出願番号 : 特許出願平10-545865 出願日 : 1998年3月20日
公表番号 : 特許公表2001-523096 公表日 : 2001年11月20日
出願人 : エム ユー エス シー ファンデーション フォーリサーチ ディベロップメント 発明者 : ヴルネキス,ジョン,エヌ. 外2名
発明の名称 : 乳癌の診断および治療のための方法ならびに組成物
本発明は、乳癌組織および細胞系、ならびに数種の正常組織において1.35kbのRNAとして特異的に発現される新規な遺伝子Di12に関する。全長cDNAは339個のアミノ酸からなるタンパク質をコードする。乳癌細胞系および腫瘍におけるDi12の発現を研究するために、この遺伝子産物に対する抗体が開発された。Di12タンパク質は浸潤性の腺管癌(IDC)の組織切片に見出されたが、良性または正常な乳房検体には存在しなかった。Di12はIDC乳癌患者の血清中にも存在し、その発現レベルは、IDCがリンパ節転移または離れた転移を伴う場合に著しく増加していた。IDCは臨床的に見られる乳癌の約70%を占めるので、Di12発現レベルは疾病を診断し、その進行を予測し、治療処置をモニターするのに有用である。
公表番号 : 特許公表2001-523096 公表日 : 2001年11月20日
出願人 : エム ユー エス シー ファンデーション フォーリサーチ ディベロップメント 発明者 : ヴルネキス,ジョン,エヌ. 外2名
発明の名称 : 乳癌の診断および治療のための方法ならびに組成物
本発明は、乳癌組織および細胞系、ならびに数種の正常組織において1.35kbのRNAとして特異的に発現される新規な遺伝子Di12に関する。全長cDNAは339個のアミノ酸からなるタンパク質をコードする。乳癌細胞系および腫瘍におけるDi12の発現を研究するために、この遺伝子産物に対する抗体が開発された。Di12タンパク質は浸潤性の腺管癌(IDC)の組織切片に見出されたが、良性または正常な乳房検体には存在しなかった。Di12はIDC乳癌患者の血清中にも存在し、その発現レベルは、IDCがリンパ節転移または離れた転移を伴う場合に著しく増加していた。IDCは臨床的に見られる乳癌の約70%を占めるので、Di12発現レベルは疾病を診断し、その進行を予測し、治療処置をモニターするのに有用である。