山形の過去、現在、未来

写真入りで山形の歴史、建物、風景を紹介し、併せて社会への提言も行う

分水嶺のかなたの蔵の街 宮城県村田町(1)

2007-07-07 21:53:02 | 建物

↑ [左上]村田町に寄贈された紅花豪商「山正」(やましょう)の店蔵  [左下]店蔵の格子戸越しに見える土蔵造りの雑貨店 [右]左下と同じ店蔵(山正と同系) →クリックで拡大

 ↑これだけ蔵店が並ぶと壮観! 東北地方では稀少価値
  その他の写真はすべて「山正」の屋敷内(記念館として保存) →クリックで拡大

 みちのくを二分けざまに聳える蔵王連峰の向こう側の小盆地に「ミニ山形」「ミニ川越」ともいうべき紅花豪商と土蔵家並みがすばらしい小さな町があり、今日グループで訪れた。
 ここは宮城県だが、昔は紅花の商いで財をなした豪商の屋敷が軒を連ね、現在でも存分にその栄華の面影を偲ぶことができる。
 昨年は同じ宮城県の「みやぎの明治村」というべき「登米市」を訪れたが、今日の村田町は「みやぎの小京都」と呼ばれている。でも、歴史的に紅花取引により“本場”の山形との関係も深く、「小山形」的性格も濃厚と感じた。

 ※ 「山正」の内部は向かいの雑貨店の方が案内してくれた。感謝!(日曜は休館)
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