バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

代謝調節剤として有用なマロニル-CoA脱炭酸酵素阻害剤

2008年02月13日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2007-185377 出願日 : 2007年7月17日
公開番号 : 特許公開2008-7510 公開日 : 2008年1月17日
出願人 : 中外製薬株式会社 発明者 : アルヘニウス トーマス 外7名

発明の名称 : 代謝調節剤として有用なマロニル-CoA脱炭酸酵素阻害剤

【課題】特定の代謝疾患および酵素マロニル-コエンザイムA脱炭酸酵素(マロニル-CoA脱炭酸酵素、MCD)の阻害によって調節される疾患を治療する際に有用な、新規化合物を提供する。
【解決手段】1,1,1-トリフルオロ-5-[メチル(フェニルメチル)アミノ]-2-(トリフルオロメチル)ペント-3-イン-2-オールなどの特定構造を有する化合物、それらのプロドラッグ、および薬学的に許容される塩。該化合物は、マロニル-コエンザイムA脱炭酸酵素の阻害を通じて、心血管疾患、糖尿病、アシドーシス、癌、および肥満を予防、管理および治療に有効である。

NK4遺伝子または組換えNK4蛋白質からなる医薬

2008年02月13日 | からだと遺伝子
出願番号 : 特許出願2007-212194 出願日 : 2007年8月16日
公開番号 : 特許公開2008-7514 公開日 : 2008年1月17日
出願人 : クリングルファーマ株式会社 外1名 発明者 : 中村 敏一 外1名

発明の名称 : NK4遺伝子または組換えNK4蛋白質からなる医薬

【課題】本発明は、癌の原発腫瘍に対し有効な治療剤、より詳細には癌の予防・治療に有効なNK4遺伝子治療剤及び組換えNK4蛋白製剤を提供する。また、本発明は、癌の転移に対しても有効な治療剤、より詳細には癌転移の予防・治療に有効なNK4遺伝子治療剤及び組換えNK4蛋白製剤を提供する。
さらに、本発明は、癌を含む血管新生により生じる疾患に対し有効な治療剤、より詳細には血管新生により生じる疾患に対し有効なNK4遺伝子治療剤及び組換えNK4蛋白製剤を提供する。
【解決手段】配列番号:1または配列番号:2で表される塩基配列を含有するDNAまたは該DNAとストリンジェントな条件下でハイブリダイズするDNAを含有するDNA。

ラットまたはマウスの前癌病変の検出方法および物質の発癌性のスクリーニング方法

2008年02月13日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2006-182895 出願日 : 2006年7月2日
公開番号 : 特許公開2008-11709 公開日 : 2008年1月24日
出願人 : 財団法人大阪産業振興機構 発明者 : 鰐渕 英機

発明の名称 : ラットまたはマウスの前癌病変の検出方法および物質の発癌性のスクリーニング方法

【課題】 マウスまたはラットにおける前癌病変または癌病変を確実に検出する検出方法と、物質に起因する発癌性を予測するスクリーニング方法とを提供する
【解決手段】 本発明のラットまたはマウスの前癌病変または癌病変の検出方法は、ラットまたはマウス細胞に特異的に発現するサイトケラチン8の遺伝子の発現を検出することにより行う。

がんの転移の判定方法及び判定装置

2008年02月13日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2006-355544 出願日 : 2006年12月28日
公開番号 : 特許公開2008-17832 公開日 : 2008年1月31日
出願人 : シスメックス株式会社 発明者 : 中林 一樹 外4名

発明の名称 : がんの転移の判定方法及び判定装置

【課題】生体から採取された組織又は細胞が属する組織へのがんの転移をより正確に判定することができる判定方法及び判定装置を提供する。
【解決手段】生体から採取された組織又は細胞中のがんマーカーの絶対量を測定する測定工程;及び
前記測定された絶対量と予め決められた閾値とを比較することにより前記組織又は前記細胞が属する組織へのがんの転移を判定する判定工程
を含むがんの転移の判定方法及び該方法に基づく判定装置により、上記の課題を解決する。

DNA合成反応を促進する添加剤

2008年02月13日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2007-233740 出願日 : 2007年9月10日
公開番号 : 特許公開2008-17851 公開日 : 2008年1月31日
出願人 : 東洋紡績株式会社 発明者 : 北林 雅夫 外3名

発明の名称 : DNA合成反応を促進する添加剤

【課題】鋳型核酸からDNAの生成及び更なるDNA増幅を行う際にポリメラーゼ連鎖反応(PCR)に有用な新規組成物及び方法の提供。
【解決手段】DNAを合成する酵素反応においてDNA合成の促進に効果のある陰イオン物質を含有することを特徴とする反応液組成物。具体的には、ジカルボン酸塩からなる2価のカルボキシルイオン、中でも特にしゅう酸イオン,マロン酸イオン,マレイン酸イオンの少なくとも1種類を含有する反応液組成物。

