バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

希少糖質の腸内細菌への影響

2013年07月09日 | 腸内細菌 プロバイオティクス
佐々原浩幸、井上昌子、合田奈苗、ほか1名
香川県産業技術センター発酵食品研究所研究報告 92号, p.7-8(2000-07)

腸内細菌29株について希少糖アルコールであるD-イジトール,L-イジトール,D-タリトール及び希少ケトヘキソースであるD-タガトース,D-プシコース,D-ソルボースに対する資化性,生酸性について検討したところ,D-タガトースに,Lactobacillus属に対する選択的な資化性,生酸性が認められ,腸内菌相改善への応用の可能性が示唆された。AgriKnowledge.,レコードナンバー 690658


筋ジス治療に可能性 遺伝子異常抑える化合物

2013年07月09日 | からだと遺伝子
 筋肉が収縮し、握った手が開きにくくなるなどの症状が出る「筋強直性ジストロフィー」の原因となる遺伝子の働きの異常を抑える化合物をマウスで発見したと、東京大の石浦章一教授(生化学)らが9日、発表した。治療薬開発につながる可能性があるという。

 この病気は筋肉の働きに異常が現れる筋ジストロフィーの一種で、患者は日本人10万人に5人程度。成人の筋肉疾患では最も患者が多いとされる。特定の遺伝子で、タンパク質を作る過程に異常が起きることが原因とみられている。共同通信 2013/07/09


【iPS細胞から肝臓】 治療応用に道筋 戦略さまざま研究進む 

2013年07月09日 | 医療 医薬 健康

 体を構成するさまざまな細胞を作り出せるiPS細胞だが、作った細胞をばらばらのまま体内に入れても目標の臓器にはほとんど定着せず、臓器移植のような治療効果は望めない。横浜市立大チームが開発した小さな肝臓の作製法は、解決に向け一つの道筋を示した。細胞を大量、安価に作る技術の開発が課題だが、肝臓だけでなく腎臓の作製も「同様の発想でできる可能性がある」(谷口英樹教授)という。産経新聞online 2013.7.4


貯蔵性及び機能性が向上した缶キムチ

2013年07月09日 | 健康・栄養機能性成分
出願人: プサン ナショナル ユニバーシティー インダストリー−ユニバーシティー コーポレーション ファウンデーション
出願 2009-549510 (2008/01/18) 公開 2010-510813 (2010/04/08)


【要約】本発明は、白菜、カラシナ、チョンガ大根、大根、ネギ、えごまの葉、イヌヤフシソウ、及びニラからなる群から選択される何れか一つ以上をキムチの主材料として使い、キトサン、ビタミンC、及びグレープフルーツ種子抽出物のうちから選択された一つ以上をキムチの主材料100重量部を基準にして0*01ないし1*0重量部含み、イワシ塩辛の汁及びアミの塩辛のうちから選択された一つ以上の塩辛と醗酵水を含有する充填液とがキムチの主材料100重量部を基準にして25ないし55重量部含む缶キムチであって、缶キムチ内のリューコノストック属菌数が1*0×102CFU/ml~5*0×104CFU/mlであることを特徴とする缶キムチ。本発明の缶キムチは、脱気工程及び低温殺菌を通じて乳酸菌数を一定の範囲で制御することで、キムチ組職感の損失を減らすことができ、ガス発生を抑制して安定性を獲得し、缶キムチの抗突然変異性及び坑癌効果を増進させる優れた効果がある。明細書 pdf >> かんたん特許検索


体外受精は2万6000円から可能、設備簡易化でコスト大幅減

2013年07月09日 | 医療 医薬 健康
体外受精(IVF)に掛かる費用は、医療施設の設備簡易化により200ユーロ(約2万6000円)程度に抑えられることが分かったとする報告が8日、英ロンドン(London)で開かれた欧州ヒト生殖学会(European Society of Human Reproduction and Embryology、ESHRE)の年次大会で発表された。欧米で一般的なIVF治療費の10~15%に当たるといい、開発途上国で不妊に悩む数百万人に希望を与える報告だ。AFP BB News web., 2013年07月09日




プランテオースを含有する食品組成物及び医薬品

2013年07月09日 | 健康・栄養機能性成分

出願番号 : 特許出願2011-185270 出願日 : 2011年8月26日
公開番号 : 特許公開2013-42749 公開日 : 2013年3月4日
出願人 : 日本甜菜製糖株式会社 外1名 発明者 : 堀内 賢一 外6名

