バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

部位特異的DNAメチル化検出プローブ

2008年02月11日 | からだと遺伝子
 さまざまな生物現象や病気などに関わっているエピジェネティクスの研究にお使いいただけます。従来の手法に比べて、サンプルにダメージを与えること無く、短時間かつ、わずかなサンプル量でゲノム中の目的となる位置でのDNAメチル化の量的解析などが可能となります。http://www.genedesign.co.jp/products/icon.html

2本鎖が免疫強化の鍵 DNAワクチンで大阪大

2008年02月11日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
 病原体の遺伝子断片を使う次世代ワクチンの「DNAワクチン」に、従来考えられていたのと異なる仕組みで免疫を強化する働きがあることを、大阪大の審良静男あきら・しずお教授らのチームがマウス実験で突き止め、七日付の英科学誌ネイチャーに発表した。
 塩基配列にかかわらずDNAの二本鎖そのものが、病原体を攻撃する白血球を活性化していた。「安全で効果の高いワクチン開発に役立ちそうだ」としている。
 DNAワクチンは病原体の遺伝子断片を体内で働かせて、攻撃の目印となる抗原を事前につくっておく手法。エイズやインフルエンザ予防などに広く研究されている。
 これまでは特定の配列を持つ一本鎖DNAが受容体にくっつき、免疫が高まると考えられていた。チームは今回、二本鎖DNAが細胞内に入るとTBK1という物質が働き、白血球を活性化するのを新たに確認。この免疫作用は一本鎖DNAの場合より強かった。中国新聞2008-02-07

微生物培養法による光学活性1,2-ジオール類の製造法

2008年02月11日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2000-194316 出願日 : 2000年6月28日
公開番号 : 特許公開2002-292 公開日 : 2002年1月8日
出願人 : ダイソー株式会社 発明者 : 鈴木 利雄 外2名

発明の名称 : 微生物培養法による光学活性1,2-ジオール類の製造法

【課題】 高光学純度で、且つ簡便で、安価な方法による光学活性1,2-ジオール類を得るための製法。
【解決手段】 下記式[1]



【化1】
(式中、Rはアルキル基、ヒドロキシ置換アルキル基、またはアルケニル基である。)で示されるラセミ体1,2-ジオール類を、アルカリゲネス属に属する微生物を好気的条件下培養増殖中の該菌体に作用させ、該培養液より回収することを特徴とする、下記式[2]



【化2】
(式中、Rは前掲と同じ。)で示される光学活性1,2-ジオール類の製造方法。


魚類用のイリドウイルス感染症,連鎖球菌感染症,及びこれ等の合併症に対する混合不活化ワクチン

2008年02月11日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願番号 : 特許出願2001-102973 出願日 : 2001年4月2日
公開番号 : 特許公開2002-3400 公開日 : 2002年1月9日
出願人 : 財団法人阪大微生物病研究会 発明者 : 真鍋 貞夫 外2名

発明の名称 : 魚類用のイリドウイルス感染症,連鎖球菌感染症,及びこれ等の合併症に対する混合不活化ワクチン

【課題】 養殖魚種の多様化に伴い,魚類に頻発する種々の感染症とこれ等の合併症は,化学療法剤の頻用による薬剤耐性菌の出現と共に,養殖魚の品質低下や,斃死魚や病魚の廃棄による生産コストの上昇をもたらし,かかる感染症への対策は今や,養殖業界の最重要課題になっている。
【解決手段】 魚類のイリドウイルス感染症と連鎖球菌感染症の両者,並びにこれ等の合併症の予防に有効かつ安全な混合不活化ワクチンとその製造方法を提供する.この発明により,上記の両感染症及びこれ等の合併症の予防が,地理的・時間的観点から迅速かつ省力的に,しかも,労力や経費の節減の結果,低コストで達成される。