バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

光制御性ウイルスベクター ウイルスベクターの遺伝子発現や増殖を自由自在に操れる世界初の技術

2019年05月30日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2019.05.28
東京大学

田原舞乃主任研究官、竹田誠部長(国立感染症研究所)、佐藤守俊教授(東京大学大学院総合文化研究科)、谷憲三朗教授(東京大学医科学研究所)らの共同研究グループは、マグネット(注 1)という光スイッチタンパク質を使って、遺伝子発現や増殖を思いのままにスイッチオン・スイッチオフできる世界初のウイルスベクター(注 2)の開発に成功しました。
https://research-er.jp/articles/view/79863


犬の希少がんの治療標的を発見

2019年05月30日 | 獣医 動物実験 
日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2019.05.29
東京大学

東京大学大学院農学生命科学研究科獣医学専攻の西村亮平教授らの研究チームは、犬などの食肉目にのみ存在する器官である肛門嚢腺に由来し、予後の悪いがんである肛門嚢腺がんの治療標的を探索し、その候補分子としてヒト上皮成長因子様受容体2 (HER2)を同定しました。
https://research-er.jp/articles/view/79870

マイクロ心臓を作る-自発的心筋ブリッジ現象の利用-

2019年05月30日 | 細胞と再生医療
日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2019.05.29
理化学研究所 慶應義塾大学

理化学研究所(理研)生命機能科学研究センター集積バイオデバイス研究チームの田中陽チームリーダー、田中信行研究員、慶應義塾大学理工学部の山下忠紘助教、スイス連邦工科大学チューリッヒ校健康科学技術学部のヴィオラ・フォーゲル教授らの国際共同研究チーム※は、微小な溝が刻まれたシート上でラットの心筋細胞を培養することで、溝を橋渡しする立体的な拍動組織「心筋ブリッジ」を自発的に形成させ、さらにその特性から“マイクロ心臓”ともいうべき機能性が実現できることを明らかにしました。
https://research-er.jp/articles/view/79873

病原菌の新規同定法の開発に成功 検体の採取から最短 2 時間で感染細菌を特定可能に

2019年05月30日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2019.05.29
関西医科大学

学校法人関西医科大学(大阪府枚方市 理事長・山下敏夫、学長・友田幸一)附属生命医学研究所(所長・木梨達雄)侵襲反応制御部門の松尾禎之講師、廣田喜一学長特命教授らの研究チームは、東海大学などと共同で新しい原理を用いた細菌同定法の開発に成功しました。
https://research-er.jp/articles/view/79877

最高血圧130未満に 目標引き下げ 日本高血圧学会

2019年05月30日 | 医療 医薬 健康

高血圧が原因となる脳卒中や心臓病のリスクを下げるため、日本高血圧学会は、治療のガイドラインを改定し、目標の血圧を、75歳未満ではこれまでの最高血圧140未満から130未満にするなど引き下げました。これによって、血圧を目標値に下げる治療が必要な患者は1700万人に上るとみられています。 NHK NEWS web.,2019年5月29日

日本人のためのがん遺伝子パネル検査「OncoGuide™ NCCオンコパネルシステム」

2019年05月30日 | 医療 医薬 健康
国立がん研究センターが開発した日本人のためのがん遺伝子パネル検査「OncoGuide™ NCCオンコパネルシステム」保険適用

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2019.05.29
国立がん研究センター

NCCオンコパネル検査は、日本人のがんで多く変異が見られる遺伝子 114 個について、次世代シークエンサー※2 を用いて 1 回の検査で調べることができます。小児がんを含む様々な固形がんに起きている遺伝子の変異を網羅的に調べることで、患者さんの診断や治療薬の選定などに有用な情報に基づいたがんゲノム医療※3の提供が実現します。
https://research-er.jp/articles/view/79895

レーザー光内視鏡で胃がんの発見率が向上することを証明

2019年05月30日 | 医療 医薬 健康

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2019.05.29
京都府立医科大学

京都府立医科大学大学院医学研究科消化器内科学助教 土肥統、准教授 内藤裕二、教授 伊藤義人らの共同研究グループは、レーザー光による画像強調内視鏡観察(BLI-bright)を用いることで早期胃癌の発見率を向上させることを明らかにし、本件に関する論文が、科学雑誌『Gastrointestinal Endoscopy』に2019年1月号で掲載されましたのでお知らせします。
https://research-er.jp/articles/view/79894

ヒトiPS細胞由来網膜色素上皮細胞懸濁液の保存に最適な温度は16℃

2019年05月30日 | 医療 医薬 健康

プレスリリース 掲載日:2019.05.29
理化学研究所 山梨大学

理研BDR網膜再生医療研究開発プロジェクト(高橋政代プロジェクトリーダー)の北畑将平大学院生リサーチ・アソシエイト(研究当時、現:横浜市立大学附属市民総合医療センター)と田中佑治客員研究員(研究当時、現:山梨大学特任准教授)らは、ヒト iPS 細胞由来網膜色素上皮細胞の懸濁液を16°Cで保存すると細胞の生存率が高く、保存後の再培養における細胞増殖やタンパク質の分泌に影響を与えないことを明らかにした。
https://research-er.jp/articles/view/79896


新たなう蝕関連細菌ビフィドバクテリウム菌の糖代謝機構の解明

2019年05月30日 | 腸内細菌 プロバイオティクス
-乳糖を利用し酢酸を産生する細菌による「う蝕病因論」の新展開に期待-

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2019.05.29
東北大学

東北大学大学院歯学研究科口腔生化学分野の高橋信博教授、安彦友希助教および同研究科小児発達歯科学分野の馬目歩実歯科医師らの研究グループは、重度の小児う蝕患者から特徴的に検出されることが報告されているビフィドバクテリウム菌のう蝕誘発機能の一端について明らかにしました。
https://research-er.jp/articles/view/79890


「薬剤耐性化で問題の緑膿菌、アシネトバクター、MRSAに対する新たな抗菌素材を発見」

2019年05月30日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
「薬剤耐性化で問題の緑膿菌、アシネトバクター、MRSAに対する新たな抗菌素材を発見」
― 耐性菌による感染症の予防・治療と医療費削減への貢献に期待 ―

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2019.05.29
東京医科歯科大学

東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科・統合呼吸器病学分野の齋藤弘明大学院生、宮崎泰成教授の研究グループは、九州大学病院耳鼻咽喉・頭頸部外科の村上大輔講師と和興フィルタテクノロジー株式会社との共同研究で、鶏卵白由来のリゾチーム というタンパクとカニ甲羅由来のキトサンオリゴ糖をメイラード反応*1を介して生成した、リゾチーム ・キトサンオリゴ糖複合体(LYZOX® [リゾックス])が、MRSA や耐性菌で問題となる緑膿菌、アシネトバクターに有効であることを明らかにしました。
https://research-er.jp/articles/view/79897