バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

セルロース系バイオマスからアルコールの製造法

2005年10月31日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2004-75590 出願日 : 2004年3月17日
公開番号 : 特許公開2005-261239 公開日 : 2005年9月29日
出願人 : 株式会社日本製鋼所 発明者 : 大野 秋夫 外3名

発明の名称 : 低級アルコールの製造法

【課題】 セルロース系バイオマス資源から直接エタノール等の低級アルコールを効率よく製造する方法の提供。
【解決手段】 セルロース系物質及び/又はセルロース系物質由来の糖質を含む培地で、ジオバシラス属に属し、セルロース系物質及び/又はセルロース系物質由来の糖質から低級アルコールを生産する能力を有する微生物を培養し、培養物から低級アルコールを採取することを特徴とする低級アルコールの製造法。

リグナン系抗酸化剤及びその製造法

2005年10月31日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願平11-327924 出願日 : 1999年11月18日
公開番号 : 特許公開2001-139579 公開日 : 2001年5月22日
出願人 : サントリー株式会社 発明者 : 中井 正晃 外2名

発明の名称 : リグナン系抗酸化剤及びその製造法

【課題】 リグナン化合物であるセサミンなどは活性酸素などのラジカルに対する消去活性が弱い。この抗酸化性を増強するためには、リグナン化合物中のメチレンジオキシフェニル基をカテコール基に変換すること必要であると考えられたが、従来の化学合成法では、そのような変換を行うことは困難であった。
【解決手段】 リグナン化合物を超臨界状態の水と反応させることにより、リグナン化合物中のメチレンジオキシフェニル基をカテコール基に変換することができ、その結果原料であるセサミンまたはエピセサミンと比較して、顕著な抗酸化活性を有することが示された。

出願番号 : 特許出願平3-212295 出願日 : 1991年8月23日
公開番号 : 特許公開平5-51388 公開日 : 1993年3月2日
出願人 : サントリー株式会社 発明者 : 秋元 健吾 外3名

発明の名称 : 過酸化脂質生成抑制剤

【目的】 安全性の高い過酸化脂質生成抑制剤を提供する。
【構成】 セサミン及び/又はエピセサミンを有効成分とする過酸化脂質生成抑制剤。


新たながん抑制遺伝子 前立腺がん、治療に応用も

2005年10月31日 | 医療 医薬 健康
 正常細胞にあるのにがん細胞でほとんど発現していない特定の遺伝子が、前立腺がんを選択的に細胞死(アポトーシス)に導くことを岡山大の公文裕巳教授(泌尿器病態学)、許南浩教授(細胞生物学)らのグループが30日までに突き止めた。共同通信京都新聞2005-10-30

「万能細胞」で新薬開発へ NEDOなどが開発に着手

2005年10月31日 | NEWSクリッピング
 ヒトの受精卵から作った胚(はい)性幹細胞(ES細胞)を新しい医薬品の評価に使う技術開発事業を、独立行政法人「新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)」が始める。ES細胞は長期間、無限に増殖でき、体のあらゆる組織や臓器に育つ可能性を持つ「万能細胞」とされ、この特性を生かす取り組みだ。 Asahi.Com.,2005年10月29日

デンプンからアルコールを製造する方法

2005年10月31日 | 菌類 細菌
国際出願番号 : PCT/JP2002/008234 国際出願日 : 2002年8月12日
国際公開番号 : WO2003/016525 国際公開日 : 2003年2月27日
出願人 : 390006264 発明者 : 福田 秀樹 外4名

発明の名称 : デンプンからアルコールを製造する方法

グルコアミラーゼを表層に提示し、かつα-アミラーゼを分泌するように構築したプラスミドを酵母に組込み、この酵母をデンプンを基質として生育させることにより、デンプンから直接かつ効率よくアルコール発酵できる。この酵母は、グルコアミラーゼとα-アミラーゼとをそれぞれ細胞表層に提示する酵母、α-アミラーゼを細胞表層に提示しグルコアミラーゼを分泌する酵母、およびグルコアミラーゼを細胞表層に提示する酵母に比べて、デンプンからのアルコール発酵能に優れ、さらに、Streptcoccus bovis由来のα-アミラーゼを用いると無蒸煮デンプンから直接的にエタノールを生産できる。また、グルコアミラーゼおよびα-アミラーゼを糖鎖結合タンパク質の凝集機能ドメインとの融合タンパク質として細胞表層に提示する酵母を用いることもできる。