バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

資生堂のD-アミノ酸製品 中国で先行発売

2013年05月30日 | NEWSクリッピング
 D-アミノ酸(DAA)は1970年代に科学者が人体から発見したものだが、広く研究されるようになったのは80年代後半のことだ。非天然型アミノ酸とされるDAAはタンパク質の基本的な構成ユニットではないが、多くの植物、微生物、高等植物の中に存在している。「科技日報」が伝えた。
「人民網日本語版」2013年5月30日

抗D-アミノ酸モノクローナル抗体を用いたD-アミノ酸の免疫学的分析方法

2013年05月30日 | 抗体 免疫 抗原 

出願番号 : 特許出願2008-27650 出願日 : 2008年2月7日
公開番号 : 特許公開2009-184981 公開日 : 2009年8月20日
出願人 : 株式会社資生堂 外1名 発明者 : 財津 潔 外3名

発明の名称:抗D-アミノ酸モノクローナル抗体及び、抗D-アミノ酸モノクローナル抗体を用いたD-アミノ酸の免疫学的分析方法

【課題】特定のD-アミノ酸に対する特異性が高く、かつ、他の類似構造を有する化合物に対する選択性も高いD-アミノ酸の分析方法であって、臨床検体等の多試料分析に適したD-アミノ酸の分析方法を開発すること。
【解決手段】特定の1種類のD-アミノ酸のみと反応し、該D-アミノ酸に類似する他の化合物とは交差反応しない、抗D-アミノ酸モノクローナル抗体と、該モノクローナル抗体を用いるD-アミノ酸の免疫学的分析方法を提供する。前記D-アミノ酸の免疫学的分析方法には、競合ELISA法又は表面プラズモン共鳴法を利用する場合がある。明細書 pdf >> かんたん特許検索


H7N9型鳥インフル、薬剤耐性を持つウイルスを確認

2013年05月30日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
 英医学誌「ランセット(The Lancet)」のウェブサイトでこのほど、上海公共衛生臨床センターなどの研究者がまとめた報告書が発表された。それによると、一部の患者の体内から検出されたH7N9型鳥インフルエンザのウイルスに変異が生じ、変異したウイルスは一部の抗ウイルス薬剤に耐性を示すことがわかった。しかし、大部分の患者にとっては、タミフルなど抗ウイルス薬のできるだけ早い投与が依然として効果的だという。人民日報が伝えた。 「人民網日本語版」2013年5月30日




抗メソテリン免疫複合体およびその使用

2013年05月30日 | 医療 医薬 健康

出願番号 : 特許出願2012-507621 出願日 : 2010年4月16日
公表番号 : 特許公表2012-525342 公表日 : 2012年10月22日
出願人 : バイエル・ファルマ・アクチェンゲゼルシャフト 発明者 : アントイェ・カーネルト 外4名

本発明は、細胞傷害剤、例えばマイタンシンもしくはその融合体と複合化され、そして/または1種以上のさらなる抗がん剤と共に投与されるかもしくは製剤されている、メソテリンと結合する抗体、例えばモノクローナル抗体またはその抗体フラグメントからなる免疫複合体を提供する。本発明の免疫複合体は、がん、例えば固形主要を処置および/または診断および/またはモニターする本発明の方法に使用できる。本免疫複合体は、膵臓および卵巣腫瘍、中皮腫および肺がん細胞のような様々な主要において過剰発現されている、40 kDaの膜係留メソテリンポリペプチドに特異的である、抗体および抗原結合領域を含む機能的フラグメントを含む。明細書 pdf >> かんたん特許検索



MIR-21プロモーター駆動性標的がん治療

2013年05月30日 | 癌 ガン がん 腫瘍

出願番号 : 特許出願2011-545841 出願日 : 2010年1月19日
公表番号 : 特許公表2012-515532 公表日 : 2012年7月12日
出願人 : ラモット アット テル アビブ ユニバーシティ, リミテッド 発明者 : ロジン‐アルベスフェルド,リナ 外3名

本発明は、毒素を例とする抗がん剤をコードする核酸配列に連結されたマイクロRNA-21(miR-21)に由来するプロモーター配列を含む核酸構造体を提供する。本発明の構造体は、miR-21を発現している腫瘍を治療するのに特に有用である。明細書 pdf >> かんたん特許検索

