バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

味の素、血中アミノ酸濃度による健康チェック法「アミノインデックス」を開発

2005年10月14日 | 医療 医薬 健康
"アミノインデックス"の取り組み
~血中アミノ酸濃度による世界初の健康チェック法~

 味の素株式会社(社長:山口範雄 本社:東京都中央区)は、血液中のアミノ酸濃度を統計的に解析して健康状態を判断する手法を研究開発し、これを"アミノインデックス"と命名しました。少量の血液サンプルで短時間に健康状態を調べることができ、将来、健康診断などに役立てたいと考えています。日経・プレリリース2005-10-14

味の素、アミノ酸の数式化で健康状態を判断
[2005年10月14日/日経産業新聞]

発癌抑制機能食品評価方法

2005年10月14日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2004-82980 出願日 : 2004年3月22日
公開番号 : 特許公開2005-265802 公開日 : 2005年9月29日
出願人 : 佐々木 一正 外2名 発明者 : 佐々木 一正 外3名

発明の名称 : 発癌抑制機能食品評価方法

【課題】 発癌促進酵素の酵素機能を抑制する性質を持つ食品を見つけ出す発癌抑制機能食品評価方法。
【解決手段】 発癌促進酵素を誘導した試験動物に被試験食品を投与した後、あるいは、被試験食品を投与した試験動物に発癌促進酵素を誘導した後に、発癌促進酵素の活性の変化を計測し、その結果から被試験食品の発癌抑制効果を評価する。

生体内に誘導されるcytochrome-P450の検出に基づく食品の安全性評価を目的とした光ファイバセンシングシステムの開発  
  臼井敦; 山川功; 齋藤雄太; 高橋朝子; 渡部智希; 佐々木一正; 数坂昭夫 
  電子情報通信学会技術研究報告:光ファイバ応用技術 102(485),51-55,(2002)

水で戻すと生き返る動物組織

2005年10月14日 | NEWSクリッピング
- 昆虫の不思議な生命現象の解明 -

  アフリカに棲むネムリユスリカは、乾燥した状態で何年も生き延びる不思議な昆虫である。我々は、このネムリユスリカの乾燥休眠の謎解きに挑戦し、高等生物の細胞・組織が自律的に乾燥休眠し得ることを発見した。すなわち、ネムリユスリカの乾燥休眠は糖類の爆発的合成・蓄積によって可能となっていること、休眠には48時間以上の準備期間が必要なこと、さらに、この休眠の準備には脳などの中枢が関与していないことを明らかにした。独立行政法人 農業生物資源研究所

◇驚異の「鉄人」幼虫、雑誌付録に 学研が採用検討

 零下200度の低温に耐え、濃度100%のアルコールも、沸騰したお湯の熱さもへっちゃら。驚くべき生命力をもつアフリカ産の小さな蚊の幼虫が、科学教材として来年にも登場しそうだ。記事本文>>朝日新聞 2005年10月13日

カンキツ類の機能性成分(その1)

2005年10月14日 | 植物&農業
出願番号 : 特許出願2004-40245 出願日 : 2004年2月17日
公開番号 : 特許公開2005-229836 公開日 : 2005年9月2日
出願人 : 株式会社 ア・ファーマ近大 外1名 発明者 : 久保 道▲徳▼ 外1名

発明の名称 : 柑橘類の搾汁残渣の粉末、果汁をほとんど含んでいない未熟柑橘類の粉末の製造方法、その粉末及び混合物

【課題】 柑橘類の搾汁残渣、及び果汁をほとんど含んでいない未熟柑橘類が有している機能性成分の機能を十分に持ち、低コストで製造出来、かつ柑橘類、及び果汁をほとんど含んでいない未熟の柑橘類のもっている自然の色、風味(味、香り)を損なわない粉末を製造すること、その製造による粉末、及び機能性成分の各機能をさらに強化するための混合物を提供すること。
【解決手段】 柑橘類の果実を搾汁した後に生じた残渣を水で洗浄し、急速冷凍し、保冷庫で保管し、解凍し、スライスし、水分を5%以下になるまで遠赤外線を使用した乾燥機で乾燥させ、粉末製造機にて粉末にすること、から製造されることからなる。


出願番号 : 特許出願2004-90131 出願日 : 2004年3月25日
公開番号 : 特許公開2005-270026 公開日 : 2005年10月6日
出願人 : 三重県 外1名 発明者 : 市ノ木山 浩道 外3名

発明の名称 : カンキツ類の幼果を原料とする機能性成分含有食品素材およびその製造方法

【課題】 カンキツ類の幼果を原料として、その機能性成分を安定保持しつつ、食感に優れかつ苦みを除去した食品素材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明のカンキツ類の幼果を原料とする機能性成分含有食品素材の製造方法は、カンキツ類の幼果を粉砕する予備工程と、該粉砕物に苦み成分除去酵素および発酵微生物を添加して嫌気性発酵を行なう改質工程とを備えてなることを特徴とする。上記苦み成分除去酵素がナリンギナーゼであり、上記発酵微生物が乳酸菌であることを特徴とする。また、上記改質工程において、果皮質分解酵素を添加することを特徴とする。


出願番号 : 特許出願2004-31427 出願日 : 2004年2月6日
公開番号 : 特許公開2005-218395 公開日 : 2005年8月18日
出願人 : 株式会社えひめ飲料 発明者 : 菅原 邦明 外2名

発明の名称 : 食後過血糖予防・改善用機能性食品素材及びその製造方法

【課題】 柑橘類から果汁を製造する際に副産物として生ずる、フィニッシャーパルプ及び/又は遠心分離パルプを有効利用成分として含有する食品素材、その製造方法、及びその素材を使用した食品を提供する。
【解決手段】 フィニッシャーパルプ、遠心分離パルプ及び/又はこれらのパルプを洗浄したものを有効成分として含有する、α-アミラーゼ活性阻害作用及びα-グルコシダーゼ活性阻害作用を有することを特徴とする食後過血糖予防・改善用機能性食品素材、その製造方法、及びこの機能性食品素材を原料として配合したダイエット食品、サプリメント、パン類などの食後過血糖予防・改善用食品。
【効果】 柑橘類を加工する際に生ずる副産物を有効利用した、新しい機能性食品素材を提供することができる。