バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

インボルクリン産生促進剤及び表皮角化正常化剤

2009年01月28日 | 健康・栄養機能性成分
出願番号 : 特許出願2006-176086 出願日 : 2006年6月27日
公開番号 : 特許公開2008-7412 公開日 : 2008年1月17日
出願人 : 丸善製薬株式会社 発明者 : 木曽 昭典
発明の名称 : インボルクリン産生促進剤及び表皮角化正常化剤
【課題】天然物の中から、表皮においてCE前駆体蛋白質であるインボルクリンの産生促進作用を有する成分を見出し、これらを有効成分として含有するインボルクリン産生促進剤並びに表皮角化正常化剤を提供する。
【解決手段】酵母、モモ、アロエ、ノイバラ、トウキンセンカ、アルニカ、ダイダイ、ラベンダー、オトギリソウ、ウンシュウミカン、メリッサ、ヘチマ及びスギナから選ばれる1種又は2種以上の抽出物がインボルクリン産生促進作用並びに表皮角化正常化作用を有することを利用する。明細書(Text) >> J-tokkyo

アンサマイシン系抗生物質の新規用途及び新規血管新生抑制物質のスクリーニング方法

2009年01月28日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2007-228342 出願日 : 2007年9月3日
公開番号 : 特許公開2008-1720 公開日 : 2008年1月10日
出願人 : 独立行政法人科学技術振興機構 発明者 : 七里 眞義 外1名
発明の名称 : アンサマイシン系抗生物質の新規用途及び新規血管新生抑制物質のスクリーニング方法

【課題】種々の疾病における血管新生抑制に有効で、かつ安全で実用性の高い新規血管新生抑制剤、及びそのスクリーニング方法を提供すること。
【解決手段】本発明の血管新生抑制剤の有効成分は、従来より結核治療やグラム陽性菌感染などの抗菌剤として広く使用されてきたリファンピシンやリファマイシンSV、或いは3-フォルミルリファマイシンのようなアンサマイシン系の抗生物質からなる。本発明の有功成分は、優れた血管新生抑制作用を有する。本発明の血管新生抑制剤は、悪性腫瘍、糖尿病性網膜症、網膜血管新生症、炎症性疾患における血管新生抑制、及び心血管リモデリングに伴う血管新生抑制等に有効で、それぞれの疾病の治療剤等として用いることができる。また、本発明のスクリーニング方法は、遺伝子発現に基づく血管新生抑制シグナルの検出により、血管新生抑制物質の効果的なスクリーニングを可能とする。明細書(Text) >> J-tokkyo

Gタンパク質共役型レセプターの作動剤および医薬

2009年01月28日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2007-138654 出願日 : 2007年5月25日
公開番号 : 特許公開2008-1690 公開日 : 2008年1月10日
出願人 : ファルマフロンティア株式会社 外1名 発明者 : 辻本 豪三 外1名
発明の名称 : Gタンパク質共役型レセプターの作動剤および医薬

【課題】Gタンパク質共役型レセプターの作動剤、及び該作動剤を有効成分として含有する各種医薬を提供する。
【解決手段】本発明のGタンパク質共役型レセプターの作動剤は、
一般式(I):


(式中、Rは置換されていても良い低級アルキル基を示す。)
で表されるチアゾリジン系化合物を有効成分として含有する。明細書(Text) >> J-tokkyo

グリコーゲンを有効成分とする肥満予防又は改善剤

2009年01月28日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2006-175871 出願日 : 2006年6月26日
公開番号 : 特許公開2008-1677 公開日 : 2008年1月10日
出願人 : 花王株式会社 発明者 : 鈴木 淳子 外4名
発明の名称 : 肥満予防・改善剤

【課題】肥満の予防又は改善に優れた効果を発揮すると共に、安全性が高い医薬品又は食品の提供。
【解決手段】グリコーゲンを有効成分とする肥満予防又は改善剤。明細書(Text) >> J-tokkyo

脂溶性還元型補酵素Q10組成物およびその製造方法

2009年01月28日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2006-175088 出願日 : 2006年6月26日
公開番号 : 特許公開2008-1669 公開日 : 2008年1月10日
出願人 : 株式会社カネカ 発明者 : 植田 貴志
発明の名称 : 脂溶性還元型補酵素Q10組成物およびその製造方法

