バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

ナノピラー・ナノスリット技術でマイクロRNAをミリ秒スケールで抽出

2017年03月09日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
〜1細胞解析やナノポアシーケンサーへの応用が期待〜
プレスリリース 掲載日:2017.03.09
北海道大学 名古屋大学 九州大学 大阪大学

名古屋大学大学院工学研究科(研究科長:新美智秀)化学・生物工学専攻馬場嘉信(ばばよしのぶ)教授、加地範匡(かじのりただ)准教授らの研究グループは、大阪大学産業科学研究所川合知二(かわいともじ)特任教授、九州大学先導物質化学研究所柳田剛(やなぎだたけし)教授、北海道大学大学院工学研究院応用化学部門渡慶次学(とけしまなぶ)教授のグループらと共に、ナノピラー・ナノスリット技術を用いて、細胞内に含まれる核酸成分から、新しいバイオマーカーとして期待されているマイクロRNA(miRNA)のみを20ミリ秒以内という超高速で抽出することに成功しました。


https://research-er.jp/articles/view/56162

ビッグデータを使わない薬物候補探索モデルを開発

2017年03月09日 | 創薬 生化学 薬理学
ビッグデータを使わない薬物候補探索モデルを開発 -化合物の実験データから薬効予測に有効なものを選びとる新手法-

プレスリリース 掲載日:2017.03.08
京都大学

J.B.Brown 京都大学医学研究科講師は、チューリッヒ工科大学とマサチューセッツ工科大学の研究者とともに、複雑な人口知能(AI)やビッグデータを用いずに高い精度で薬物の候補物質をスクリーニングする手法を開発しました。化合物の構造や過去の実験データから反応の予測に重要な組み合わせのみを選び、そのデータを用いて予測するもので、全実験データの 10~20%程度を使いデータベースに含まれる 全ての化合物が治療の標的となるタンパク質と反応するかどうかを高精度に予測することに成功しました。

https://research-er.jp/articles/view/56143

生物多様性を維持する新しい理論の提示

2017年03月09日 | 生命科学 生物誌
生物多様性を維持する新しい理論の提示 -密度に応じた資源配分が希少種の存続を許す-

日本の研究.com.,プレスリリース 掲載日:2017.03.09
京都大学

京都大学フィールド科学教育研究センターの小林和也講師は、植物の生物多様性維持には花粉と種子の生産バランスが重要な役割を果たしているとの新しい理論を発見しました。光や水といった光合成に必須の資源について、利用可能な量が種によって異なる状況を模したシミュレーションを用いて理論を検証したところ、実際のフィールドで観察される生物多様性をうまく再現できました。
地球上に見られる多種多様な生物がなぜ共存できるのかという問いは生態学における重要な未解決問題の一つです。本研究では、多種共存が生じるメカニズムとして種子と花粉の生産比(性比)に着目しました。
https://research-er.jp/articles/view/56176

ヒト乳歯歯髄幹細胞が分泌する新規 M2 マクロファージ 誘導因子を用いた難治性肝疾患治療法の開発

2017年03月09日 | 炎症 抗炎症薬
ヒト乳歯歯髄幹細胞が分泌する新規 M2 マクロファージ 誘導因子を用いた難治性肝疾患治療法の開発

日本の研究.com.,プレスリリース 掲載日:2017.03.09
名古屋大学 徳島大学

徳島大学大学院医歯薬学研究部、口腔組織学分野(平成29.4.1から「組織再生制御学」に名称変更予定)、山本朗仁教授と名古屋大学大学院医学系研究科、消化器内科学、大学院生・伊藤隆徳、石上雅敏講師らの研究グループは、ヒト乳歯歯髄幹細胞の培養上清から見出した抗炎症性M2マクロファージ誘導因子を劇症肝炎ラットモデルに、発症後単回静脈内すると病態が劇的に改善することを見出しました。このM2マクロファージ誘導因子は単球走化性促進因子(MCP-1)と分泌型シアル酸認識レクチン(sSiglec-9)で構成されます。本研究によってMCP-1/sSiglec-9が劇症肝炎に対して新たな治療戦略となる可能性が示唆されました。
https://research-er.jp/articles/view/56163

