バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

デンプンからアルコールを製造する方法

2005年10月31日 | 菌類 細菌
国際出願番号 : PCT/JP2002/008234 国際出願日 : 2002年8月12日
国際公開番号 : WO2003/016525 国際公開日 : 2003年2月27日
出願人 : 390006264 発明者 : 福田 秀樹 外4名

発明の名称 : デンプンからアルコールを製造する方法

グルコアミラーゼを表層に提示し、かつα-アミラーゼを分泌するように構築したプラスミドを酵母に組込み、この酵母をデンプンを基質として生育させることにより、デンプンから直接かつ効率よくアルコール発酵できる。この酵母は、グルコアミラーゼとα-アミラーゼとをそれぞれ細胞表層に提示する酵母、α-アミラーゼを細胞表層に提示しグルコアミラーゼを分泌する酵母、およびグルコアミラーゼを細胞表層に提示する酵母に比べて、デンプンからのアルコール発酵能に優れ、さらに、Streptcoccus bovis由来のα-アミラーゼを用いると無蒸煮デンプンから直接的にエタノールを生産できる。また、グルコアミラーゼおよびα-アミラーゼを糖鎖結合タンパク質の凝集機能ドメインとの融合タンパク質として細胞表層に提示する酵母を用いることもできる。

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