上皮成長因子受容体キナーゼ阻害剤に対する抗がん反応を予測するための生物学的マーカー

2013年05月30日 | 癌 ガン がん 腫瘍

出願番号 : 特許出願2012-506196 出願日 : 2010年4月15日
公表番号 : 特許公表2012-524280 公表日 : 2012年10月11日
出願人 : オーエスアイ・ファーマシューティカルズ,エルエルシー 発明者 : リチャードソン,フランク・シー 外3名

本発明は、EGFRキナーゼ阻害剤を用いてがん患者の治療の有効性を予測するための診断方法を提供する。これらの方法は、EGFRキナーゼ阻害剤を用いた治療の有効性が、患者の腫瘍細胞が生物マーカーであるビメンチンおよびEカドヘリンを高レベルで発現するか、または低レベルで発現するかにより予測されるという驚くべき発見に基づいており、これにより、腫瘍が生物マーカーであるビメンチンおよびEカドヘリンの少なくとも1つを高レベルで発現する患者は、腫瘍がビメンチンおよびEカドヘリンの両方を低レベルで発現する患者よりも長期にわたる生存率および進行のない生存を有する。本発明は、患者において腫瘍または腫瘍転移を治療するための方法であって:腫瘍細胞が生物マーカーであるビメンチンおよびEカドヘリンの少なくとも1つを高レベルで発現するか否かを判断することによって、EGFRキナーゼ阻害剤に対する患者の反応性が有望であることを診断する工程、および特に阻害剤の有効性が予測される場合に、前記患者に治療上有効な量のEGFRキナーゼ阻害剤(例えば、エルロチニブ)を投与する工程を含む方法をさらに提供する。明細書 pdf >> かんたん特許検索


がん幹細胞を可視化・排除するための組成物および方法

2013年05月30日 | 医療 医薬 健康

出願番号 : 特許出願2011-552066 出願日 : 2010年2月16日
公表番号 : 特許公表2012-519168 公表日 : 2012年8月23日
出願人 : オンコリックス, インコーポレイテッド 発明者 : チェン, ウェン ワイ.

本発明は一般には、がん診断および治療の分野、特に幹様特性を持つがん細胞を排除する上で有益な組成物および方法に関連する。開示された組成物はまた、転移性乳がん、卵巣がん、子宮頸がんまたは子宮内膜(子宮)がんの管理、および患者体内におけるがん細胞の可視化にも有益でありうる。本発明の組成物にはヒトプロラクチン受容体拮抗薬G129Rを含む。例えば、ヒトプロラクチン受容体拮抗薬の有効量の患者への投与を含み、がん細胞がエストロゲン受容体、プロゲステロン受容体およびHer2/neuから成る一群から選定される受容体を発現せず、さらに、該がん細胞が卵巣がん細胞、子宮(子宮内膜)がん細胞、子宮頸がん細胞および乳がん細胞から成る一群から選定される、患者におけるがん細胞の成長を阻害する方法が提供される。明細書 pdf >> かんたん特許検索


新型細胞使い糖尿病改善 重症ラット、京大成功 インスリン分泌持続

2013年05月30日 | 細胞と再生医療
 血糖値を下げるインスリンを分泌する膵臓の膵島細胞と、増殖能力を持つ幹細胞を融合させた新たな細胞を作り、重症糖尿病のラットに移植して改善させることに京都大の角昭一郎准教授(再生医療)のチームが成功し、米オンライン科学誌プロスワンに発表した。MSN産経新聞(Online)2013.5.29


新種のコロナウイルス、患者の排せつ物介し感染か 

2013年05月30日 | 医療 医薬 健康
 新種の「中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルス」による病院内や家族間での人同士の感染は、患者の排せつ物を介して起きた可能性があるとする報告を、フランスやサウジアラビアの医療チームが29日、米英の医学誌に相次いで発表した。産経SankeiBiz.,2013.5.30


ビタミンCが結核菌を死滅させるブックマーク

2013年05月30日 | 医療 医薬 健康
Nature Communications
Microbiology: Vitamin C kills tuberculosis bacteria

ビタミンCが結核菌(Mycobacterium tuberculosis)を選択的に死滅させることが実験的に明らかになった。結核の化学療法は、長期間にわたって行われるが、特に抗菌剤耐性菌株を原因とする感染の場合に功を奏さないことが多い。今回の研究は、結核の治療法にビタミンCを追加することが有益である可能性を示唆している。このことは、古くは1930年代に発表された科学論文でも示唆されていた。Nature Japan.,2013年5月22日