。
宮田満:BTJ /HEADLINE/NEWS 2006/04/26 SOLUTIONS 第828号より

線虫における温度走性の分子機構と神経制御機構

2006年04月26日 | NEWSクリッピング
 動物にとって、外部環境の刺激に対して的確に応答することは、自己の生存や種の保存のために非常に重要である。線虫C. elegansは、飼育温度を記憶し温度勾配上で飼育温度へ向かって移動する。この温度走性は、C. elegansにおいて最も直接的に神経系の可塑性を観察できる行動である。C. elegansの神経生物学における最大の利点は、行動(個 体)、ニューロン(細胞)、遺伝子(分子)という3つの階層レベルを統合して神経系機能を理解できる点であり、当研究室では、この利点を生かしながら、温度走性における温度受容機構、飢餓の体験により飼育温度忌避行動が誘導される行動の解析から記憶・学習機構の解明に向けて研究を行っている。http://bunshi3.bio.nagoya-u.ac.jp/bunshi0/PagesJ/ResearchJ.html

◇第26回猿橋賞、森郁恵・名大教授に
朝日新聞2006年04月25日
 「女性科学者に明るい未来をの会」(会長=古在由秀・群馬県立ぐんま天文台長)は25日、優れた女性科学者を対象とした第26回猿橋賞を、名古屋大学大学院理学研究科の森郁恵教授(48)=分子遺伝学=に贈ると発表した。授賞テーマは「感覚と学習行動の遺伝学的研究」。