バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

ヒト白血球型抗原領域に存在する新規遺伝子

2009年01月05日 | からだと遺伝子
出願番号 : 特許出願2000-378108 出願日 : 2000年12月12日
公開番号 : 特許公開2004-267003 公開日 : 2004年9月30日
出願人 : 猪子 英俊 発明者 : 猪子 英俊 外3名

発明の名称 : ヒト白血球型抗原領域に存在する新規遺伝子

【課題】HLA領域に存在する新規な遺伝子、該遺伝子がコードするポリペプチド、並びにそれらの製造および用途を提供することを課題とする。
【解決手段】HLA領域のゲノム配列につき、コンピュータプログラムを用いて発現配列の予測を行なうと供に、繰り返し配列を除いた該領域の塩基配列をデータベースを用いて相同性検索を行い、HLA領域内で機能的遺伝子の存在する可能性が高い発現配列を見い出した。予測された発現配列の情報を基にプライマーを設計し、ヒト肺cDNAライブラリーを鋳型として、ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)を実施し、これにより得られた増幅産物の塩基配列の決定を行なうことにより、目的の遺伝子を単離することに成功した。 明細書 >> J-tokkyo Text

5種ペプチドの大腸癌ワクチンがフェーズ1臨床試験で良好な結果

2009年01月05日 | 医療 医薬 健康
日本人の約60%が持つ白血球型抗原HLA-A*2402に対するペプチドのうち、大腸癌で高発現している3種類のペプチド(RNF43、TOMM34、KOC1)と、腫瘍新生血管内皮細胞で高発現している2種類のペプチド (VEGFR1、VEGFR2)を使った。
 このペプチドを選択したのは、腫瘍細胞特異的ペプチドと腫瘍新生血管特異的ペプチドといった標的の異なるペプチドを併用することで、高い抗腫瘍効果が期待できるためだ。 日経BP(Web版)NM online 2008-11-04

体脂肪や尿糖値、尿温度等を測定『インテリジェンストイレ 』 大和ハウスとTOTO

2009年01月05日 | 医療 医薬 健康
 大和ハウス工業とTOTOは、「尿糖値」「血圧」「体脂肪」「体重」「尿温度」を測定できる在宅健康チェックシステムを搭載した住宅用トイレ『インテリジェンストイレ II』を共同開発した。http://wiredvision.jp/blog/gadgetlab/200812/20081226161830.html

非消化性アミロース粒子、その製造方法

2009年01月05日 | 健康・栄養機能性成分
出願番号 : 特許出願2007-127433 出願日 : 2007年5月11日
公開番号 : 特許公開2008-280466 公開日 : 2008年11月20日
出願人 : 公立大学法人大阪府立大学 外2名 発明者 : 北村 進一 外8名

発明の名称 : 非消化性アミロース粒子、その製造方法、ならびにそれを含有する飲食品、医薬品および医薬部外品

【課題】実質的にα-アミラーゼによる分解を受けないアミロース粒子を提供すること、およびその製造方法を提供すること。
【解決手段】重量平均分子量が12,000~55,000で、かつ分子量分散度が1.25以下のアミロースから実質的になるアミロース粒子であって、かつ、α-アミラーゼによる分解を実質的に受けない、アミロース粒子。重量平均分子量が12,000~55,000で、かつ分子量分散度が1.25以下の酵素合成アミロースからなるアミロース粒子の製造方法もまた提供される。 明細書 >> J-tokkyo Text

アルツハイマー型痴呆症治療薬塩酸ドネペジルのプロドラッグ

2009年01月05日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2005-319382 出願日 : 2005年11月2日
公開番号 : 特許公開2008-280248 公開日 : 2008年11月20日
出願人 : エーザイ・アール・アンド・ディー・マネジメント株式会社 発明者 : 飯村 洋一 外1名

発明の名称 : アルツハイマー型痴呆症治療薬塩酸ドネペジルのプロドラッグ

【課題】本発明の目的は、塩酸ドネペジル投与後にまれにみられる嘔吐、下痢、悪夢などの副作用の緩解、軽減が期待できる化合物を提供することある。
【解決手段】一般式
【化1】


[式中Rは、置換されてもよいC1-6アルキル基、1ないし2のC1-6のアルキル基で置換されてもよいカルバモイル基、1ないし3の置換基で置換されてもよいアリールオキシカルボニル基、1ないし3の置換基で置換されてもよいC2-6アルカノイル基、または置換されてもよいアリールカルボニル基を示し、nは0または1の整数を示す]で表される化合物またはその医薬上許容される塩。 明細書 >> J-tokkyo Text

ネガティブホルモン活性および/または拮抗薬活性を有するレチノイド化合物の合成と使用

2009年01月05日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2008-106449 出願日 : 2008年4月16日
公開番号 : 特許公開2008-280346 公開日 : 2008年11月20日
出願人 : アラーガン、インコーポレイテッド 発明者 : エリオット・エス・クライン 外9名

発明の名称 : ネガティブホルモン活性および/または拮抗薬活性を有するレチノイド化合物の合成と使用

【課題】レチノイドとビタミンAとビタミンA前駆体が哺乳類に誘発する毒性を治療または予防し、かつレチノイド類で哺乳類を処置する際の有害なもしくは望ましくない副作用を予防しまたは改善する。さらに、他のレチノイド類およびステロイドホルモン類の生物活性を増大しかつリガンド未結合のレチノイン酸受容体の基礎活性を阻害する。
【解決手段】レチノイドネガティブホルモン様生物活性および/またはレチノイド拮抗薬用生物活性を有するアリール置換ベンゾピラン、ベンゾチオピラン、1,2-ジヒドロキノリンおよび5,6-ジヒドロナフタレンの誘導体を投与する。明細書 >> J-tokkyo Text

【2009年 業界予測】医薬品 再編の“第3幕”も

2009年01月05日 | 創薬 生化学 薬理学
■外資の標的、ジェネリック
 医薬品業界は近年、年々増大する新薬開発費用の捻出(ねんしゅつ)を規模の拡大でカバーするため、大型M&A(企業の合併・買収)を繰り返し業界勢力図を塗り替えてきた。2008年に主役を演じたのは日本勢。豊富な自己資本による海外製薬企業の買収が相次いだ。これに対し09年は舞台環境が異なることは必至。特許切れ新薬の成分を使う後発医薬品(ジェネリック)などの分野で、世界第2位の医薬品市場である日本を狙った、外資による日本企業の買収なども起こりそうだ。 FujiSankeiBusiness i.,2008-12-05