バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

中外製薬、iPS細胞で新薬候補選別

2013年07月23日 | 創薬 生化学 薬理学
 中外製薬は2016年をメドにあらゆる細胞に変化するiPS細胞を新薬の研究開発に全面活用する。iPS細胞でヒトの心筋細胞をつくり、医薬品になる可能性のある物質が不整脈などの原因にならないか確かめる。研究の初期段階で候補物質を選別し、業界平均で1品あたり1千億円かかる新薬の研究開発費を削減していく。製薬業界でiPS細胞の本格的な活用に弾みがつきそうだ。日本経済新聞 電子版 2013/7/23


iPSから「ミニ肝臓」量産技術 横浜市大・クラレ

2013年07月23日 | 細胞と再生医療

 横浜市立大学の谷口英樹教授やクラレなどのチームは、人の様々な組織に育つiPS細胞から小さな肝臓を量産する技術を開発した。直径1ミリメートルにも満たないが、肝臓の塊を一度に600個作った。複数を肝炎など重い病気で肝臓が弱った患者に移植すれば、提供者が常に不足している臓器移植に代わる治療法になるとみている。10年以内の臨床応用を目指す。日本経済新聞 電子版 2013/7/23


トイレで大腸がん検診啓発

2013年07月23日 | 医療 医薬 健康



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20130716tanshin1.jpg 大腸がん撲滅キャンペーンを展開するNPO法人ブレイブサークル運営委員会 は、大腸がん検診の受診を呼び掛ける絵や文字を印刷したトイレットペーパーを発売した。
 行政や医療機関、健康保険組合、企業の健康管理部門などを対象に販売する。紙が2枚重ねのタイプで、価格は100ロール入り4200円。
 国内では大腸がんにかかる人がこの30年で6倍に増え、女性ではがんによる死亡原因の第1位になっている。早期発見すれば比較的治りやすいがんだが、検診受診率は24%程度と低迷している。医療新世紀 2013.07.16

 運営委のホームページで購入申し込みが可能。問い合わせは運営委事務局、電話03(6901)4245。