オハイオ州立大学の研究者等が、牛の第一胃(rumen)に外科手術で埋め込んだ套管(カニューラ、cannula)を使って抽出した約0.5 リットルのルーメン液で、約600mV の電力を発生させたと発表。
ルーメン液自体がエネルギー源として使用されるわけではないものの、その液中および牛糞の中にも存在する微生物が電気を発生する優れた資源になりうるという。同調査研究の結果は、首都ワシントンで8 月31 日に開催された米国化学会年次会合で発表された。(Ohio State University News Release)出典:NEDO海外ニュースNo.964(2005-10)