日本初の研究成果!ビタミンD 受容体遺伝子多型がパーキンソン病リスクに影響

2017年03月09日 | 医療 医薬 健康

日本の研究.com.,プレスリリース 掲載日:2017.03.09
愛媛大学

近年、ビタミン D の不足がパーキンソン病も含めた様々な慢性疾患の発症に影響していると指摘されています。ビタミン D 受容体を介して活性型ビタミン D は作用します。これまで中国、韓国、ヨーロッパの7つの研究でビタミン D 受容体遺伝子多型とパーキンソン病リスクとの関連が調べられています。メタ・アナリシスという統計手法でこれらの結果を統合すると、rs2228570 という遺伝子多型がパーキンソン病のリスクに影響していることがわかりました。
https://research-er.jp/articles/view/56166

梅酢ポリフェノールで用途特許 

2017年03月09日 | 健康・栄養機能性成分
梅酢ポリフェノールで用途特許 インフルエンザ抑制に期待和歌山県田辺市とJA紀南

日本農業新聞 3/7(火) 7:01配信

 田辺市とJA紀南は、梅酢ポリフェノールから発見されたインフルエンザウイルスの増殖抑制や消毒作用を生かし、医薬品などを製造するのに必要な用途特許を取得した。現在、うがい用の顆粒(かりゅう)で臨床試験を進めている。梅酢ポリフェノールは、梅干しの製造過程でできる梅酢から抽出し、大量製造が可能。実用化・商品化に期待が集まっており、市とJAは「梅の果実や加工品のイメージアップにもつながる」と話す。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170307-00010002-agrinews-ind

がん関連遺伝子パネル検査システムが先駆け審査に指定

2017年03月09日 | 癌 ガン がん 腫瘍

横山勇生

 厚生労働省は、2月28日、「がん関連遺伝子パネル検査システム」を先駆け審査指定制度の対象に指定したことを発表した。

 「先駆け審査指定制度」は、世界に先駆けて、革新的医薬品・医療機器・再生医療等製品を日本で早期に実用化すべく、世界に先駆けて開発され、早期の開発段階で有効性が見込まれる医薬品、医療機器等を指定し、各種支援による早期の実用化を目指すものと定義されている。がんなびNews.,2017-03-05


がん関連遺伝子パネル検査システムが先駆け審査に指定

2017年03月09日 | 癌 ガン がん 腫瘍


横山勇生

 厚生労働省は、2月28日、「がん関連遺伝子パネル検査システム」を先駆け審査指定制度の対象に指定したことを発表した。

 「先駆け審査指定制度」は、世界に先駆けて、革新的医薬品・医療機器・再生医療等製品を日本で早期に実用化すべく、世界に先駆けて開発され、早期の開発段階で有効性が見込まれる医薬品、医療機器等を指定し、各種支援による早期の実用化を目指すものと定義されている。がんなびNews.,2017/3/1

武田がcabozantinibの国内の権利獲得、腎癌、肝癌などへの開発に期待

2017年03月09日 | NEWSクリッピング


横山勇生

 武田薬品工業と米Exelixis社は、1月31日、Exelixis社の抗癌剤cabozantinibの日本における独占的開発・販売権に関する権利を武田薬品が獲得したと発表した。武田薬品は、日本における進行性腎細胞癌を始めとした癌への適応拡大を行うことができる。

 武田薬品とExelixis社は、日本におけるcabozantinibの臨床開発や臨床データに基づく承認申請を連携して行う。がんなびNews.,2017/1/31

がん患者の「医療費控除」で少しでも多く税金を取り戻すには

2017年03月09日 | 医療 医薬 健康

がんに負けないお金の話 Vol.1
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昨年1月から12月までの1年間で10万円以上医療費を自己負担した人は、確定
申告をすれば税金の医療費控除が受けられます。申告の期限は3月15日まで。
できるだけたくさんの医療費を取り戻すにはどうしたらよいのでしょうか、
実際にはどのくらい戻ってくるものでしょうか。
『スラスラわかる確定申告』(成美堂出版)などの著書がある税理士の山上
芳子氏にうかがいました。

記事はこちらから
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_--_294667_--_12966_--_2