バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

バルサルタンの製造方法

2019年05月25日 | 医療 医薬 健康
出願人: 株式会社トクヤマ
発明者: 宮奥 隆行, 田中 健次, 森 博志

出願 2015-018151 (2015/02/02) 公開 2016-141643 (2016/08/08)

【要約】【課題】本発明の目的は、血圧降下剤として有用である、非晶質のバルサルタン(化学名称:N−ペンタノイル−N−[2’−(1H−テトラゾール−5−イル)ビフェニル−4−イルメチル]−L−バリン酸)を高回収率で製造する方法を提供することにある。【解決手段】非晶質のバルサルタンの製造方法であって、水分量がバルサルタン1モルに対して0.10モル以下であるバルサルタンとエステル類(酢酸エチル等)との溶液を用いて再結晶することを特徴とする非晶質のバルサルタンの製造方法である。
https://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2016141643/
















創薬への新しい切り札: 温和な条件下での 高反応性化学種発生法を開発

2019年05月25日 | 創薬 生化学 薬理学

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2019.05.24
富山大学

オルトキノジメタンは非常に反応性の高い中間体であり,医薬品の環構造の構築などに用いられてきた。したがって,オルトキノジメタンを簡便に発生させられれば,その高い反応性を生かして医薬品合成などの様々な反応に利用することができる。
https://research-er.jp/articles/view/79777


発酵乳由来ジペプチドのアルツハイマー病予防効果

2019年05月25日 | 加齢 老化制御
発酵乳由来ジペプチドのアルツハイマー病予防効果-WYジペプチドの摂取が脳内のアミロイドβ沈着と炎症を抑制し、 認知機能低下を予防する-

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2019.05.24
東京大学

アルツハイマー病(注1)に代表される認知症の本質的な治療法は未だ開発されていませんが、日常生活において認知症を予防できる食品の開発が注目を集めています。東京大学大学院農学生命科学研究科獣医病理学研究室、学習院大学大学院自然科学研究科生命科学専攻高島研究室、キリンホールディングス株式会社の研究グループは、乳タンパク質を特定の微生物由来酵素で分解して生じたTryptophan-Tyrosine(WY)ジペプチドで脳から分離したミクログリア(注2)を処理すると、アミロイドβを貪食除去する機能が亢進し、神経傷害に繋がる炎症性サイトカインの過剰な産生も抑制されることを見出しました。


発生生物学・神経科学のモデル生物 シー・エレガンスの高精度ゲノムを再構築

2019年05月25日 | 神経 脳 リューマチ 疼痛
発生生物学・神経科学のモデル生物 シー・エレガンスの高精度ゲノムを再構築

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2019.05.24
東京大学

東京大学森下教授のグループ、米国スタンフォード大学ファイヤー教授のグループ、米国コーネル大学シュワルツ教授らは共同してこの問題に取り組み、従来のゲノムの不具合を補う高精度ゲノムを再構築することに成功しました。
https://research-er.jp/articles/view/79770

パラミクソウイルス感染に重要な宿主タンパク質を発見

2019年05月25日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
パラミクソウイルス感染に重要な宿主タンパク質を発見―R2TP複合体がウイルスRNA合成を制御する―

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2019.05.24
国立感染症研究所 日本医療研究開発機構

国立感染症研究所の加藤大志らの研究グループは、国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(AMED)の感染症研究革新イニシアティブ(J-PRIDE)において、R2TP複合体と呼ばれる宿主因子がパラミクソウイルスの増殖に重要な役割を持つことを明らかにしました。
https://research-er.jp/articles/view/79767


「老化と若返りの鍵を握る遺伝子」は、自ら病院を訪れ、治療を受ける

2019年05月25日 | 加齢 老化制御
「老化と若返りの鍵を握る遺伝子」は、自ら病院を訪れ、治療を受ける ~リボソームRNA遺伝子の核膜孔への移動を発見~

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2019.05.24
東京大学

東京大学定量生命科学研究所の堀籠智洋助教、小林武彦教授らの研究チームは DNA二本鎖切断を受けた rDNA が核辺縁まで移動して、核膜孔複合体(注 4)に結合することを発見しました。この移動と結合が失われると rDNA が不安定になったことから、核膜孔結合が rDNA 不安定化の抑制に重要な役割を果たしていると考えられます。
https://research-er.jp/articles/view/79775