【課題】 本発明は、食品、栄養機能食品、特定保健用食品、栄養補助剤、栄養剤、動物薬、飲料、飼料、化粧品、医薬品、治療薬、予防薬等の分野において、酸素に対する安定性が極めて高く、かつ還元型補酵素Q10が元来有する高い経口吸収性を兼ね備えた、還元型補酵素Q10を含有する脂溶性顆粒組成物およびその製造方法を提案することを課題とする。
【解決手段】 本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意研究した結果、油溶性化合物から成るマトリックス中に、還元型補酵素Q10を含有する油性成分が平均粒子径0.01~50μmのドメインを形成して多分散している、還元型補酵素Q10を含有する顆粒組成物が、高い酸化安定性と高い生体吸収性を兼ね備えた脂溶性の組成物であることを見出し、本発明を完成させた。明細書(Text) >> J-tokkyo

アポトーシス誘導物質を含むAIDS治療用医薬組成物

2009年01月28日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2004-298188 出願日 : 2004年10月12日
公開番号 : 特許公開2008-1598 公開日 : 2008年1月10日
出願人 : 独立行政法人理化学研究所 発明者 : 間 陽子 外2名

【課題】AIDS治療用医薬組成物の提供
【解決手段】 HIV-1のアクセサリー遺伝子vprがコードする96アミノ酸残基からなるVprタンパク質のカルボキシル末端の15アミノ酸残基を欠失した変異体タンパク質が極めて高い抗HIV活性を有することを見出し、完成されたものであり、以下の(a)又は(b)のタンパク質を含む医薬組成物を提供する。
(a) 配列番号2に示されるアミノ酸配列からなるタンパク質
(b) 配列番号2に示されるアミノ酸配列において1若しくは数個のアミノ酸が欠失、置換若しくは付加されたアミノ酸からなり、かつ、細胞のアポトーシス誘導活性を有するタンパク質  明細書(Text) >> J-tokkyo

キナーゼ阻害剤の創薬研究における計算化学の活用事例

2009年01月28日 | 医療 医薬 健康
Computational Chemistry in Kinase Knowledge-based Drug Discovery
佐藤秀行(グラクソ・スミスクライン(株) 開発本部)
月刊ファインケミカル 2009年1月号

 キナーゼの構造類似性に着目したSystems-based Researchでは,複数のキナーゼと阻害剤の複合体X線結晶構造を比較し,創薬研究に有用な相互作用をKnowledgeとして一般化することが可能である。このKnowledgeを,計算化学を用いる新規阻害剤の分子設計に応用することで,効率的かつ精度高い創薬研究が可能となる。

【目次】
1. はじめに
2. Knowledgeに基づくキナーゼ阻害剤の創薬研究
3. 計算化学を活用したGSK3β阻害剤の分子設計
4. CDK2阻害剤の結合状態解析
5. キナーゼ・ファーマコフォアを考慮したTie-2受容体キナーゼのホモロジーモデリング
6. おわりに
http://www.cmcbooks.co.jp/magazine/fine_0901.php

微量の薬で効果・副作用を予測 新薬開発に新たな手法

2009年01月28日 | 医療 医薬 健康
 臨床試験(治験)に先立ち、開発中の薬をごくわずか飲み、人体での効果や副作用を予測する技術の確立に向けた検証が、3カ年の計画でスタートした。人体への負担が少ないうえ、成功しそうにない治験は避けられ、1千億円ともいわれる新薬開発費を圧縮できる可能性がある。朝日新聞(Web版)2009年1月26日

人類は台湾経由で南太平洋へ ピロリ菌と言語で判明

2009年01月28日 | 生命科学 生物誌
 人類は約5千年前、ユーラシア大陸から台湾を経て南太平洋の島々に移り住んだらしいことが、人の胃に寄生し、胃がんなどの原因と考えられているピロリ菌の遺伝子の解析と、南太平洋の400の言語の解析という異なる方法で判明した。両方の論文が米科学誌サイエンス最新号に同時掲載された。朝日新聞(Web版)2008-01-27