酒粕から血圧低下機能の食品素材

　日本新薬株式会社（京都市南区、社長：初山一登）と月桂冠株式会社（京都市伏見区、社長：大倉治彦）は、血圧低下に関係する酒粕中の物質に着目した機能性食品素材「酒粕ペプチド」を共同開発しました。日本新薬が2006年3月から食品メーカーなどに向け発売します。製造は月桂冠が行い、酒粕を加工してペプチドを取り出し粉末化した食品素材を供給します。 月桂冠プレリリース2005-09-28
<参考資料＞
出願番号 : 特許出願２００３－５５９７２ 出願日 : ２００３年３月３日
公開番号 : 特許公開２００４－２６１１１９ 公開日 : ２００４年９月２４日
出願人 : 月桂冠株式会社 発明者 : 大浦 新 外５名

発明の名称 : 機能性健康飲食品

【解決手段】酒粕及び米麹を含有し、所望する場合は更に、砂糖、蜂蜜、水アメ、ステビア等の甘味料、乳酸、酒石酸、グルコン酸等の酸味料、着香料、着色料、食塩、デンプン、ショウガ、水等の各種成分を含有する機能性健康飲食品。
【効果】本機能性健康飲食品は、直接飲用又は食用に供するだけでなく、飲食品素材としても使用可能であって、肥満抑制、血中脂質改善、血圧降下、健忘症抑制に有効であり、安全性にも問題はないので、医薬用途のみでなく保健用途にも長期間服用することができる。

γ-アミノ酪酸GABAの製造技術

γ-アミノ酪酸GABAを含んだ食品の製造
　　http://riibs.hp.infoseek.co.jp/gaba-food.htm

水浸漬によるソバ穀実中のGABA（γ－アミノ酪酸）含有量の変動
ソバを水に浸漬するとγ－アミノ酪酸含有量が増加する浸漬開始から12時間以上の含有量は、同じ処理を行ったコメの含有量を大きく上回る。
http://www.affrc.go.jp/ja/db/seika/data_nfri/h16/pdf/h16p62.pdf

γ-アミノ酪酸高含有カボチャ製品の血圧上昇抑制作用について
鵜澤昌好・大森正司
　　榮養學雑誌 60(5),239-242,2002100

RIIBS Japan技術資料＞＞http://riibs.hp.infoseek.co.jp/gaba.htm

ホソカワ粉体技術研究所がアンジェスMG の核酸医薬をDDS 用ナノ粒子に封入成功

炎症性皮膚疾患を対象とした「核酸DDS 製剤」としての評価を開始
ホソカワ粉体技術研究所は、アンジェスＭＧから、かねてより生体適合性かつ生体吸収性ナノ粒子の中にNFκB デコイオリゴを封入したコンポジットナノ粒子を製作する研究を委嘱されていましたが、今回、その封入に成功致しました。
http://www.hosokawamicron.co.jp/main/1news/pdf/news20051003.pdf

植物成分：生体コラーゲン合成促進剤

生体コラーゲン合成促進剤用組成物
　　今井 昇治 外２名 （松浦薬業株式会社）
　　特許公開２００５－２５５５２７
　パフィア属に属する植物およびキランソウ属に属する植物からなる群から選ばれる少なくとも１種の植物の粉末、抽出物または該抽出物の粗精製物もしくは精製物を有効成分として含む生体コラーゲンの合成促進剤を提供する。本発明の生体コラーゲン合成促進剤は、生体内でのコラーゲン生合成を促進し、組織合成能を回復することが可能であり、加齢変化に伴う組織の疲労、機能の低下を改善することが出来、更には、褥瘡など様々な皮膚創傷、骨粗鬆症等にも効果を発揮するものである。そして生薬由来のものを有効成分としているため、副作用が比較的少なく、長期間投与が可能である。

生体コラーゲン合成促進剤
　　松浦 敬一ほか　（松浦薬業株式会社）
　　特開２００３－２７７２８６
　パフィア属に属する植物およびキランソウ属に属する植物からなる群から選ばれる少なくとも１種の植物の粉末、抽出物または該抽出物の粗精製物もしくは精製物を有効成分として含むことを特徴とする生体コラーゲン合成促進剤

コラーゲン合成促進剤
　　宇佐見　忠男ほか（松浦薬業株式会社）
　　特開２００４－３５５２７
　ラポンティクム属に属する植物から選ばれる１種または２種以上の植物粉末および／または抽出物および／または該抽出物の粗精製物および／または精製物を含むことを特徴とするコラーゲン合成促進剤

http://www.matsuura-gp.co.jp/index.html