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谷中は庶民の街でもあるが文化人の街でもある。上の建物は彫刻界の巨人平櫛田中氏の邸宅とアトリエ(左) たいとう歴史都市研究会が管理している 通常は非公開(時折イベントで公開)だが、HK氏の好意により内覧もできた
1月22日の午前は横浜根岸の洋館つき住宅を見学し、午後は東京の谷中界隈の街歩きをやった。
案内してくださったのは「たいとう歴史都市研究会」のHK氏。
谷中といえば、谷中墓苑と寺院群だけでなく、庶民の生活の匂いが漂う街として町屋造りの古い商店などが点在し、映画「三丁目の夕日」を彷彿とさせる路地が入り組み、「古き良き昭和」を求めて街歩きする人たちが増えているようだ。
だが、一方で「古い木造建築は防火防災上きわめて危険」とみなす風潮も特に行政の間で強まっている。
それでも古い木造の建物の良さを訴えて保存・活用の活動を行っている人たちもある。
その中の一つがこの「たいとう歴史都市研究会」である。
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↑ ①活動拠点でもある喫茶店カヤバ 客の出入りはかなり頻繁であった ②旧市田鄭 現在は数名の学生が住み込んで維持されている ③「間間間」さんけんま 尺八のワークショップなどがなされている ④谷中墓苑内にある徳川慶喜公の墓域 ◆たいとう歴史都市研究会については下記ホームページhttp://taireki.com/map/index.html
むろん「たいとう」とは台東区のことだが、とりわけ谷中を中心とした地域の木造建築に関しての活動であり、実際に4棟の建造物の保存・活用を手掛けている。
それでHK氏にはそれら4棟をすべて案内していただいた。
それだけでなく、途中、ごく近隣の寛永寺の本堂や東京芸術大学入口、谷中墓苑をも訪れることができた。
最後に活動拠点でもある喫茶店「カヤバ」に戻り、会幹部のSA氏ともしばし懇談した。
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寛永寺の豪華絢爛な唐門 鶯谷駅の近く 南向かいは東京国立博物館
◆山形市中心街の自転車道の問題を姉妹ブログで論じているので、こちら(↓)もご覧いただきたい。
http://blog.goo.ne.jp/ezoben-k