バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

組換え微生物及び当該微生物を用いた、鉄代謝系を標的とする薬剤のスクリーニング方法

2013年07月13日 | BioTech生物工学 遺伝子工学

出願番号 : 特許出願2012-206446 出願日 : 2012年9月20日
公開番号 : 特許公開2013-78305 公開日 : 2013年5月2日
出願人 : 国立大学法人東北大学 発明者 : 米山 裕 外4名

【課題】本発明は、鉄に対する感受性及び薬剤耐性を共に有する微生物モデルであって、対象とする微生物が本来有する鉄獲得系遺伝子自身とその発現制御は天然に近い状態で維持しつつ、かつ培地中に遊離鉄が豊富な状態と遊離鉄が欠乏している状態とで、薬剤耐性が異なる組換え微生物モデルを構築することを課題とする。
【解決手段】本発明は、薬剤排出ポンプサブユニットタンパク質をコードする遺伝子を含む塩基配列が低鉄濃度応答配列の制御下で機能的に発現するように組み換えられていることを特徴とする組換え微生物を提供する。J-Store >>国内特許コード P130009584


分子擬態粘膜エイズワクチン

2013年07月13日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
MOLECULAR MIMIC MUCOSAL AIDS VACCINE
 本発明の課題は、粘膜免疫を誘導でき、HIV感染による免疫系の破綻を防御でき、HIVの易変異原性による免疫系からの逃避を防止でき、HIVの迅速な感染を防止できるエイズワクチンを提供することである。本発明によれば、Hub抗原とN2, N6-ビス[ N2, N6-ビス(3,4,5-トリヒドロキシベンゾイル)-L-リシル]- N-(2-アミノエチル)-L-リジンアミド(TGDK)とフェツインとの複合体からなるエイズワクチンが提供される。GooglePatent.,WO 2013024859 A1

iPS医療、2年で承認 治療・創薬の安全基準統一

2013年07月13日 | 医療 医薬 健康
政府、開発期間短く
 iPS細胞を用いた再生医療や創薬の実用化に向け、官民による開発や環境整備の動きが加速してきた。政府は再生医療と創薬で異なっていた安全基準を統一し、開発期間を最短2年と今よりも3分の1に短くする。武田薬品工業など35社・団体はiPS細胞の創薬に関する基礎試験データを共有し、実用化までの期間を短くする。日本経済新聞(Web版)2013/7/11

世界初のiPS細胞を使った臨床研究、2014年夏にも開始へ
FNN News,2013-07-12 動画



医薬分子の副作用の推定方法及び創薬ターゲットの推定方法

2013年07月13日 | 医療 医薬 健康
出願人: 株式会社医薬分子設計研究所
出願 2007-002958 (2007/01/11) 公開 2007-200315 (2007/08/09)

【課題】生体分子の情報を生体応答と結びつけることのできるデータベースを利用して医薬分子の副作用や創薬ターゲットを推定する方法を提供する。【解決手段】医薬分子の副作用の推定方法であって、以下の工程;a) 生体分子対の情報を生体イベントの情報と共に生体分子連鎖データベースに格納する工程;b) 1以上の生体分子及び_又は生体イベントを検索の端点として選択する工程;c) 機能上又は生合成上関連した分子のつながりを自動的に検索するコネクト検索を行なうことにより、該端点を含む機能上又は生合成上関連した分子のつながりである分子機能ネットワークを生成する工程;及びd) 該分子機能ネットワークを生体分子及び/又は生体イベントを節点として持つグラフとして表示する工程、を含むことを特徴とする方法。明細書 pdf >> かんたん特許検索


生理機能推定および/または評価方法

2013年07月13日 | 医療 医薬 健康
生理機能推定および/または評価方法、その方法をコンピュータに実行させるプログラム、およびその方法を実施する装置 (スコア:4791)
出願人: 小野薬品工業株式会社google_iconyahoo_icon
出願 2005-152846 (2005/05/25) 公開 2006-329781 (2006/12/07)

【課題】本発明の課題は、特定の生理状態において変動する因子のパターンから、その変動が意味する生理機能を推定および/または評価する方法、その方法をコンピュータに実行させるプログラム、およびその方法を実施する手段を備えた装置を提供することにある。【解決手段】本発明は、生理機能およびその機能を担う因子のリストを用い、各機能が特定の生理状態における変動を特徴づけるものであるか否かを統計的検定手法を用いて評価し、複数の機能が入力された場合には、この中から評価の高いものを選択し、さらに必要に応じて、閾値の設定あるいは検定手法の選択などにより検定結果が再現しない場合には、複数の閾値などを用いて検定を繰り返し、同時に複数の評価値を出力あるいは図示する方法、その方法をコンピュータに実行させるプログラム、およびその方法を実施する手段を備えた装置を構成する。明細書 pdf >> かんたん特許検索

