- 昆虫の不思議な生命現象の解明 -
アフリカに棲むネムリユスリカは、乾燥した状態で何年も生き延びる不思議な昆虫である。我々は、このネムリユスリカの乾燥休眠の謎解きに挑戦し、高等生物の細胞・組織が自律的に乾燥休眠し得ることを発見した。すなわち、ネムリユスリカの乾燥休眠は糖類の爆発的合成・蓄積によって可能となっていること、休眠には48時間以上の準備期間が必要なこと、さらに、この休眠の準備には脳などの中枢が関与していないことを明らかにした。独立行政法人 農業生物資源研究所
◇驚異の「鉄人」幼虫、雑誌付録に 学研が採用検討
零下200度の低温に耐え、濃度100%のアルコールも、沸騰したお湯の熱さもへっちゃら。驚くべき生命力をもつアフリカ産の小さな蚊の幼虫が、科学教材として来年にも登場しそうだ。記事本文>>朝日新聞 2005年10月13日
アフリカに棲むネムリユスリカは、乾燥した状態で何年も生き延びる不思議な昆虫である。我々は、このネムリユスリカの乾燥休眠の謎解きに挑戦し、高等生物の細胞・組織が自律的に乾燥休眠し得ることを発見した。すなわち、ネムリユスリカの乾燥休眠は糖類の爆発的合成・蓄積によって可能となっていること、休眠には48時間以上の準備期間が必要なこと、さらに、この休眠の準備には脳などの中枢が関与していないことを明らかにした。独立行政法人 農業生物資源研究所
◇驚異の「鉄人」幼虫、雑誌付録に 学研が採用検討
零下200度の低温に耐え、濃度100%のアルコールも、沸騰したお湯の熱さもへっちゃら。驚くべき生命力をもつアフリカ産の小さな蚊の幼虫が、科学教材として来年にも登場しそうだ。記事本文>>朝日新聞 2005年10月13日