【課題】低カロリーな機能性糖質素材を有効成分として含有する、ヒト及びヒトを除く動物に有用な生理作用を発揮する食品組成物及びその製造方法、有用な医薬品等を提供する。
【解決手段】プランテオースを1%以上含有する食品組成物を製造することで、抗う蝕作用及び/又はビフィズス菌増殖作用が期待できる食品組成物を簡便かつ効率的に提供し、また、プランテオースを有効成分として含有させることで、抗う蝕作用及び/又はビフィズス菌増殖作用を発揮する医薬品を提供する。ekouhou 特許公開・明細書(全文)


骨芽細胞特異的発現を誘導するDNA及びその塩基配列

2013年07月09日 | 細胞と再生医療

国際出願番号 : PCT/JP2010/063411 国際出願日 : 2010年8月6日
国際公開番号 : WO2011/016561 国際公開日 : 2011年2月10日
出願人 : 国立大学法人 長崎大学 発明者 : 小守 壽文 外5名

本発明は、骨芽細胞特異的発現を誘導し得るエンハンサー及びその用途を提供することを目的とする。
本発明は、Runx2遺伝子中のエンハンサーとしての機能を有するおよそ1.3kbの断片、特におよび0.34kb、具体的には配列番号1、3、4及び5に記載のエンハンサーを提供する。当該エンハンサーは、プロモーターと結合させることによって、骨芽細胞特異的遺伝子の転写を活性化することができる。GooglePatent.,WO 2011016561 A1


幹細胞から組織細胞への分化誘導方法

2013年07月09日 | 医療 医薬 健康

国際出願番号 : PCT/JP2010/063659 国際出願日 : 2010年8月11日
国際公開番号 : WO2011/021558 国際公開日 : 2011年2月24日
出願人 : 株式会社オーガンテクノロジーズ 発明者 : 喜多村 真治 外1名
発明の名称 : バイオ人工臓器作製方法

要約:

【課題】本発明は、幹細胞から組織細胞への分化誘導方法を提供することを課題とし、得られた組織細胞を含むバイオ人工臓器を提供することを課題とする。さらには、作製されたバイオ人工臓器を含む医療用材料を提供することを課題とする。
【解決手段】増殖能、自己複製能、分化能を有する幹細胞を用いてハンギングドロップ法により培養することで、三次元的に胚様体の細胞塊が構築され、前記細胞塊をHGF、GDNF、b-FGF、BMP7及びEGFの存在下で培養することで、組織細胞に分化しうる。また、組織細胞に分化した細胞を用いてバイオ人工臓器を作製することができ、さらには医療用材料を提供することができる。GooglePatemt.,WO2011/021558




レチノイン酸存在下でのT細胞集団の製造方法

2013年07月09日 | 医療 医薬 健康

国際出願番号 : PCT/JP2010/064254 国際出願日 : 2010年8月24日
国際公開番号 : WO2011/024791 国際公開日 : 2011年3月3日
出願人 : タカラバイオ株式会社 発明者 : 片山 敬章 外6名

本発明によれば、レチノイン酸類及びCD3リガンドを使用して、T細胞又はT細胞の前駆細胞を含有する細胞集団を生体外で培養する工程を含むことを特徴とする、メモリーT様細胞を含有する細胞集団を製造する方法が提供される。更に、本発明によれば、メモリーT様細胞の比率が増加し、所望の遺伝子が高効率で導入され高発現している細胞集団を製造する方法が提供される。GooglePatent.,WO 2011024791 A1


サイトカイン誘導キラー細胞の製造方法

2013年07月09日 | 医療 医薬 健康

国際出願番号 : PCT/JP2010/069072 国際出願日 : 2010年10月27日
国際公開番号 : WO2011/052638 国際公開日 : 2011年5月5日
出願人 : タカラバイオ株式会社 発明者 : 神 芽衣子 外2名

本発明は、(a)CD3陽性CD56陽性細胞に分化しうる細胞及び/又はCD3陽性CD56陽性細胞を含有する細胞集団をCD3リガンド存在下で培養する工程、(b)工程(a)により得られた細胞集団をCD3リガンドの非存在下で培養する工程、及び(c)工程(b)により得られた細胞集団をCD3リガンド存在下で培養する工程を包含する、サイトカイン誘導キラー細胞の製造方法などを提供する。GooglePatemt.,WO 2011052638 A1