窒素欠乏時のラン藻の代謝を網羅的に解析し、代謝の矛盾を解消

2013年07月13日 | 医療 医薬 健康

独立行政法人理化学研究所

-窒素欠乏時には炭素とエネルギーを分散させて蓄積することを発見-

ポイント
窒素欠乏時にグリコーゲンだけでなくコハク酸やリンゴ酸などの炭素化合物量が増加
窒素欠乏時にラン藻内の19種類のアミノ酸の量も変化
炭素代謝の理解により、ラン藻を用いた有用炭素化合物生産に新たな可能性
理研プレスリリース 2013年7月8日

メモリーB細胞が再感染から速やかに体を守る仕組みを解明

2013年07月13日 | 医療 医薬 健康

独立行政法人理化学研究所
国立大学法人大阪大学
独立行政法人科学技術振興機構

-メモリーB細胞を人為的に制御し効果的なワクチン開発へ-
この記事を分かりやすく解説した「60秒でわかるプレスリリース」もぜひご覧ください。
ポイント
メモリーB細胞は再感染後、迅速に抗体産生細胞に分化し大量の中和抗体を産生
転写因子Bach2の発現低下が迅速な抗体産生細胞への分化に必須
成果応用で効果的なワクチン開発に期待
(独)理化学研究所 広報活動 2013年7月12日


新規核酸、及び当該核酸を用いたスクリーニング方法

2013年07月13日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2004-183135 出願日 : 2004年5月25日
公開番号 : 特許公開2005-333964 公開日 : 2005年12月8日
出願人 : 国立大学法人山口大学 発明者 : 白井 睦訓 外4名

【課題】有用な新規核酸の提供、及び当該核酸の情報を利用して、クラミジア、特に猫クラミジアの感染によって引き起こされる疾患予防用のワクチン、病原性に関する分析を提供する。
【解決手段】核酸は、以下の(a)、又は(b)、すなわち、(a)特定の塩基配列からなる核酸、又は、(b)前記塩基配列の塩基配列の一部が欠失、置換若しくは付加されていて、かつ、前記塩基配列と80%の相同性を有する核酸。また該核酸によりコードされる蛋白質を提供する。明細書 pdf >> かんたん特許検索


セファロスポリン誘導体の製造方法

2013年07月13日 | 創薬 生化学 薬理学

国際出願番号 : PCT/JP2011/051390 国際出願日 : 2011年1月26日
国際公開番号 : WO2011/093294 国際公開日 : 2011年8月4日
出願人 : 日本化学工業株式会社 発明者 : 和久井 淳 外3名

簡便な工程で、Z体の含有率が高い目的するセファロスポリン誘導体又はそのアルカリ金属塩を工業的に有利な方法で提供する。
下記一般式(1)で表される化合物の水溶液を、JIS K-1474に従い測定されたヨウ素吸着性能が1200mg/g以上であり、メチレンブルー吸着性能が250ml/g以上である活性炭と接触させて、下記一般式(2)で表わされるZ体の含有率が向上した下記一般式(1)で表される7-アミノ-3-[(E/Z)-2-(4-メチルチアゾール-5-イル)ビニル]-3-セフェム-4-カルボン酸又はそのアルカリ金属塩を得る第1工程、
次いで、前記第1工程で得られたZ体の含有率が向上した式(1)で表される化合物と、下記一般式(3)で表される化合物とを反応させる第2工程を含むことを特徴とする下記一般式(4a)で表されるセファロスポリン誘導体又はそのアルカリ金属塩の製造方法。Google Patent.,WO 2011093294 A1






新規バイオ開裂性リンカー

2013年07月13日 | 医療 医薬 健康

出願番号 : 特許出願2012-181087 出願日 : 2012年8月17日
公開番号 : 特許公開2013-10773 公開日 : 2013年1月17日
出願人 : アッパラオ・サティアム 外1名 発明者 : アッパラオ・サティアム

【課題】バイオ開裂性リンカーと治療薬が共有結合しているNO放出プロドラッグ、ダブルプロドラッグおよび相互プロドラッグを含むプロドラッグを提供する。
【解決手段】下式(I)の化合物またはその薬剤的に容認できる塩。ekouhou 特許公開・明細書(全文)



[式中、aは0を表し、BはS-Sを表し、AおよびA1は独立して(CH2)dを表し、dは1~4であり、D1は、-OH、-SH、-CO2H等を含んでなる治療薬を表し、D2は独立してD1、ペプチド、タンパク質、単クローン抗体、ビタミン、アミノ酸等を表し、EはCH2または結合を表し、L1およびL2は独立して結合、O、S等を表す。]