ヒト乳歯歯髄幹細胞が分泌する新規 M2 マクロファージ 誘導因子を用いた難治性肝疾患治療法の開発
日本の研究.com.,プレスリリース 掲載日:2017.03.09
名古屋大学 徳島大学
徳島大学大学院医歯薬学研究部、口腔組織学分野(平成29.4.1から「組織再生制御学」に名称変更予定)、山本朗仁教授と名古屋大学大学院医学系研究科、消化器内科学、大学院生・伊藤隆徳、石上雅敏講師らの研究グループは、ヒト乳歯歯髄幹細胞の培養上清から見出した抗炎症性M2マクロファージ誘導因子を劇症肝炎ラットモデルに、発症後単回静脈内すると病態が劇的に改善することを見出しました。このM2マクロファージ誘導因子は単球走化性促進因子(MCP-1)と分泌型シアル酸認識レクチン(sSiglec-9)で構成されます。本研究によってMCP-1/sSiglec-9が劇症肝炎に対して新たな治療戦略となる可能性が示唆されました。
https://research-er.jp/articles/view/56163
日本の研究.com.,プレスリリース 掲載日:2017.03.09
名古屋大学 徳島大学
徳島大学大学院医歯薬学研究部、口腔組織学分野(平成29.4.1から「組織再生制御学」に名称変更予定)、山本朗仁教授と名古屋大学大学院医学系研究科、消化器内科学、大学院生・伊藤隆徳、石上雅敏講師らの研究グループは、ヒト乳歯歯髄幹細胞の培養上清から見出した抗炎症性M2マクロファージ誘導因子を劇症肝炎ラットモデルに、発症後単回静脈内すると病態が劇的に改善することを見出しました。このM2マクロファージ誘導因子は単球走化性促進因子(MCP-1)と分泌型シアル酸認識レクチン(sSiglec-9)で構成されます。本研究によってMCP-1/sSiglec-9が劇症肝炎に対して新たな治療戦略となる可能性が示唆されました。
https://research-er.jp/articles/view/56163