がん転移判定方法

2008年02月13日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2007-146821 出願日 : 2007年6月1日
公開番号 : 特許公開2008-20438 公開日 : 2008年1月31日
出願人 : シスメックス株式会社 発明者 : 高田 英基 外1名

発明の名称 : がん転移判定方法

【課題】高い信頼性でがんのリンパ節転移を判定できる方法を提供すること。
【解決手段】生体から採取されたリンパ節組織を用いて調製された検出試料中のサイトケラチンに関連するポリペプチドを定量する工程、及び前記ポリペプチドの定量結果に基づいて前記リンパ節へのがん細胞の転移を判定する工程、を含むがんのリンパ節転移判定方法を提供する。この方法によると、より高い信頼性でがんのリンパ節転移を判定することができる。

スフェロイドを簡易な培養手法

2008年02月13日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2006-197117 出願日 : 2006年7月19日
公開番号 : 特許公開2008-22743 公開日 : 2008年2月7日
出願人 : SCIVAX株式会社 発明者 : 小澤 ふじ子 外3名

発明の名称 : 新規スフェロイド及びスフェロイドの製造方法、薬剤スクリーニング、毒性評価、病体モデル動物の製造へのスフェロイドの使用、スフェロイド細胞培養キット、抗体のスフェロイド形成のための使用、レクチンのスフェロイド形成のための使用、細胞接着分子のスフェロイド形成のための使用

【課題】 スフェロイドを簡易な培養手法で大量に製造すること。
【解決手段】 抗体、レクチン、細胞接着分子等の、細胞表面に存在する物質又は細胞膜自体を認識する物質を細胞凝集剤として含むスフェロイド及びスフェロイド細胞群、及び培地中で目的の細胞と細胞凝集剤とを接触させ、一定期間細胞を培養することで、スフェロイドを製造する方法、並びにかかるスフェロイドを使用した薬効物質のスクリーニング方法、毒性評価方法、病態モデル動物の調製方法。

Nox4阻害剤・抑制剤のスクリーニング方法とその利用

2008年02月13日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2006-222753 出願日 : 2006年7月24日
公開番号 : 特許公開2008-22841 公開日 : 2008年2月7日
出願人 : 株式会社プリヴファーマ 外1名 発明者 : 鎌田 徹

発明の名称 : Nox4阻害剤・抑制剤のスクリーニング方法とその利用

【課題】Nox4阻害剤・抑制剤候補の中から効能の高いNox4阻害剤・抑制剤をスクリーニングする方法、また、上記方法によって探索した効力の高いNox4阻害剤・抑制剤を有効成分として含有させ、膵臓がん、メラノーマ、グリオーマ(脳腫瘍)等のがん治療用医薬組成物を提供する。
【解決手段】AKT/ASK1へのシグナル伝達阻害を指標に、候補物質から有効なNox4阻害剤・抑制剤を効果的に探索する。当該スクリーニング方法で探索されたNox4阻害剤・抑制剤は、生存する膵臓がん、メラノーマ、グリオーマを含むがん組織細胞の増殖を抑えることができる。

ガン細胞の老化、アポトーシス誘導剤

2008年02月13日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2006-196050 出願日 : 2006年7月18日
公開番号 : 特許公開2008-24606 公開日 : 2008年2月7日
出願人 : 独立行政法人産業技術総合研究所 発明者 : ワダワ レヌー 外1名

発明の名称 : ガン細胞の老化、アポトーシス誘導剤

【課題】本発明の課題は、CARFの機能をさらに詳細に検討し、その解明をとおして新たな抗ガン剤の提供。
【解決手段】CARFの発現抑制剤あるいは不活性化剤を抗ガン剤として使用する。これらCARFの発現抑制剤あるいは不活性化剤は、ガン細胞に対する老化、アポトーシス誘導剤として機能する。CARF抑制剤としてはこれを標的とするsiRNAあるいはその発現ベクターである。またCARFの不活性化剤としてはこれに対する抗体であることを特徴とする。

ピロリ菌の生育環境を破壊する

2008年02月13日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
出願番号 : 特許出願2006-225871 出願日 : 2006年7月25日
公開番号 : 特許公開2008-24690 公開日 : 2008年2月7日
出願人 : 小嶋 英文 発明者 : 小嶋 英文

発明の名称 : 胃酸分泌抑制剤

【課題】 従来の胃癌・潰瘍等疾患に於いて、その原因が不明確で、なかなか具体的治療が出来なかった。厄介なピロリ菌の引き起こす胃癌については尚更その治療が困難を極めた。適格に胃酸の分泌を抑え、胃の環境を変化すれば効果的であることに気付き、テストを繰り返した結果効果が現れた。
【解決手段】 牧野草カキドウシを採取後乾燥させ、エタノールに漬け込み3箇月間インキュベートし、米粉等に混ぜ、半煉り状にし、熱煮沸湯に通す。これを乾燥させれば出来上がり。一日三回六錠を基に加減して服用することで、胃酸の分泌を抑え胃の粘液を希薄化させて、ピロリ菌の生育環境を破壊することで目的を達する。