バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

補酵素結合型グルコース脱水素酵素をコードするポリヌクレオチド

2013年05月12日 | BioTech生物工学 遺伝子工学

出願番号 : 特許出願2012-53703 出願日 : 2012年3月9日
公開番号 : 特許公開2012-139230 公開日 : 2012年7月26日
出願人 : 池田食研株式会社 発明者 : 小村 啓悟 外5名

【課題】グルコースに対する基質認識性に優れ、マルトースに対する作用性が低い補酵素結合型グルコース脱水素酵素を大量生産するための手段を提供する。
【解決手段】電子受容体存在下でグルコースを脱水素する反応を触媒し、特定のアミノ酸配列に対して少なくとも60%の配列同一性を有するアミノ酸配列からなり、特定の補酵素結合型グルコース脱水素酵素コンセンサス配列を有し、下記1)から4)の性質:1)フラビンアデニンジヌクレオチド(FAD)を補酵素とする、2)酸素を電子受容体としない、3)グルコースへの作用性に対してマルトースへの作用性が5%以下である、および4)グルコースの1位の水酸基を酸化し、グルコースをグルコノ-δ-ラクトンに変換する反応を触媒する、を有する可溶性の補酵素結合型グルコース脱水素酵素をコードするポリヌクレオチド。明細書 pdf >> かんたん特許検索


新規ペプチド生成酵素遺伝子

2013年05月12日 | BioTech生物工学 遺伝子工学

出願番号 : 特許出願2012-159204 出願日 : 2012年7月18日
公開番号 : 特許公開2012-196232 公開日 : 2012年10月18日
出願人 : 味の素株式会社 発明者 : 原 誠一 外4名

【課題】複雑な合成方法を経ることなく、簡便かつ高収率で安価にペプチドを製造できる新規酵素を提供すること。
【解決手段】カルボキシ成分とアミン成分とからのペプチド合成反応を触媒する新規酵素、この酵素を生産する微生物、およびこの酵素もしくは微生物を使用する安価なペプチドの製造方法。新たに見出したタキセオバクター属、サイクロバクテリウム属、またはサイクロセルペンス属に属する細菌からペプチドを効率良く合成する新規酵素を見出し、安価かつ簡便にペプチドを製造する方法を見出した。明細書 pdf >> かんたん特許検索


ホップ:遺伝子およびその発現調節領域を含む単離精製された核酸

2013年05月12日 | 医療 医薬 健康

出願番号 : 特許出願2006-175527 出願日 : 2006年6月26日
公開番号 : 特許公開2006-288401 公開日 : 2006年10月26日
出願人 : サッポロビール株式会社 発明者 : 岡田 行夫 外1名
発明の名称 : ホップ:遺伝子およびその発現調節領域を含む単離精製された核酸

【課題】ホップのルプリン腺毛において特異的に発現する遺伝子を含む単離精製された核酸を提供する。
【解決手段】ホップは雌雄異性であり、このうち雌性は球果を付け、この球果のルプリン腺毛にはビールに苦味や香りを付与する二次代謝産物が含有されている。また、この二次代謝産物の中には、薬効成分を有するものが含まれる。こうした有用な二次代謝産物の組成を遺伝子工学技術に基づき操作し、より有用な品種を育種するために、本発明はホップのルプリン腺毛において特異的に発現する遺伝子を含む単離精製された核酸を提供する。この核酸を用いることにより、形質転換技術や分子選抜技術等によるホップの新たな育種法を構築することが可能となる。また、本願はこのルプリン腺毛において遺伝子を特異的に発現させる転写調節領域を含む核酸を提供する。この核酸を用いてホップの品種改良を可能にすることもできる。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

2013年度昆虫DNA研究会第10回研究集会のご案内

2013年05月12日 | 催し イベント
 当会学術委員長の矢後勝也氏が世話人を務め、当会関係者も多く参加する以下の研究集会が近く開かれるので、ブログでも案内しておきたい。なお、締め切りが5月10日と迫っているので、参加を希望される方は早めに連絡されたい。

日程:2013年5月25日(土)、26日(日)
集会会場:東京大学本郷キャンパス理学部2号館4F大講堂
参加費:1,000円
懇親会会場:東京大学山上会館地下1F御殿食堂
懇親会:5,000円

http://bsj.blog.so-net.ne.jp/2013-05-06